だんご三兄弟 夫婦で育児by わきたさきこ home 掲示板 メール  
生活記録

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優雅な生活入門日記(2007年5月分〜8月分)

2007年5月6日 (日):GW総決算

カレンダーどおりの休みで、三連休+中二日出社+四連休。これだけあれば世の中の人はレジャーとか繰り出すものかもしれないが、うちはとにかく骨休め。だって、もう年度始めはバタバタで、そりゃあ仕事する暇もないほど忙しかったんだから。

だから子どもたちが「よみうりランド〜」とか騒いだりするのも華麗にスルーして、夫の実家に日帰りで行くのと、映画会(といってもレンタルDVDを家でみるという話)だけでいいことにしてもらう。それで、私単独のスケジュールとしては友だちが飲みにくる夜が二晩、友だちが昼間くる日が一回とひたすら出不精ですませ、こちらからいくのは生まれたての赤ちゃんを見に行く一回のみ。

で、メインイベントは実はじっくりピアノを弾くこと。毎年、初夏から三ヶ月か四ヶ月くらいかけて、弾けもしない大曲に取り組むことにしているので、その曲に目星をつけるというのがGWの目標である。

これまで、ショパンのスケルツォ第二番(2003)、ショパンのバラード第三番(2004)、シューマンの謝肉祭(2005)、ラベルの道化師の朝の歌(2006)、ときて今年は。。

GW前から「仕込み」として、今年の大曲候補にする楽譜をいくつか仕入れておいた。候補は、ベートーベンのソナタ、後期のなんかかっこいいやつ。それから、シューベルトのソナタ。実はあんまし知らないんだけどきれいなのがいろいろありそう。それからショパンのソナタ、バラード、弾いたことないドビュッシー。

あれこれさわりを弾いてみたけど、シューベルトやらベートーベンやら、小曲ですらなじみのないものは結局手が出ず、むしろ長年の夢であり憧れであり、到底手が届かないと思っていたショパンのバラード四番のほうが「さわりやすい」ことを発見した。

だって音はほとんど耳に入ってるし。ダンタイソンがショパンコンクールで優勝したころからのお気に入りでもう何度となく聴いてるから。昔はFMをエアチェックしてたのよ。私は、楽譜を見るのはまったく苦にならないけれども実はあんまり楽譜を読めていないらしい…よく考えると、上ーのほうとか下ーーのほうとか、数えるのめんどくさいと適当にならしてみて、あっこれだなとかやってるみたい。だから聴いてもよくわからないバルトークとかやけに時間かかったんだ、たぶん。

バラード四番の楽譜をパラパラめくってところどころ弾いてみると、確かにややっこしいけども、超絶技巧系の曲の、あたしの指はそんなふうに動くようにゃできてないんだよ、という、仮に一小節を何十ぺん弾いてみてもそのテンポで音が並ばないだろうというような曲ではない。なにかこう、音が立体的にからみあって複雑だけれども速さを追求するようなものではないというか。

難しいところを適当に飛ばしながら弾いてみるだけでも、ほんとにきれい。すっかりハマってしまって、GW中、ほんとうに空いてる時間はみんなつぎこんだといってもいい。

GW終わりごろには通して弾いてみたりもした。通して弾くといっても、えっちらおっちら40分くらいかかるんだけど(CDで聴いたら10分くらいの曲だ)。そういうの「弾いてる」いうんか?といわれると…よくわかんないけど…。そういうわけで、今年の7月くらいまではショパンのバラード四番!
#ほんとか??

 

ふだんなかなか会えない友だちとはじっくり話せたし、赤ちゃんかわいかったし、そんなこんなで満足なGWでした(^-^)。しかしその分、「夫婦」でもなきゃ「育児」でもない日記になってしまった。

2007年5月10日 (木):(半分だけ)心おだやかに授業参観(^-^)

さて、学年始めの授業参観。なつきにとっては初めての授業参観である。毎回まいかい、授業参観では後ろからなぐりつけたくなるような行為満載でやきもきしてきたわけだが、今回こそ!ゆったりと参観してやろうじゃないの。

あ、でももちろんなおきの参観もあります。同じ時間枠です。

なつきの要望で、前半は私→なおき、夫→なつき、後半はその逆ということで決定。

なおきのクラスは算数で、テーマは小数。ゼロから9のカードと、小数点のカードを全部使って、いろんな小数を作る授業なのだが、なおきは奇をてらって何かオモシロイ特別な並べ方はないかとノートのあちこちをめくったりしている。おーい、考えるとこじゃないぞーみんな並べ終わってるよ。

しかも、ノートをごそごそやったりするから、その拍子に机の中(ぐちゃぐちゃ)からばらばらといろんなものが落ちてきたりして。んで、のろのろ拾うんだけど、おーいもう一本落ちてるぞ、気づけよ。ってか、まず上履きはけよ。

こないだの個人面談のとき、「なおきくん、勉強はとても一生懸命やってますよ。なおきくんにがんばってほしいことは…上履きをはくことです…」といわれたなおきである。その話はしたんだけどもね。まだその課題がクリアできない五年生。

なおきのそばへ移動するため、教室の後ろ壁際をずりっと、動いていくと、足にさわるものがあった。これは!うちで先週からずっと探していてみつからなかった給食当番の帽子!マジックで記された番号も間違いなし。そりゃ教室に落ちてるんじゃうちでみつかるわけがないわな。ちなみに、なぜ始めから帽子を持って帰ってなかったことが把握できなかったかというと、アホなおきが給食袋を間違えて二つもって帰ってきたから。ちょうどなつきの給食当番とも重なって、3セットのかっぽうぎを洗う段に、帽子も3つ洗濯機に放り込んだかどうかに確たる記憶がなかったというわけ。

けどみつかってよかったー。収穫豊かな授業参観だわ(違)。しかしなぜ今になって床に落ちている??

夫が来たので交代。なつきのクラスは「さ」を習っているところ。先生が黒板で、「まずひとつめの部屋(一文字のスペースを四分割して、字の形を詳しく意識させるものらしい)から〜」と書き方説明。みんな、熱心に見ながら空中に書く練習。かわいぃ(*^-^*)

三画目について、「ここから…まっすぐの棒でいいかな?」と先生。「ちがーう」とみんな。「まがってるの」「『こ』の字の下とおんなじ」。「そうだねー」と先生書き直し、「書き終わりは上の棒と同じところまでね」と、細かい。字の形のとり方、筆の運び(字画に現れないところの)まで、具体的で、ていねい。なるほど。なつきが、忘れちゃうくらい「昔」から、ひらがなの読み書きできるのに、いっこうに字は上手にならなかったんだが、小学生になって突然めきめき上達したのはこういう授業のおかげなのか。すばらしい。
#兄たちにも教えてやってほしい

みんなで揃って空中に書いて、確かめてから練習プリント配布。ここでなつきも机の中から筆箱を取り出し、鉛筆一本と消しゴム一個を出して筆箱はまたしまった。その動作が流れるようにスムーズで、母は感動する。私は、こういう光景がみたかったのよー。(*1)

「さ」をなぞる練習から始まって、自分で書くところ、「さ」のついた言葉を練習するところ。「表が終わった人は、うらもやってねー」「うらも終わっちゃった人は、色塗りしていいよ」。先生は、指示を出しながら机の間を回り、姿勢、鉛筆の持ち方、形の修正などサポートしていく。

なつきはもちろん先生の指示も聞いているし、作業はゆっくりながらスムーズで、鉛筆と消しゴムをしまって今度は道具箱から色鉛筆ケースを取り出し、ていねいにていねいに塗っていく。あぁ。ついにこんな参観日が私にも。。(*2)

 

(*1)なおき授業参観「しかしその途中で手に持っていた鉛筆を道具箱の中に取り落とすのが見えた。本人気がついていないらしい…ようやく、算数のノートを発見して取り出したときには、今度は鉛筆がみつからない。筆箱を開けるがなぜか鉛筆は一本もない(なぜだ?)。」

(*2) ひろき授業参観「ひろはというと、プリントをみんなが始めたのに気付かないのか、無視しているのか、ともかくずっと折り紙をぶーんしていて取りかからない。」

2007年5月19日 (土):奇跡の!?小松菜サラダ

先週の土曜日午前中、私は小学校で「運営委員会」なるものに出席していて(今年度はクラス委員長だったりするので)、家に帰ってきたのはもう12時をだいぶ回っていたころだった。

けど、ご飯を炊いたりはもう夫がやっていて、机の上には目にも鮮やかな…サラダ??なのかな、これは。 「あ、それぼくが作ったんだー(*^-^*)」とひろき。大きめにちぎった小松菜一山。別の皿にはトマトスライス。

菜っ葉をつまんで食べてみると、うんまぃ〜。塩ぱらりの、シンプルな味わいと、小松菜の意外な甘さやわらかさ。「いいじゃんこれ」「いいでしょ」

「これ、チーズにも合うよ」と、ふと思いついて、ワイン用に買ってあったちょっとおいしいチーズを出してくる。細かく切って小松菜の山に混ぜ、サラダ完成〜!

ってか、料理ともいえないほどのこのサラダがおいしくて、青菜ぎらいのなおきやなつきまで競い合ってぱくぱく。

で、子どもたちがなんだか「わかりました、トニャーさん!」とか、「トニャーさんありがとう!!」「ウンまああ〜いっ」などといってるので…。「トニャーさんて、何?」と聞くと、出してくれました。金色のガッシュ25巻。何巻だか覚えてるところがすごすぎるよ、あんたたち。

おまけのページにある漫画で、ライク(著者)がスーパーでモツァレラチーズを買ってきて、トマト、バジル、ペッパー、お塩を少々、オリーブオイルで「カプレーゼ」を感激して食べているところがあるのだ。バジルじゃないし(小松菜だ)、モツァレラチーズじゃないし、オイルもかかってないのだが、まぁ広くみれば、同趣旨のうまさか!?

