保育基本計画「子育ていいじゃん、かわさき」説明会の感想

「市民に対し情報提供するとともに説明責任を果たします」(by 子育ていいじゃん、かわさきパンフレット)
ということで、川崎市が保育基本計画説明会を開いてくれました。
多摩区の説明会に参加してきましたので、感想を少々。
市側の説明が下手糞なのはいつものことであまり驚きませんでしたが、
頭に血が上ったのかずいぶん感情的になってる父母の方が多くて驚きました。まるで団交ですね。
あれでは、せっかくの市の説明をよく聞けてないのではないのかな〜。
いやたしかに市の説明は下手で分かりにくくはあったのだけど、誤解もずいぶんあったようです。

------------------------------
・「駅周辺型保育所で散歩はしてくれるのか?」
→散歩ってどこから出てきた話なんだろう?もしかして無認可の駅型保育所と混同しているのか?
駅周辺型保育所は認可基準に加え、20時までの延長保育等もやってくれるスーパー認可園であり、全然別物。
駅周辺型保育所のことを「駅型」と言って批判している人も見かけるが、保育基本計画を理解して
いないものと思われる。

・「明日から突然、民営化されて子供が狭いところにぎゅうぎゅう押し込められたら、どうしてくれる」
→平成14年度の民営化はないと説明あり。それに民営化といっても認可基準は満たしてるはずで
「狭いところにぎゅうぎゅう」っていったい何?

・「平成14年度の民営化5園の園名を明らかにせよ。」
→駅周辺型保育所の整備計画と勘違いしている。
駅周辺型保育所は14年度新設の3園と、残り2園は既存民間園に打診中と説明あり。

・「延長保育で保育士とのコミュニケーションがとりにくくなり、保育の質が落ちた。」
→そういう近視眼的な見方もできるだろうけれど、延長保育がない時代、2重保育で苦労した私の
経験からしたら、延長保育実施で2重保育しなくてすむようになったのは大きな質の向上と思う。

保育園基礎知識へ戻る    トップページへ戻る