2002/12/27付け読売新聞によると、DCI日本支部というNGOが、 わくわくプラザに関する見解書を
川崎市に提出し、わくわくプラザ事業の中止を求めたそうです。
→ [DCI日本支部の見解書(第二次案)]

しかし、この見解書には不明な点が多く、川崎・保育園ファイターズでは、 DCI日本支部に対して、
公開質問状を2003/1/16に送付しました。
回答があり次第、掲示いたします。

2003/1/28:
DCI日本支部から返事(回答ではない)が来ました。
『見解書に対する川崎市の回答待ちなので、その後、 ファイターズ質問状への対応を検討する』とのことです。

2003/1/29:
DCI日本支部と川崎市が会談。 じきファイターズにも回答があることでしょう。

2003/4/28:
DCI日本支部からの回答が無いため、 DCI日本支部事務局長世取山洋介様あてに、 「貴会あて提出させていただいた質問状回答の件、その後、 どうなりましたでしょうか?」 と確認のメールを送りました。

2003/6/27:
DCI日本支部が見解書(第二次案)を出してから、ちょうど半年経ちました。 公開質問状に対する回答はまだありません。

2003/11/9:
公開質問状に対する回答はまだありませんので、ネット上で署名を集めることにしました。
DCI日本支部の回答を読んでみたいという方は、 ファイターズ掲示板2の 「DCI日本支部あて公開質問状への回答要望署名」のスレッドにレスをつけていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。


DCI日本支部 殿

                            川崎・保育園ファイターズ

わくわくプラザ事業に対するDCI日本支部の見解に関しての公開質問状回答のお願い

 新春の候、貴下、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。 私たちは「川崎・保育園ファイターズ」という、川崎市宮前区の某企業を中心に、 川崎市内の保育園に子どもを送り迎えしながら働く親たちが集まって出来た市民グループです。 (グループの詳細につきましては、同封の『WHAT'Sファイターズ』もしくはホームページ http://www.eqg.org/fighters/をご覧ください。)  川崎市の保育問題、放課後の子どもたちの居場所についての問題などについて、 特定の政党や宗教団体に寄らずに活動しています。 主な活動内容として、保育園オリエンテーション「保育園へ行こう!」の開催、 保育園およびわくわくプラザに関する情報提供・情報交換、議員アンケート、講演活動、 マスコミ対応などを行なっています。

 さて、昨年12月27日付読売新聞などの報道にもありますように、 貴団体では、わくわくプラザ事業に関して、子どもの権利条約に違反しており事業の中止を 求める旨の見解書を川崎市に提出されたとのことです。  私たちも、わくわくプラザ事業については大変注目しており、栗木台小のモデル事業を 見学するなどして、情報提供・情報交換に努めてきましたが、これまでの経験に照らし合わ せまして合点のいかない点があり、貴見解書の真意を量りかねて質問を思い立ちました。  ご多忙とは思いますが、福田雅章代表あるいは貴団体として、以下の質問にお答え いただければと存じます。誠に勝手なお願いで恐縮でございますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。  回答を戴きましたなら、この質問状と共に私たちのホームページで公開したく思います。 一字一句可能な限り、忠実に御回答を転載することをお約束いたします。  1月27日までに電子メール又はFAXにてご回答いただければ幸いです。 御返答をお待ちしています。なお、疑問や不明な点がございましたら、下記までお問い合わせ下さい。 (なるべくでしたら電子メールでお願いします)

川崎・保育園ファイターズ連絡先

E-mail: fighters-admin@eqg.org

URL: http://www.eqg.org/fighters/

TEL/FAX: 044(739)0731 (大枝方)

 


◎わくわくプラザ事業に対するDCI日本支部の見解に関しての質問状

質問1
 貴見解書によれば、「プラザ室が1〜2教室分と不十分で、施設として子どもたちが行きたい 場所にならない。」とのことですが、わくわくプラザはプラザ室だけが活動の場というわけではありません。 校庭、体育館、図書館などの学校施設も利用できるのが大きな特長であり、そこで過ごすために わくわくプラザにやってくる子どもたちも大勢います。プラザ室だけを取り上げて、広さを問題視しても あまり意味はないと思われますが、この点につきまして如何お考えでしょうか?

(回答)

 

 

 

 

質問2
 貴見解書によれば、「スタッフはおやつの準備や帰宅時間の順守に気をとられ、子どもとのかかわりが 二の次になる。」とのことですが、従来の学童保育では指導員が2人しかいなかったのに対し、 わくわくプラザでは4名以上のスタッフがいるわけですから、人員配置の面からいえば、むしろわくわく プラザの方が恵まれていると思われます。
 また、川崎市は「状況に応じてスタッフの増員を行なう」と 明言していますので、もしご指摘のように「子どもとのかかわりが二の次になる」ような状況であれば、 適宜、スタッフの増員が図られるものと思いますが、この点につきまして如何お考えでしょうか?

(回答)

 

 

 

 

質問3
 貴見解書によれば、「学童保育と比べ、サービスの後退になる。」とのことですが、学童保育に比べ、 開室時間が延長された、高学年児童も利用できるようになった、それになにより、わくわくプラザは 留守要件を問われず全ての児童が利用できる、というのは大きなサービスの向上であり、多くの保護者、 そして子供たちがわくわくプラザの実施を待ち望んでいるという現状があります。 この点につきまして如何お考えでしょうか?

(回答)

 

 

 

 

質問4
 従来の学童保育では、三年生の入室を優先させたために待機になった一年生をたくさん出してきました。 公共サービスとして問題が大きいのは、むしろ留守家庭児事業(学童保育)の方だ、という意見もありますが、 この点につきまして如何お考えでしょうか?

(回答)

 

 

 

 

質問5
 従来の学童保育では、掃除当番おやつ当番はじめいろいろな班や係や当番で、学校にいるよりも強い 集団行動の規律が要求されることもありましたが、わくわくプラザではそのようなことはなく、 むしろ「子供の権利」への配慮がなされている、という見方もあります。 この点につきまして如何お考えでしょうか?

(回答)

 

 

 

 

質問6
 貴団体では、わくわくプラザ事業の中止を求めておられますが、中止後の子供たちの居場所の 確保について、如何お考えでしょうか?

(回答)

 

 

 

 

質問7
 2001年4月より7校のモデル校でモデル事業が行なわれていますが、見解書を出すにあたり、 これらモデル校の見学はされましたでしょうか?

(回答)

 

 

 

 

質問8
 今回のわくわくプラザ事業の実施に際しては学童保育の統合が図られるわけですが、仮に学童保育は存続した上で わくわくプラザ事業が実施されるとした場合、貴団体の見解は、違ったものになるのでしょうか? もし、違う場合は、どういった点が違ってくるのでしょうか?

(回答)

 

 

 

 

以上です。

電子メールfighters-admin@eqg.orgまたはFAX 044(739)0731宛て、ご返送いただければ幸いです。
ありがとうございました。

 

この質問状と御回答の公開先:

   ・川崎・保育園ファイターズホームページ URL http://www.eqg.org/fighters/

   ・川崎市わくわくプラザ事業関連部署、川崎市市議会議員

   ・育児関連市民団体

   ・マスコミ各社へ送付

 この質問状は、私どものホームページに公開するとともに、マスコミ各社にも発送いたします。
御回答は受け取り次第、迅速に公開いたします。

 



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