「ワインをあけろー!!」「グビーグビー」(注:実際にはあけてません。昼だし)とか、漫画のせりふで盛り上がるうち、あっつー間に小松菜一束は消えていました。

小松菜はよく使う野菜なんだけど、生でサラダにするってのは思いつきもしなかったなぁ。ひろくんすごい。私もすっかりそのサラダが気に入ったので、またやってみようと思っていて…で、今日。トマトも小松菜もチーズもあるよ。サラダにしてみようっと。

で、洗いはじめて…ん、なんか違う。明らかに、このまえの小松菜と違う。これを生で食べたいと思わない手触り。ためしに食べてみても、おいしくない〜なんか硬いし。というより、まぁふつうの小松菜なんだけど。これが普段どおりで、先週の小松菜が、よく考えてみると滅多にお目にかからないくらい生食向きの小松菜だったんだ。

その瞬間を捉えるひろきの眼力、おそるべし。

 

2007年5月26日 (土):晴れすぎ運動会

何が何でも晴れなきゃいけない今日。なにしろ、雨が降って日曜にずれたら、私はなお・なつ運動会が見られないのだ。日曜から三泊出張なので。
#泊りがけ出張は四年ぶり

数日前から天気予報が気になっていたけど、降水確率が50%だとか、微妙な線をさまよっている。どっちなのよ!?

前日、予報を見守っていると、だんだんと降水確率が下がってきたよ。これはイケるか?たぶん、私と同じように予報を見守っていた方はいっぱいいたであろう。なんか市内の小学校のどれもこれもがこの日に運動会のようなので…

で、みんなが気合をいれすぎたのか、ピーカンの土曜日になった。暑いのなんのって。いや暑いというか熱いよ、って感じ。私ときたら帽子をかぶってるだけで、日焼け止めすら塗っておらず、大失敗。用意のいい方は、黒い日傘に黒い手袋、黒いサングラスまでしている。

でも今年はやっと、二人まとまって同じ運動会だ。去年は三人ばらばらの運動会だったんだから、それに比べたらありがたい話だ。一年生と五年生を見るとなると、ほとんど気を抜いている時間はない。

午前中は軽く徒競争のあたりから。我が家の子どもは自慢じゃないが親に似て鈍足で、ビリでないのを見たことないくらいである。なつきまでそうなんだ、と現実を知る今日。。

小規模校なので五年生と六年生は合同で「かっこいい系」の種目に出る。棒引き、騎馬戦、組体操。つまりなおきは最終学年じゃないけど出番多し。騎馬戦で一回戦を勝ったのでなんとかかんとか。

一年生で春の運動会というと、ほとんど練習といっても手が回らないんで、あまり期待はしていなかった。かけっこ、玉入れは例年どおりだけど、なんと今年の「お遊戯」は「ソーラン」だった。「ソーラン」は何回か見た演目だけど、高学年がさすがのかっこよさでキメるものだと思っていたけど…一年生のソーラン、かわいぃ(*^-^*)しかもなんだか意外にちゃんと練習できてるよ。

なつきは、動作のキメのセンスはいまいちながら、先生の指示はよく聴いていたと思われ、なかなか。どっこいしょも腰しっかり落としてるし。

それにしても、完全に「おうちのなか系」の私と夫は、炎天下にいるだけで生気を吸い取られていくようで、運動会終わって(正確にいうと、なおなつが出る演目が終わっただけで、まだリレーとか残っている状態)帰ってきたら完全にバテバテで、使い物にならなかったです。
#でも荷物つめないと

 

なおきとなつきは同じ白組。今年は白組勝ちました(^-^)

2007年5月27日 (日):よたびハウステンボス

今日から三泊、ハウステンボス。でも仕事。なんの仕事かというと、社内のテクニカル・コンファレンスという、まぁ平たくいって技術者向けのお祭り。私は、参加者の一人であると同時に、イベント企画をするチームに入っていたので、一般参加者より一日早く、事務局の人たちといっしょに出発する。

一人の国内旅行だし、荷物詰めは気楽。とりあえず着替えが一そろい、ホテルでディナーをすることも考慮して、おしゃれめのもひとついるもんね。でもほかは暇つぶしの本少々くらいで、ゴロゴロ転がすバッグの、あらかたはおみやげ用の空き容量。せっかくだから楽しまないと。

方向音痴、乗り換え音痴(過去失敗多数)の私なので、一人で空港までいくときはかなり余裕をみる。案の定、乗り換えではのたのたしていたせいか、「乗り換え案内」の検索結果に間に合わず、一本ずれた。でもぜんぜんおっけーだけど…。

空港について、雑誌を買ったりトイレにいったりしてゆーっくり出発ロビーに向かうと、なんだこの混雑は?? 発券できないって、ナニソレ?

滅多に飛行機なんて乗らないのに、一面トップになるような事件の日にぶつららなくてもいいのにねー。ロビーは、搭乗手続きができない人で溢れている。その、ただでさえ混んだところを縫うように動いている、じゃまなテレビクルーたち。

私たちは団体チケットなので、手渡しでチケットをもらって問題なく時間通り荷物チェックも済み、いちおうそのまま搭乗口へいってみたけど。こちらは閑散としている。

飛行機の出発準備はできてるけど、乗る人が来られないんで飛べないというわけ。ほとんど会社の人しかいない。だー。こんなんならもっと家でゆっくりできたのにさ。みんなダレてて、早弁したりだべったり、ゲームしたりしている。結局飛んだのは一時間半遅れくらい。それでも飛んでよかった。

ただ、飛行機に乗ってから、なんだかなかなか飛ばないとき、ブキミなこと言ってた。「ただいま手荷物積み込みのバランスを調整しておりますのでしばらくお待ちください…」。ちょっと意味がわからなかったのだが、なんでも、普段は人と荷物のバランスを取って乗り込み・積み込みをするのにシステムの指示どおりやればいいらしいのだが、今日はそうできないんで手間取ってるんだって。えーっ、それって落ちないように飛べるの??

実際どういう不具合でどう回避したんだか知らないが、無事ついたからよしとしよう。

時間がずれちゃったから予定のバスに乗れなくて、JTBの人が走り回ったあげくタクシー分乗でハウステンボスへ。やっと到着(--;;

案内してくれたホテルの人に、「ハウステンボスは四回目なんですよ」といったら「それはそれは、ありがとうございます」といいつつびっくりした様子。続けて他スタッフに、「それで三回家族でハウステンボスくる間、ディズニーランドは一度もいかなかったの。あそこいつだって混んでて、いるだけで疲れるから。うちは混んでるの嫌いなの。ここならいったん着いちゃえば、*どこでもすいてて*のんびりできるし、楽でゴージャスな気分に浸れるもん」といっていると、ホテルの人、苦笑い。

その日は、せっかくハウステンボスについた後は事務局のお手伝いで一日終わってしまった。ちょうど飛行機の遅れ分くらい、遊べる予定だったのに。

というわけで、みんなでピザ食べて、花火みておしまい。

 

宿泊は、ホテルアムステルダムのツイン。ツインとしてもかなり広い部屋なので、一人で泊まるのはちょっとさみしいくらい。こんだけすっきりひろびろしてると気分はいいけど、慣れないもんだから。

2007年5月28日 (月):新アトラクション

この日は、本体(百人くらいの参加者)到着。事務局の人はそりゃ空港までバス出したりとかで大忙しだけど、私含む企画参加の三人は朝のミーティングがすんだら昼の受付担当時間まではフリー。「どこにいきますか〜(*^-^*)」もう遊ぶことしか頭にない私。

ところが一人は「連絡しろっていわれてる。テレコン(リモートの会議)になるかも」…ハウステンボスまできて(ふだんの)仕事ですかぁ〜。

この方は結婚して半年くらいの新婚さんだそうだけれども、恒常的にアメリカとテレコンで、夜昼逆転した生活を送っているらしい。10:45発の飛行機と聞いたときも「そんな時間に起きられるかなぁ」って心配してたくらいだ(本人的には真夜中らしい)。「そんなんで、おつれあいの方怒りません?」と私が聞くと、「いや、妻も弊社に勤めてるし、もともとそういう生活してたの知ってて結婚してるから…でも『あなたの仕事の"山"っていったいいつまで続くの?』といわれたことはある…」。そりゃ、相当怒ってるんでわ。。

そこで私はもう一人といっしょにアトラクションめぐり。その人は家族でハウステンボスに来たことがあるそうで、「前回なかったアトラクション」に行くことで意見一致。

新しいアトラクションは、二つとも「愛・地球博」から移設されたもので、凝ったつくり。ひとつはKiraraという大迫力映像シアター。「もし、月がなかったら」をテーマにシミュレーションしたものとか、なんか恐竜みたいのか押し寄せてくるところは酔う〜。けど、きれいなところはほんときれいだった。これはなかなかお奨め。

もうひとつは「グランオデッセイ」という、観客の顔をスキャンして、映画の登場人物として取り込むもの。これをアトラクションにまとめた技術はすごいとは思うが、取り込むところはけっこう手間で(おじいさんがインストラクションになかなか合わせられなくて何度も取り込みなおしになったりとか)、まとまりとしてはどうかなぁ。

あと、画面の中でみる顔がさっと誰のかわからない。顔だけ埋め込まれているとけっこうよくわからないもので、これが自分なのかどうか? 自信が持てない。ましてや今隣にいる、このハウステンボス企画で初めて会った知人の顔の、しかもメガネはずしてスキャンされた顔の記憶はおぼろで、最後までどこに出てきたかわからなかった。もちろん他観客の顔は意味がないわけだし。もし修学旅行とかで一学級でおしよせてきて一回の上映を占拠できたら、「おぉ、あいつだ」とか盛り上がりそうだけど。

そのほか、ショップや展示も流れでいくつか見たけど、だいたいそういう「観光」っていうのは一人では盛り上がらない。「これすごいね」「変〜」とか言い合えないとフラストレーションたまるから、とにかく連れがいるというのはありがたい。

しかし、この場合、特に気が合う相手を選んだというわけではなくたまたまだし、お互い「人妻」と「人だんな(という言い方があるかどうか知らない)」だから、雰囲気盛り上がって手をつないで歩くとかも差し障りがあるだろうしねぇ。なんか微妙なものだこれは。

 

2007年5月29日 (火):美術館とエステ!!

今日は仕事上メインのポスターセッションがあり、プレゼンをしなければならない。ところが、まぁだいたい泊りがけで数日いなくなる前ってのは、会社にしたって家にしたって、もぅしっちゃかめっちゃかなんだから、それをおしてプレゼン資料を作るなんてことは…当然できてなーい。

パソコンを持って来れば、こっちに来てからでも準備できることはわかってたんだけど、重たいしねぇ。せっかく観光(おみやげ持って帰る)するってのに邪魔だし(笑)。

そこで、これまでなんかの発表のとき使った資料をそのまま大きめにプリントアウトした紙束は持ってきた。あとは手書きで作って切り張りすれば…おっと、はさみと糊は事務局で借りないと。

昨晩のうちに手書き部分はだいたい作っておき、朝早くに事務局にいって資料作り。私が「あと三十分、よしいける!」とかいいながら切り張りしてたらみんなあきれて見ている(^^;;

でも、ちゃんと仕上がったよ〜。時間みて、できる範囲のことでとどめて切り上げるのは得意中の得意さ。。

あとはしゃべくりでなんとか。アンケートに後で記入されたコメントの中に、「手書きで工夫されていて新鮮。わかりやすかった」とかいうのがあった。光栄です。

午後はフリータイム。同じ職場のK氏に予定を聞くと、「アトラクションにはあまり興味ないんで、美術館にいこうと思う」とのこと。なにしろこちらはアトラクションはほぼ制覇しちゃってるんで、子連れではいけなかった美術館系はちょうどぴったり。

午後四時からはエステの予約入れてあるしぃ、夜は宴会だからこれでばっちり。

ハウステンボス美術館は、「ゴヤ展」のまっさいちゅう。私は絵のことをほとんど知らんのでゴヤの絵がどんなのかもイメージなかったですけど、K氏は趣味でついこないだまでデザイン学校に通ってたくらいだから知ってたはず…重くて暗い絵で、あんまり観光向きではない。戦争の悲惨さを描いたり、当時の社会のいろんなことを風刺したりしてるようだが、ついでに世界史の知識もほぼゼロなんでよくわかりません。もったいないことだ。

私のほうは、パレスハウステンボスの建物とか、壁画とか、庭とかは興味あるんだけどK氏は興味ないみたい。ってか、私の心を奪ったものはなんといってもおいてあったピアノとチェンバロ。古い楽器のレプリカで、チェンバロのほうはなんと初めてお目にかかる「連弾仕様」。ピアノでもチェンバロでも、低い音は弦が長くて高い音は短いから、あのような非対称な形をしているわけだが、このチェンバロはきっちり長方形。ふつうなら欠けているあたりにハメ込むように、二人目用の弦と鍵盤があるというもの。

私はひと目、心を奪われてしまったのだが、係員に確認すると、きのうならコンサートをやっていたのだが今日は平日なので演奏なしだとか…ざんねん。

あとでK氏に、「あのチェンバロすてきだったねぇ〜」といったのだが、K氏ときたらチェンバロとピアノがあったことにすら気づいてなかった。すれ違いな二人である。仕事上たいへん近い間柄なので話はよくするが、個人的な話はほぼまったくしたことがないのでよく知らなかったが、趣味的には接点がないらしい…もっとも、お茶のときにめずらしくつっこんだ話ができて、そっちはおもしろかったけどね。

エステは、全身のオイルマッサージだったのだが、あまり気持ちよくてほとんどの時間「昇天」してたので、うまかったかどうかよくわかりません(^^;;

とにかくすばらしかったのは設備。落ち着いた内装でカウンセリング・ルーム、広々化粧台もついたロッカー・ルーム、真ん中にはちょろちょろ噴水が出る池がある、寝椅子が並ぶリラクゼーション・ルーム。いずれも5〜10人くらいで同時使用することが想定された広さなのだが、これが貸切状態! カウンセリング〜着替え〜マッサージ〜休憩まで他のお客さんには会わず。

あまりリッチな気分になったので、これを壊さないようにホテルヨーロッパでローズ・ティーとケーキを楽しみつつ宴会を待ったのでありました。

 

おやつとしては遅い時間にケーキを食べてしまったので、宴会時にパエリアを食べきれなかったという…不覚。

2007年6月20日 (水):我が家のヘルシオ状況

ヘルシオが我が家に来てから…もう半年以上経つんですねぇ。

最初はものめずらしいから油で揚げない唐揚げなんか何度かやってみたけど、今はそういうのどうでもいいやって感じ。

ヘルシオならではのものといえば、買ってきたてんぷらの温めなおしなんかはホントうれしい。パウンドケーキの出来も良くなったし、魚焼くのも失敗なくできるし…でも使用頻度的にはそういうの、たいしたことないんで、なんといっても一番買ってよかったと思うのは蒸し物。

おまんじゅうがおいしく蒸かせるのもいいけど、ふだんのおかずに使うことが多い。ブロッコリーはゆでるより蒸すほうがおいしいし、ゆで卵も割れずにできて、かつ、むきやすい(*)。ブロッコリーと卵はいっぺんに蒸して定番のサラダ。もちろんじゃがいも・にんじん・卵の組み合わせで蒸してポテサラでもいい。温サラダ頻度はだいぶ増えた。

今日のメニューはごはん・みそ汁(とうふ・あぶらげ・ほうれんそう・だいこん)・蒸しキャベツ。この蒸しキャベツでヘルシオ使ったんだけど、ザク切りキャベツとちぎり揚げをただいっしょに蒸して、めんつゆとゆずであえるだけのが…んまい〜(*^-^*)

蒸すことが増えてからキャベツ人気が急上昇、ふだん野菜おかずに苦戦することが多いなつきも、ペロリ完食! でした。

もうひとつ、使用頻度的に多いのはトースト焼くときの「ウォーターグリル」。これは前のオーブンレンジよりおいしく焼けるからなかなか良い。しかし、実は最も頻度が高いのは単なる電子レンジ。これ、昔のヘルシオにはなかった機能だそうだから、とにかくついてるだけでもマシといわねばならんですが、ヘルシオの電子レンジ機能にはマルあげられないです。ムラが強すぎ。

ま、ともかく、すっかり定着して、私も子どもたちもすいすい使ってます。いつのまにか、なおきもコンスタントにお弁当作れるようになったし。いまだに夫は抵抗あるらしいけど。
#多機能すぎていつ何を使うのかわかった気がしないらしい

 

(*)明らかにゆでてたときよりきれいにむけるんだけど、この理屈がわからない。ゆでこぼすより確実に急速冷却してるから? うーん。。

2007年6月29日 (金):なつきよおまえもか

絵の具セットは、ひろきのお下がりもないことはないんだけど、散逸しているし汚れているので、なつき分は学校販売をおとなしく利用することにした。なつきの希望により「クローバー」の柄の袋を選び、所定の袋にお金を入れて持たせる。

ところが、注文した子の分が配布された日に、なつきの分がこない。先生もうちに電話かけてきて、「注文したものを確認させてください。なつきちゃんの申し込みが見つからないんです…」

もちろん、なつきが先生に渡さなかったことを第一に疑うわけだが、先生は「なつきちゃんは出したといっていますし、私も受け取ったと思うんです」とおっしゃる。まぁ、なつきだし、「お金だから確実に渡してね」とはいってあったしねぇ。まず大丈夫だとは思うが。

そのあと数日して、やはり見つからなかったらしいのだが、どう処理したのか追加注文により無事、絵の具セットは到着。なにしろ、先生が「受け取ったと思う」というんだからそれ以上どうしようもなく、気にかけてはいなかったのだが…

今日は、一年生親睦会の日。親同士のお茶会がまずあり、四時間目が終わった子どもたちが乱入してきて、いっしょに給食という段取り。

給食試食会というものは毎年開かれている「らしい」けれども、そんな平日わざわざ休み取って学校へ給食食べに行くなんて、子どもが小学校通うようになって八年以上たつけど、一度も思い立ったことなし。今回の親睦会が給食初体験である。

ン十年ぶりの給食当番は新鮮。大きな鍋から、30人分くらいをつぎわけるというのがなんとも、量の感覚がさっぱりわからなくて往生した。足りないと困るという気持ちが先に立って、つい最初おさえめにいってしまい、最後余らせてしまった。

給食はセンター方式だけれども、思ったよりスープは熱いまま、味付けもまともでおいしかった。デザートはメロンだったので当たりの日??なのか、子どもたちも勢いよく「おかわり!!」。おかわり希望者を公平にさばくべく、先生はおちおち自分が食べる暇もなし。たいへんだねぇこりゃ。

一年生は食べるのが遅い子も多いし、給食を食べる時間は正味せいぜい20分そこそこ、ということで、残すことが多いらしかったのだが、この日は(メロンもあるし)親子給食で盛り上がっているせいか、残菜は少な目。なつきも、スロースタートだったが最後猛烈ダッシュで完食。

楽しいけど嵐のような親睦会が終わって給食の片付けもすみ、ふと思い立って、からっぽになったなつきの教室にいってみた。最近連絡袋が見当たらなくなっているので、ひょっとして机の中とかにないかなと思ったのだ。

すると…机の中で引き出し代わりになっているお道具箱を引っ張りだすとそこには! くしゃっと折れ曲がった連絡袋(ビンゴ!!)と、それから絵の具セットの集金袋!! お金そのまんま入り。せんせ〜い!! 駆けつけて渡して、平身低頭。先生は、「やっぱりちゃんといっしょに探さないとダメですね」と一言。

お道具箱のうしろゾーンといえば、ひろきがいつも、お便りぎっしり紙粘土状の物体にして溜め込んでいたところで、ものを探すときには基本中の基本なのだが、油断していました。

確かに、くだんの集金袋と連絡袋のほかには特にお便りなどもはいってなくて、ここにものが溜まるスピードは当家比90%減というところではあるが…はぁ。。

 

2007年7月7日 (土):ハム比べ

いつもハム・ウインナーの類は生協で注文しておくのだが、先週末はもうハムがなくなったところでひろきが「朝はサンドイッチを作る」と言い出したので近所のスーパーでハムを物色。。

「お母さんまだ?」とせかされつつ、「うーんちょっと待って。。」ハムのパッケージの裏をみちゃうとどうも、あの原材料名リストの長さにクラクラしてしまい…いや、見なきゃ平気で食べてるんですけどね。

「ちょっと買えないわこれ。ハムサンドはまたにして、チーズとか別のものにしよう」といってそのときは、スライスチーズやきゅうりやなんかを買って帰ったのだが。ひろきは、「原材料がたくさん書いてあるからなんなの?お母さんが知らないものだってことだけじゃないの?」と怪訝顔。

後から反省した。単に、親が「比較的安全そうな、おいしいもの」を選んで食べさせとけばいいというものではない。そのうち自分で選ぶときに生きる知識と体験でなくては…

と、このサイトでは超レアな、教育的な話題だぞ今回。というわけで今日は、スーパーのハムの中で、「標準的な原材料リスト長さ」を持つ商品を選択。

夕食ではハムとキャベツとシソの葉サラダ、ふつうに食べたんだけど、食べ終わってから「ひろくん、クイズです。今日のハムはいつものとどう違うでしょうか」

まずは残しておいたハムの丸一枚のものを渡す。「サラダだとごっちゃになっちゃうから。あらためて触ってみな」「うーん、確かにいつもと違う味だったけどねぇ」とひろき。「つるぺたっとしてる。なめらか。(手で裂くと)切り口がきれい。いつもは、ぎざぎざってちぎれるよねぇ」「味は、、ちょっとからい?しつこい感じかなぁ」。なおなつも争って味見。

それから、生協のハムと今日のハムのパッケージ裏の比較。「違う部分について、なんでそれを混ぜてるのか調べてください。」

生協のハムは「豚もも肉、食塩、砂糖、香辛料」。ま、いかにもハムの材料って感じ。なおきは「砂糖って入ってんの?」とかいってたが(確かに、甘いとは思わないもんな)。今日のハムは「豚もも肉、水あめ、卵たん白、食塩、乳たん白、香辛料、リン酸塩(Na)、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(ビタミンC)、発色剤(亜硝酸Na)、コチニール色素」長い。

リストは量の順だけど、その最後のほうは明らかに色をつける見栄えのためのもの。色つけないとどうなるんかい?ってのがまずひとつ。それからリン酸塩についてはgoogle様にお尋ね。。

最初ひろきは洗剤やら肥料やらいろんなものに「足をとられて」、それから検索ワードに「食品添加物」をつけて再チャレンジ。あったあった。「結着剤」固めるためのものだね。確かによく固まってたもん。

ひろきがゆっくり入力している間に、横でパパはサクサク検索。「ほらこれなんかどう」。大地の会のハムを宣伝するページで、添加物の特徴とか発がん性についてわかりやすくまとめてある。まぁそうなんだけどね。母はあまり発がん性とかについて子どもには強調しない派(そんな派あるんか)。統計とか実験のあり方、正しい結論の出し方と曲げた結論の出し方、とか自分の頭でわからないうちに、「〜ってこわいんだって」みたいに単純に染めるのはちょっと子どもに対して失礼かなと思って。でもこのへんの話もだんだんしていきたいけど。

ともかく、なんで固めなきゃいけないのかっていえば…卵たん白、乳たん白とかいろいろ混ぜてるからいっしょうけんめい固めないとね。「生協のハムはあまり固まってないよね。すじすじがみえるし」「ありゃ肉そのもののすじすじだよ。それそのまんまってこと」「こっちのハムは、形なくなるまで混ぜてから固めるようにしてるんだね」

結論は、肉を少なくすませて固めて、色が薄くなるからつけて。ということでよくわかりました。だから安くできるんだね(*)。

(*)ちなみに、パッケージ表に書いてある文字は「肉本来の旨みを味わえる、香り豊かな豚ももハム」となっていましたけど(^^;;

 

今日のハムまだ残ってるんで。明日の朝はその「いろいろ入り」のほうのハムのサンドだ(笑)

2007年7月9日 (月):星に願いを(なつき編)

なつきが学童から七夕短冊を持って帰ってきた。ひとつが「はやくじがいろいろうまくなりますように」もうひとつが「のぞみのあかちゃんがげんきにうまれますように」だった。

「のぞみ」はこの日記にもよく登場する親友だが、もちろん彼女があかちゃんを産むわけはなくて(^^;;産むのはのぞみちゃんの母。

四人目サプライズは、現実問題いろいろ複雑かもしれないけど、はたからいえばうれしさ100%。我が家では家族をあげて?歓迎ムード一色である。

「もとやくん(超末っ子キャラ)がお兄ちゃんになるかと思うとねぇ」
「そうそう、どんなになるんだろうねぇ(^-^)」てな話題やら、
なにかにかこつけては抱きに行こうと狙っている面々。

「お母さんに四人目生まれるときは女の子がいいなぁ、だってこのうち女のほうが少ないから」となつき(いや、産まないって)。「ぼくはもとやくんの次の赤ちゃんは男の子がいいなぁ」とひろき(いや、誰も君の意見聞いてないし)。

ひろきに、「なんで男の子がいいの?」と聞いてみると、「だってさ、男の子だったらほら、ある程度の年齢までかわいいと思うけど、女の子だとさー(なつきを指して)、このくらいになるといばりくさってるでしょ」…だ、そうです。

 

2007年7月14日 (土):いいことあった

昨日、私がT先生と、ホームコンサート(7/16)に備えて明日はワインやチーズを買出しにいくなどの相談をしていると、ひろきが「明日ぼくは重い思いをするのか〜」とみずから荷物持ちのやる気十分。

ひろきは前から、わりとすんなり荷物持ちについてきてくれるので、たまに「お菓子好きなの買っていいよ」とかひとつ選ばせたりしていたのだが、前回からは「ぼくお菓子いらないから、荷物持ち三回たまったら一回青い鳥文庫買ってくれるというのは?」と言い出した。

青い鳥文庫というのは、よくひろきが図書館から借りて読んでいる「はやみねかおる」とかの子ども向け小説がたくさん出ているシリーズ。こないだ父といっしょに「遠足」して数駅先まで歩いたとき、「お疲れ様」で父が青い鳥文庫一冊買ってくれたのがすんごいうれしかったらしい。

それで、「今日は二回目だから次のとき買ってもらえるよね〜」とうきうき。どしゃぶりの雨のなか、空リュックしょってスーパーにいく足取りも軽いひろきである。なつきも別のおめあてがあるらしくてついてきた。

まず本屋にいって、これはひろきのお小遣いでコロコロコミックを買う。なつきも自分のお金(*)で「なかよし」を買う。

それからなおきの上履き、なつきの運動靴を買う。ひろきは「靴、リュックに入れていいよ」というが「これはかさばるだけで軽いから母が持ちます。リュックにはワインとかチーズとか入れなきゃ」と丁重にお断りする。

それから食料品売り場でプチトマトとクラッカーとワイン二本とチーズとお菓子少々…ひろきがカートを押していたのだが、なぜかあまり短いとはいえないレジに迷わずつけた。なぜ?

答えは簡単、母からは死角になっていて一瞬見えなかったが、前に並んでいる人の押すカートには、一歳ちょっとくらいの男の子が座っていたのだ。退屈そうにしているところへ、ひろきが目を合わせて、にこにこしたり、変な顔をしてみせたり、いっしょうけんめいあやし始めた。

ゆっくりとその子の機嫌がよくなって、最後のほうは笑顔を返してくれ、最後はばいばいも見せてくれた。ひろきは荷物をリュックに詰めながら、「あー来てよかった。ぼくが並ぶレジを選ぶ基準はね。あまり知られてないことではあるけど(いやもちろん知ってますが:母)、まず短いこと、それからかわいい子が並んでること!!」

どしゃぶりの中、みんなで機嫌よく帰りました。

 

(*) なつきはお小遣いとして100円しかもらっておらず、月刊誌を毎回買うことは到底できないわけで、買うと決めたものについてはお年玉プールから取り崩してよいことになっている。

2007年7月16日 (月):ホームコンサート

今回のホームコンサートのゲストは、おとといにもお呼びしたせいこさん&Nobuさん。ここはぐっと大人の雰囲気でジャズを楽しみましょう。ということでワインとクラッカーとチーズの準備も万端である。

夫が「酒飲みの心配ばっかりしてるけど、子どものお菓子とかジュースは??」…そーだ、あまり考えてなかった(^^;;けどひとみ先生がケーキを焼いてきてくれるし、家にもドーナツとかクッキーとかいろいろあるからなんとかなるでしょう。

今日は月曜日なのでシルバー人材センターのMさんが来てくれて掃除も万全。

なんともならないのは私のお指が回らないことだ。特に連弾。おまけにのんちゃんママの体調不良で合わせの練習も不足気味である。これまで、のんちゃんママとの連弾は毎回なかなか良い出来だったのだが、一番うまくいったとしてもちゃんとは弾けない曲を選んでしまったのは初めてだ。

プログラムはこんな感じ:
(第一部) 13:30〜

  1. 入学式の歌               のぞみ
    雨あがりのボサノバ           のぞみ&母
  2. ゆかいなおどり             なつき
    ガスコーニュの兵士たち         なつき&母
  3. 魔女の宅急便より《風の丘》       そうへい
    ロンディーノ              そうへい&母
  4. イン・ザ・ムード            なおき
  5. 大地の歌                ひろき
  6. ゲーゼ 《メリーゴーランド》      はるの
  7. ギロック《海の風景・魔女の猫》     あい
  8. カバレフスキー《ソナチネ》       なつこ
  9. ラベル《古風なメヌエット》       さきこ
  10. ショパン《エチュード》エオリアン・ハープ  のぞみ母
  11. バッハのイギリス組曲No.6よりプレリュード  ゆかり
  12. クレメンティ《2台ピアノのためのソナタop.12 》 ゆかり&母
  13. 連弾《ブラームス・ハンガリー舞曲No.1》  さきこ&のぞみ母
  14. (歌)ビリーブ     指揮 ひろき   伴奏 あい
(第二部)    15:00〜

JAZZライブ Vo 室田せいこ、Pf NOBU 平田

今回新しいところは、ピアノのT先生が自宅で教えている生徒のうち、中一の三人娘が出演しにきたところ。定期テストやらなんやら、レッスンが思うように進まなくて頭イタイとかめまいがするとかおっしゃっていたT先生だが、思いのほかよい出来。選曲もよくてそれぞれのよさが引き立っている。「おぉ、ここまで成長して」。発表会のたびにきいているとすっかり保護者気分。

そうへいくんは「何か」をつかんだらしくて、前回からピアノとして大幅向上である。一方、ピアノの技術を云々するエリアに入らないのぞみ・ひろき・なおき・なつきだが:

  • ひろき…去年の合唱コンクールで二年生で優勝したクラスが歌っていた「大地の歌」を弾きたいということで、合唱曲の旋律のみ片手弾き、伴奏はクラビノーバ自動演奏。そんなことする人はあんまりいないと思うが…でも、曲への愛がストレートに感じられて意外な好演。母的にはいちばん感動したかも。
  • なおき…ガンとして出演を拒否するなおきを、なんとか説得したのが実質一週間前くらい。練習はほぼこの連休のみ。「半日」の向上幅は誰にも負けないぞ。リズム感よく「イン・ザ・ムード」片手弾き。
  • なつき…いわれたことをそのとおりやるが音楽に対する愛も情熱もなし。今回はたいして練習もしなかったので、本番だけあまりまともに弾けたので本人もびっくり母もびっくり。
  • のぞみ…入学式の日にレッスンがあったので先生が「どんな気分だった?」ときいたら、のぞみちゃん自身がピアノをたたいて「こんな感じ」と簡単なメロディーを示した。先生がそれを慌てて書き付けて、曲にまとめたのが上記の「入学式の歌」。自由奔放な表現力に脱帽。

というわけでそれぞれの個性での演奏。

私の独奏は、私自身にとっては一番の問題(聞く人はあんまり誰も気にしてはいないと思うが)。なにしろ、ピアノ独奏ではとてもあがってしまうタチなので、これまでに何度も悲惨な演奏をしている。子どものころは確かに、うちの子どもたちと同じように「本番でいちばんうまい」状態だったと思うけどなー。ピアノから何年も遠ざかったあと、復活してからは全然ダメ。

大勢を前にしたスピーチでも、フルートの演奏でも、太鼓の演奏でも、なんでもたいてい平気なのに、ピアノだけ問題なのである。なぜかなぁ?? ただ、ここのところ年に何度か人前で弾く機会があるので、それなりに「あがり慣れて」きて、前よりは崩壊しなくなってきた。

前回、せいこさんが来たときの独奏は悲惨なパターン。状況的には、慣れたピアノ、身近な人々、難しすぎず、長すぎない曲と好条件が揃っていたし、頭は別に真っ白なわけではなくてどう弾きたいかというのはわりと正常にイメージできていたのだけど、それでも腕と指がガチガチでまったく動かず、「そのへん」めがけて叩きつけるように弾くしかなく、まったく当たらない状態。途中で弾いている本人イヤになってしまったほど。

最近の発表会ではそこまでのことはなくて、ストレッチするとか、じっと座っているよりは歩くとかの物理的なリラックス方法を多少試したせいか、自分の腕や手の緊張度合いが自分でわかるようになってきたせいか、徐々になんとかなってきている。春のショパンのときには、指は多少堅かったけれども腕には余分な力が入らないで弾けていることが感じられて、音色はほぼ自分が出したいとおり出たので弾きやすかった。

今回も、だいたい似たような状態だったのだが、部屋がとにかく暑くて、手にも汗をかいていたため、すべったりつっかかったりの感触があって、弾きにくく感じた。出だしがやたらとテンション高い曲なので、一小節目からつまづいてしまい、ちょっと迷ったけど客席を向いて「もいっぺんいきまーす」といって弾き直したらウケてしまった(--;;いや別にウケを狙ったんじゃないんですけど。

その後は、うまくいかないところもあり、うまくいったところもあり、中ぐらい。自分なりのテーマ(・腕のやわらかさ・特に気に入っているところをきれいに弾く・テンポが主観と実際で合っていること)はクリアできたのでまぁよしとしよう。

のぞみ母の「エオリアン・ハープ」は、楽譜への書き込み日付からいって、中学生のとき練習した曲らしい(!)。しかも最近の練習はあまりできないわりにあまりによく覚えていて指も回りまくり。いったいどうなっているのかこの人は。。でもきっと中学生のときの演奏とはまったく違うんだろうな(人生の年輪分)。大人の演奏というか、やわらかい響きがとてもよかった。

今回のプログラム中、最もスリリングなブラームスは、仮にリラックスした状態であっても指がちゃんと回ったためしはないので、かえってちょっと音が抜けたりつっかかったりしてもいまさら焦らないですむのがいいところ?? 雰囲気を壊さない程度のテンポ、かつ、ぐちゃぐちゃにならない程度のテンポ(この二条件に重なりはあるのか!?)というぎりぎりの線を狙う。

2ndを担当するのぞみ母の安定した支えにより、このぎりぎりの線をなんとかさまよいながらゴールまで到着。息の合い方はぴったりだった。難点といえば多少音が足りなかったくらいで。曲を知ってる人のためにいうと、ターラターラターラターラター、チャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカ、となるのだが、この「チャカチャカ」に無理があるので、途中ではずすと「以下略→あとは想像で補ってね」、という具合になる。まぁチャカチャカが足りなくても頭さえあれば大勢に影響はない(たぶん)。

ゆかりちゃんのバッハは、前回と同じく安心の出来栄え、さすがよく練習してあるし。私の感覚からいうと、そんなに速く弾かなくてもいいんじゃ? と思ったのだが、指導している先生は「もっと速く」を要求してたらしい。そんなもんなんだろうか??

ゆかりちゃんの親子二台ピアノは、ピアノといいつつ片方はクラビだし、やっぱり多少弾きにくそう。音量のバランスは思ったほど変ではなかったけど、音色がナンだしね。あと、「気がついたら二人で同じパートを練習していた事件」とかもあって練習が足りてないらしい…ま、そんなこんなあってもやっぱ二台ピアノは聞いてても楽しい〜弾くほうもやってみたいけど。それにしても、ゆかり母やっぱりこんなにちゃんと弾けるんじゃないの(初めて聴いた)。次回は独奏も希望。。

せいこさんの衣装はなんとも華やか。ガーナの民族衣装だそうですが不思議と納得の似合いっぷり。トークと演奏を滑らかにつないだ進行で、ノリよくリラックスムード。最後はみんなでマラカスふったり、歌ったりで盛り上がりました。

今回は、出演者込み総勢24人(我が家5人+のぞみちゃんち5人+三人娘+ゆかりちゃん親子+としきくん親子姉+せいこさん夫婦+Nobuさん+T先生と友人+シルバー人材センターのMさん)がリビングに集結したのでクーラーがまったく効かず、暑いコンサートとなってしまった。この点は今後の課題だ…っーか、クーラーをコンサートのために設置し足すわけにもいかないので、季節をずらすって意味で。

 

2007年7月20日 (金):夏祭り

今日は保育園の夏祭り。なつきが卒園児として行くのははじめてなわけだから、そりゃあもぅ楽しみにしていて、何日も前から指折り数えて待っていた。「おかあさんもいくよね??」

えっ? 確かに去年まで13年間、毎回半休取って夏祭りにいってたけどさ。「あのさー。子どもがもういない保育園の夏祭りに、会社休んでまでいったらちょっと変じゃない?」というとなつきも、あっそっか、という顔。

でもなつきも、いくならチケットとか買ってあれこれ楽しみたいだろうし。一人でお金もってお祭りにいかせるのはやや不安なので、ここは隊長にひとつ。。「隊長、代表でお金預けますから引率よろしく」。ひろきはあっさり、「わかった」

なつきは、「お金もっていかなくても、なっちゃんはチケットもらえるんだよー」と得意げに葉書を見せる。いつも、保育園から卒園児(小学校1〜3年生)宛に夏祭りのお知らせがきて、チケットと交換できる券が一枚ついてるのだ。でも、その券はヨーヨー釣りが一回できるだけだよ(^^;;

なつきはゆかたを着ていきたいというので(はりきってます)、前日のうちに、ゆかたを一人で着る練習をさせる。幸い、今持っているゆかたは前の合わせがもう縫いつけで、後ろがチャックという代物(ゆかたとしては偽物ともいう)なので、まぁワンピースみたいなものだ。試しに一人で着させてみると、手を通すところがよくわかんなくなってちょっともごもごしてたけど、着られたー(*^-^*)。「チャックを自分で上げるのは難しいね。お兄ちゃんにやってもらおう」。

ひろきは、「なんでぼくがこんなこと」とぶつくさいいながら、ていねいにチャックを上げる。髪の毛は本人が手で束ねて持っているのだが、後れ毛がチャックのあたりにかかってしまっているので、髪の毛や布を食い込まないように慎重なチャックさばき。お、なかなかやるな。「よし、お兄ちゃん合格!本番もひろ兄に頼んでね。なお兄練習してないから」。ひろきは、「丸坊主にしてぇー」などといいながら、実際のところ、そんなにイヤでもなさそうだ。

帯は、どうしようもないので、適当に巻きつけていって、保育園で顔見知りの先生に会ったら結びなおしてもらうことに。

朝は、学童の連絡帳に「四時帰り」と書き、隊長に1000円渡し、いつもどおり出社。でも、ゆかたがどうしたとか持ち物が、とか、お兄ちゃんたちが遊びにいった先からなかなか戻らないとか何かしらトラブルがあって、絶対なんか電話がかかってくるだろうと思うからなんか落ち着かない。手元にPHSをおいてスタンバイしながら仕事。

しかし…電話はかかってきませんでした!! 家に着くと、なおきがぴゅーっと玄関まで出てきて、「10円しか余りませんでしたぁ!!」と笑顔。ひろき曰く、「お金が半端に余らないようになるべく計算してさ。かさが大きくてみんなで食べられるものとか考えて、工夫したんだ。メロンパンなんか、90円でこんなに大きいやつだった」

なつきは、ヨーヨーをボヨンボヨンしながら、「なっちゃんが最初とったヨーヨーね。なんか傷がついてたみたいで、すぐ割れちゃったんだけど。ひろ兄ちゃんが自分の分のヨーヨーゆずってくれたの(^-^)」。それでなつきが好きそうでない色(黒)のヨーヨーだったのか。なおきは紫のヨーヨーを負けじとボヨンボヨンしている。

資金を有効活用し、焼きそば、メロンパン、ヨーヨー、ファンタ、ジュース、動物まとあて(おかしの袋がもらえる)などをフルに楽しんだらしい。
#ひろきは、「まとあては小学生までだったんだ」とちょっと残念そう

帯はきれいに結んであって、「誰に結んでもらったの?」と聞くと、なつきは「誰だと思う〜?? どーぉしても教えてほしかったら教えてあげてもいぃけどぉ…」などともったいぶっていたが、実はいいたいらしくて結局「ゆみこ先生」と教えてくれた。そのほか、小学校では別れてしまった友だちにたくさん会えたので満足な様子。

私が、ハヤシライスをつぎながら、「それじゃみなさん、それぞれあと夜ごはんをどのくらい食べるか申告してください」というと、なつきは「いつもの半分くらい」、なおきは「いつもよりちょっと少ないくらい」。ひろきは「いつもどおり、ってか、もっと多くていい」というではありませんか。

「焼きそばとメロンパン食べて、いつもどおりは無いでしょうが」というと、「だって、焼きそばっていっても三人で分けたんだしさ。引率で疲れたんだよー」だ、そうです。

 

チケット購入で並んでいるとき、ひろなおなつより前に並んでいた小学生が、後から来る仲間をどんどん自分のところに入れてしまっていたので、なおきは「おまえがいいっていったからって、うしろの人はいいっていってないんだからやめろよ」とかいったのだがまったく聞いてもらえなかったらしい。そこへ、ひろきが「後ろの人の迷惑になるんだから、たいがいにしとけよ」かなんかいったら、それ以上の横入りはやめてくれたんだとか。年長者の貫禄?

2007年7月24日 (火):夏休み昼ごはん体勢

思えば去年の夏休みは、ひろきの家庭科の宿題にかこつけて、ひろなおの弁当をひろきが毎日作っていたわけだが、さて今年は。。

家庭科の宿題は布絵本作りなので関係なし。そうねぇ、今になって考えてみると、ひろなおは基本的に家でごはんを食べるんだから、弁当の形態になっている必要はなし、火を使うにもさほど不安はないので朝作らなくてもよし。

ひろきも、「ご飯だけ昼の分とっといてくれればいいよ」とあっさり。弁当にするより、スープとかサラダとか、作れる範囲が広がるしね。

「それで、なっちゃんの(学童へ持っていく)弁当は?」とひろき。いやー。私もソレを考えてたんだよねぇ。。さすがにそれくらいは親の責任であろうか??「まぁそれはその、あの…」私がいいよどんでいると、

「しょうがないなぁ。じゃ、それもぼくが作ろうか」と、ひろきから申し出。あまり申し訳ないので「交代で作ろうか」というと、「キャンプ当日の弁当はぼくが作るほうがいいから…奇数の日がお母さんで偶数の日がぼくね」と、ちゃっちゃと決めてくれた。なんとすばらしい。

それで、昨日は私が、今日はひろきがお弁当を作った。ひろきがお弁当を作るところをみていると、なにやらツマヨウジでちまちまと、何かつついている。「何してるの?」と聞くと、「ほら、なっちゃんが、このふりかけすっぱいとか文句いってたでしょ。この赤い点がうめぼしだからさ。(五色ふりかけから)ここを取り除いてたんだ」。えーっ。そこまで甘やかすことないぞー。

そしてしゅうまいをレンジで温めながら、これまたツマヨウジでつついて「中の温まり具合を調べるんだ。中までアツアツにならないとだめだけど、温めすぎてふにゃふにゃでもおいしくないし。あと10秒…20秒…いや15秒だなこれは」。なんだかすごい。気合が。できあがった弁当の見た目は母作のものとあまり変わりないが。実はぎっしりと愛情が詰まっているのであった。

 

2007年8月2日 (金):私の鉄分含有率

私はまったく「鉄」ではないが、基本的に乗り物にのるのは好きである。知識はほぼゼロ(「ひかり」「こまち」「あずさ」「北斗星」…自分の乗ったものしか知らない)、用がないのに乗ったりはしないし、それでも電車に揺られる感触は好きだ。

電車の乗り心地のポイントはあの振動と音(リズム)にあると思う。船は景色とか風がとてもよいが、このゴゴゴゴと小刻みなエンジン振動はいただけない。飛行機はふっと浮くときの感覚とか、下に見える雲とか、ふだん乗らないのでそれなりに楽しいが、音はいちばんダサイかも。

電車に揺られつつふとうたたねするときの心地よさ。そういえば、先日読んだ「女子と鉄道」の中で酒井順子はやたら寝入ってしまっているのだけど、彼女の鉄分含有率は私のと同じくらいなのかもしれない。

振動と音のほか、車窓からみえる景色が楽しく、車両がおもしろければいうことなし(もちろん、空いていることは第一条件)。私が好きな電車は、西武多摩川線、多摩モノレール、箱根登山鉄道、ロマンスカー、ディズニーリゾートライン、世田谷線など。

夫は私よりかなり「鉄」方向に寄っているので(あわてて補足するが一般的にいうテツのレベルまではぜんぜんいかない)、なおきと二人でただいろんな路線に乗るためだけのおでかけをしたこともあるし、車両の型式とかもすかさずチェックしていてなんとかかんとか言っている(このなんとかかんとかの中身を私はここに再現することができない)。

そんな私が漫画全六巻「鉄子の旅」を読んだらピンポイントでハマってしまいました。読んでいたらふつふつと「わざわざ乗る」というのもやってみたくなり、なおきをそそのかして江ノ電というものに乗ってこようかと企てている。夏休みの自由研究…として出せるのかどうかよくわからないが…(*)

 

(*)文章が書ける子なら面白いものができるとは思うが、あいにく正反対なので。

2007年8月10日 (金):ブログの女王養成

小学校の夏休みといえば絵日記。絵日記は毎年宿題として出るのだが、渡される台紙はたったの二枚。夏休み中にたった二日というのは、日記といえるだろうかいったい。

とはいえ、うちの息子たちはその二日の日記を埋めるんだって大騒ぎだ。毎日書けとかいわれなくてほんとによかった。しかし…

なつきが小学生になった。これまでとは毛色の違った人材の登場である。それで、ダメモトで誘ってみた。「なっちゃん、夏休みだからさー。何かふだんと違うことでがんばってみるのはどう?毎日、日記かくってのは?」なつきは、答えのある(みえる)問題ならいくらでもさらさら取り組むが、「なんでもいいから書いてごらん」的なものは苦手なようだから、難しいかもと思っていたが、意外にもあっさり「あ、いいねえ」

そこで急遽ありあわせのノートの表紙に名前を書き、日記スタート。その日(7/21)以来毎日、ほんとに毎日、ほとんどスムーズに日記を書いている。

「おかあさんはねぇ、おかあさんはねぇ、これがあこがれだったんだよぉ、前から」としみじみ語ると、ひろきが、「あぁ、子どもに毎日日記をかかせるってことでしょう」。夫は、「いやそれは違うよ、書かせるんじゃなくて書く、ってことだよ」。

そうなのだ。「ほら書けることあったでしょういろいろ。たとえば…」とか手を変え品を変え、おだてたりすかしたりして「書かせる」のとは違う。そんな疲れることやりたくない。あくまで子どもが「書く」というのが私のあこがれだったわけだ。「それは、無理だったよねぇ、ぼくやなおきじゃ」。

なにより意外だったのはなつきが絵をすらすら描いていることだ。これまでなつきの描く絵といったら、定番お姫様縦ロールの、びらびらロングドレスでハイヒールを履いている、しかものんちゃんの絵のデッドコピー。そういうまったくオリジナリティーのない絵に限られていたから…母の狙いとしては、別に絵日記にはこだわらず、日記でよいと思っていた。

それが、ただふつうの升目ノートだったところになつきが自分でさっさと線を引き、上の部分は絵、下の部分は絵と分けて、その日の話に合うシーンをちゃんと描くようになった。それで、ほとんどはじめて、なつきが意味のある絵も描けることを知った。

話題は、カレーがおいしかったとか、セミとりしたとか、ほんのひとことくらいなんだけど、とにかく新鮮だー。絵も字もなかなかしっかりかけていて、おもしろい。

これを親がみるだけってのももったいないな。ということで、読者を作ることを思いついた。これを喜んで読んでくれるとしたらやっぱり、じじばばでしょう。縮小コピーして葉書に貼ってみる。なかなかおさまりがよい。これが日替わりで届いたら楽しいよね。

じじばばは喜んでくれるだけではなく、ちゃんと返事も書いてくれた。なつきは手紙をもらうのが好きで、でも滅多にそんな機会もないので、「なっちゃんの分の手紙がない(出さなきゃこないよ)」とブーたれることもあったが、これでもぅホクホクだ。

そういえば、「他愛ない内容でも、少しでもいいから毎日書く」→「読者から反応」→「うれしいから続けて書く」→「いろんな発見、いろんな反応」→「溜まったのを読み返すとまたおもしろい」…というのは、これは、ブログだな。そうか、私は「ブログの女王」教育をしているのか、なるほど。

 

2007年8月14日 (火):鉄子の旅 - 江ノ電編その1

今日は、「鉄子の旅(=鉄になるかもしれない子どもの旅)」と題して、なおきと私二人だけでいく江ノ島ツアー。なおきは今週塾が休みなのだが、私はわざわざ丸一日年休を使って、会社に行くより明らかに疲れるところに行くという破格の企画。

夫は、「そんなおもしろそうな企画〜いっしょにいきたい〜」といったのだが、私は「ダメ。お父さんいたら、乗り継ぎも方向もぜんっぜん考えないでぜんぶ安心お任せになっちゃうから。お母さんは信用されてないからイイの」と言下に却下。

朝、ひろきとなつきは、なおきだけ特別でずるいという気分も微妙に漂わせつつ、かといってその旅にはまったく参加したくなしという雰囲気。

なおきは前夜、自分なりに時間やら観光スポットやらを調べて、真剣に内容検討。父も、いっしょに行かせてもらえないながら、帰りのロマンスカー(ロマンスカーは当初、母の企画イメージにはなかったが、なおきのたっての希望で追加)の予約を取ったり、周辺地図をわかりやすい区切りと縮尺でプリントアウトしたりのバックアップ。「地図を読む練習というのも狙いの一つだしね」と夫。「あのー、もちろんそれは、40すぎた人には関係ないっすよね」と私。夫は、「もちろん、それはもうそれとしてしょうがないので、なおきだけ対象ってことで」

なにかしら失敗しても、帰れないとか大変なことにはならないので(国内だし…)、私はなおきにおまかせでついていって、なんともならなくなったらフォローするという基本方針で臨むことにする。

荷物はリュックに水筒とデジカメ、それと時刻表やら地図やらのプリントアウト。めちゃ暑そうな天気だから帽子を忘れずにといったところかな。ふだん会社いくみたいな時間に出て、ふだん会社いくみたいな経路でまんま会社の最寄り駅を超えていくわけだが、そこはなおきといっしょなので、小田急線最後尾に乗って写真を撮りながらいくことになり、もうふだんとはぐっと違った景色が展開している。

車窓が好きといったが、なんといってもピカ一は先頭か最後尾の景色である。線路の動きはそれだけでも魅力的であるし、今日乗った車両はなかなか晴れやかに視野が広くてよかった(といいつつその車両の区別は知らず)。気分としては進んでいく方向に合っている先頭のほうがよいが、最後尾もなかなか捨てたものではなく、運転の都合でスクリーンをおろしたりしていることが少なくて視界が確保できるし、電車が通ったすぐあとに車や人が踏み切りをわらわらと渡っていく味もよい。

ところが、相模大野から片瀬江ノ島行きの各駅に乗っていたら、あまりの駅数の多さになおきは「小田急線飽きた〜」と浮気を検討、片瀬江ノ島まで小田急線でいくはずだったのだが、藤沢で江ノ電に乗り換えると予定変更。

藤沢で改札を出て自信を持って歩いていくなおきだが、ついていくとなんだか、ふつうの街中に向かって歩き出していくコース。「ちょいとちょいと、わかって歩いてる?江ノ電乗り換えはどっちなのか見たの?」と聞くと「あ」といって引き返す。駅改札を出たところでг→→江ノ電乗り換え、と、わかったようなわからないような矢印があって、いきなり迷う。この、最初の、「かくっ」としたところはいったいどこまでいってから右といいたいのか?

外へ出てみたがよくわからない。江ノ電乗り場、とか書いた矢印はいくつか見つかるのだが、それらがどこを指しているんだかいまいち収束しない。ちょっと遠回りして辿り着く。

江ノ電が発車するまで多少間があり、あらためて今日の暑さかな。水筒は一リットルのを持ってきたんだけど二人で飲んでたらこの調子じゃすぐなくなりそうだ。しかも日が日だし、スタンプラリーにずらりと行列ができていて必要以上に混んでいる。

江の島に到着しただけでなんだか疲れたなおき、「こっちのほうが遅かったみたい」とかごちている。「えっまさか、こっちのほうが(小田急より)早く着くとでも思ってたの?」と聞くと「そう」だって。鉄の風上にも置けないやつ。

ま、とにかく江の島をめざして歩く。しゃがみこんで地図を確認し、「わかった」といって歩き出すなおき。「サイゼリアが見えたら左に曲がるんだよ」という。しかしローソンとかいろいろあったけどサイゼリアは見えないうちに大きな通りについてしまった。なおきも「あれ?」とかいっているが、それでも左に曲がっていく。おいおい。

(注:あとで涼しいところで落ち着いて二人で地図をみたところ、サイゼリアがある筋とはひとつ違う通りを歩いていたんだけど、そもそも「左へ曲がる」という理解の仕方がおかしかったことが判明した)

ちょっと歩いてみると、明らかに江の島に見えるものが遠ざかっていく。なおきも、道路標識を見て「至鎌倉?なんで?」と首をかしげている。この期に及んで、母も「あれ見てごらん!あれが江の島で、展望台だよね。いくらなんでもあっちに近づいていかなきゃおかしいでしょ」「うーんそうだねぇー」

そこでなおきは、今度は *地図を見るのをやめて* 江の島っぽいほうに歩き出す。江の島へ渡る入り口がどこだかいまいちよくわからず、広い道路を渡るところもよくわからないでいるうちに前方に別のものが見えてきた。「あれ、水族館でしょ?」

なおきプランによれば、まず江の島の展望台や洞窟で、それから水族館となっていたが、このさい出会いを大切にして(?)消化していくほうがいいんじゃないかということで、プラン変更、水族館に入りましたとさ。(江の島編その2に続く)

 

イルカのショーは、混雑の中、偶然よい席が取れて迫力あるジャンプを堪能できました。席を取ってから10分くらいあったので、なおきを置いて席をいったん離れてからすばやくチュリトスをゲットして戻り、なおきに「お母さん気が利く〜」とほめられました。冷たいものを売っているところは長蛇の列なことはわかっていたので、通路の途中にあった、誰も並んでなかったチュリトス屋台を思い出して大急ぎで戻ったのだ。

なおきは最近「バブルリング(もぐって口から空気を出し、リング状に浮かび上がらせる遊び)」に凝っているので、イルカに親近感をもっているらしい。理科的なことに興味なしのわりに、水族館に行きたがったのはイルカに会いたかったから、のようだ。

2007年8月14日 (火):鉄子の旅 - 江ノ電編その2

水族館を出て、逆順ながらプランどおり江の島観光に向かう。なおきは相変わらず方角も道順も大幅に誤解しているのが見て取れるが、もう面倒なので母主導で正しく江の島に着く。なおきの誤りの傾向を見ていると、直角でない曲がり角が理解できないとか、わからなくなっているのにしばらくボーと大間違いのままとりあえず歩いてしまう癖とか、視野が狭いとか、私の特徴そのまんまだが、こちらは亀の甲より年の功で、いろいろ経験や知識で穴ぼこを埋める方法もいろいろとあるから、実際上なおきよりは困らなくなっているというわけ。

なおきは、「どうして男の人がたくさん上半身裸で歩いているの?」といっていたが、確かにいい年したおじさんが、海水パンツいっちょうで街中を歩いているのは江の島ならではである。「渋谷とかであの格好はしないと思うよ。まぁみんなでやれば怖くないって」といっておく。なおきはようやくここが海水浴場であることに気づいて、泳ぎたかったけどそのつもりで支度してないしとかぶつぶつ言っている。私は炎天下の裸をみてもちっとも涼しそうじゃないし、鉄旅と海水浴は体力的にも時間的にも両立しないと思うからぜんぜんうらやましいとは思わない。

時間的には遅い昼時になっているが、どの飲食店も激混み、しかも尋常じゃない暑さなのでまずはかき氷。。ふー。昼食はもう少し空いてきてからでいいことにして、エスカーへ。

エスカーというのは名前からするとなんかの車? という感じであるが単なるエスカレーターである。坂道階段をひたすら登っていくより楽、というもので、この暑さの中では選択の余地はない。エスカーと展望台のセット券を買って登っていく。展望台から見る景色は絶景だけれども、恋人どうしとかじゃないので、特に感慨なし。

降りてくると、ようやく行列もさほどでなくなり、回転寿司に無事入れた。私はさきほどから店ごとにおどっている「しらす」の文字がインプットされていて、まずシラスてんこ盛りの軍艦巻き、なおきはまずかっぱ巻き。かっぱ巻きがことのほかおいしかったそうで、その他イクラ、納豆巻きと続く。値段感覚は持っていないので、「ウニってどんな?」とかストレートに聞いてくるがそのへんはさりげなくスルーする。私はシラスのあと、イワシ・クジラ・サンマなどふだん生で食べないものを中心に。

さてここからが鉄旅本番。湘南モノレールの駅はちょっとさびれた田舎風のビル5階が乗り場になっていて、その下は関係ない店とか塾とかが入っている。「湘南モノレール囲碁将棋センター」とかあってなんかすごい。

多摩モノレールと違って、ぶら下がり式である。つまり「地面」がすぐ近くにあるところもあり、ロープウェー感覚で高くを走るところもあり、雰囲気の変化がとても楽しい。緑あり、トンネルあり、道路に沿ったり離れたりしながら大船に向かう13分の「空」の旅。江ノ電と違ってこちらは空いていたので、運転室のすぐ後ろにはりついて、眼下の景色を堪能した。

「時速70くらい出てるよ! 多摩モノレールは60そこそこなのに」。狭いトンネルに、ゴーッとつっこんでいくところはテーマパークのアトラクションぽい感触である。ふわっと高いところに出て、何台も連なったトラックや、道路上の信号をかるがる飛び越していくのがとてもいい気分。すれ違いのとき、対向する車両が駅ホームにおさまると、ポイントが切り替わって信号が青になるのだが、ただそれが頭上になっただけで新鮮な感じがする。

大船でおりるとき、「とてもよかった!!」と意見一致。「モノレールも乗ることにしてよかった〜(*^-^*)」すっかりご満悦のなおきである。

大船からはJRで鎌倉へ。鎌倉からはまた江ノ電だが、混みすぎていて江ノ電を楽しむのはなかなか難儀である。いちおう当初の予定どおり長谷で降りて大仏も見た(中にも入った)のだが、あんまり暑いのでもうヨレヨレでなにがなんだかわからない。駅へ戻る途中、甘味処(*)で涼んで態勢の建て直しを図る。

「これからどうしよう? このまま藤沢に戻ると時間が余るし (帰りのロマンスカーの時間が決まっているので)、観音様もいく??」…計画立案係のなおきとしては、乏しい知識の中で完璧コースを組み立てようとして頭ぐるぐるらしい。「大仏様と観音様って、なんか違うの?」とかいっている(笑)。私が、「暑いし、観音様もうどうでもいいよ。ママはもう一度モノレール乗りたいけど。江の島で降りてモノレール往復するのは?」と助け舟を出すと、「あ、いいねいいねー」と乗り気。時刻表プリントアウトをごそごそして、時計とにらめっこして、真剣に検討を始める。

「往復にかかる時間は…江の島に戻ってきてから藤沢に行くと…まだ早いな…おかあさん、藤沢には何時につけばいいの?」。藤沢では、お弁当を買いたいし、ネットで予約しただけだからこれから特急券を買わないといけない。なにしろ藤沢で迷う人達だから(^^;;行動には余裕を持ちたいものです。

協議の末、

  • 江の島までいって、モノレール往復。
  • いったん藤沢にいって、特急券を買い、弁当買う場所の目星はつけておく。
  • それから、必要なら一本やりすごして特等席を確保し、6:50までに藤沢へ戻れる 範囲で、江ノ電でいけるところまでいく。
という方針が決定。

なおき、さらにボルテージを上げて時間計算。「一本見送るための時間が…それから今日は江ノ電遅れてる (混雑のため遅れが出ていた) からそれを10分として…路面電車になるところはどうしてももう一度見たいし…」。その真剣な表情はまさに「鉄子の旅」の横見氏を思わせるものだった。「決めたよっ!! 路面電車になるところと、ホームの短い腰越(一両分はドアが開かない駅のこと)を見て、次の鎌倉高校前で折り返せば、6:45に藤沢につくよ。これでいこう!! おかあさん早く〜」。突然急いでお勘定をすませ、なおきに手を引っ張られて転がるように駅に向かう。(江の島編その3に続く)

 

(*) なおきは白玉あんみつ、私は大仏あんみつ(ソフトクリームと金時豆の盛り付けが、なんとなく大仏を彷彿とさせる、のか??)というのを食べたが、白玉はもちもちして、金時豆とソフトクリームの相性がとてもよく、黒蜜は別かけで甘すぎず、美味でした。

2007年8月14日 (火):鉄子の旅 - 江ノ電編その3

なおきは、江ノ電がちょうどの時間で来る場合に備えてダッシュしたのだが、やっぱり遅れていた。何分遅れているかを念入りにチェックしながら乗り、江の島へ。そこでまた、「おかあさん、早く!」と引っ張られながら二度目のモノレール駅へ。

こちらは相変わらず空いていて、前に数人並んではいたものの、みんな椅子のあるところへ流れていったので、運転席のすぐうしろで、椅子もないのにスタンバッてるのは我々だけ。

さあ本腰入れて見るぞ〜(*^-^*)。駅ホーム脇は人が落っこちないように? すぐ下に床がついているが、駅から離れると地面はちょっと遠ざかる。しばらくはコンクリを打った通路のようなところを通っていくが、コンクリの隙間から雑草がもしゃもしゃ生えたままになっているところが、ぶら下がり型ならではである。

緑の中に飛び込んでいくようなところから、トンネルが始まる。すっぽり細く包み込まれるような暗い穴の中へ飛び込んでいくと、向こうにぽっかり卵形の光が見える。ごごーっとけっこうな速さで…「おかあさん、やっぱり70キロ!!」

トンネルを出ると、街中へ。足の下の地面がなくなる瞬間は空へ飛んでいくようで、ディズニーランドのピーターパンに似ている。モノレールのカーブと、道路のカーブは微妙に違うので、道路に沿ってしばらく進んだり、しばらくそれたりして進む。

道路はけっこう渋滞しているようだが、こちらは渋滞知らず。景色の移り変わりは早くて、13分はあっという間。「おかあさん、いそいで乗り換えるよっ」

乗り換えるといっても、同じモノレールなのだが、また先頭を目指すので位置は変わる。難なく「特等席(立ち席)」を確保して、運転士さんを待つ。逆側は初めてだからまた楽しみ。

さかさからたどっていく景色は不思議。途中何度かすれ違いがあるので、ポイント切り替えのシャッターチャンスを狙う。運転席に、車掌さんが乗ってきたことがあって、最初は真ん中に立っていたが、後ろで張り付いている親子をみて、なんかちょっとスッとどいて写真が撮りやすいようにしてくれた(^^;;

帰りのトンネルではなぜか70キロではなく、せいぜい60キロくらいだったとなおき。「なんでかなぁ?トンネルでたらすぐカーブだから??」ごちゃごちゃつぶやいているが、その正解は母知りません。そのうち自分で精進するやうに。

名残惜しいが江の島到着。「はぁ〜よかった〜」「往復できたね〜」「さっ、おかあさん、いそぐよっ」…また急ぐのか。。今度は藤沢へいって、江ノ電始発を狙う。

一本やり過ごして特等席という作戦だったので、なおきははじめ駅ホームに座ってぷらぷらと待っていたが、思ったより人が少ないのを見て、くわっと立ち上がった。人の動きのラッシュは江の島へ向かう方向らしくて、こちらはさほどでない。

結局、特等席に座れはしなかったものの、そのすぐ後ろに立てて、見晴らしは問題なし。このまま予定より一本早く出発。

落ち着いて景色を見られるようになってみると、江ノ電はとても「端近」な感じでおもしろい。一般家屋もすれ違い車両も、ぐぐっと間近まで迫ってくるフレンドリーなところがよい。中には線路に向かって出入り口が開いているよくわかんない家もあった。

そして、ラッキーなことに、特等席にいた人が江の島で降りたので、なおきの喜ぶまいことか。「いきなり路面電車」をベストポジションでつぶさに見られたのであった。前方の線路の上を自動車がとろとろ走ってたりして、江ノ電にプアーンと鳴らされてまたゆっくりどいたりして。。そしてまたいきなり専用線に戻る。

そして、腰越を経て、折り返し予定地点の「鎌倉高校前」に到着。観光客は誰も降りないような駅だがこれが意外なことに私のハートをわしづかみのラブリーな駅だった。

狭いホーム、無人で改札もなく、スイカで「ピ」ができる機械だけ申し訳なさそうに立っている。「これ、ズルしほうだいじゃん??」となおき不思議そうだが、ゲートを設置するより野放しにしたほうが安いってことだろうな。

で、ホームから段差もほぼなく、地続きに数歩出たらそこはいきなり墓場。駅徒歩五秒の特等地ってやつ。逆側は道路渡るといきなり海岸。この両側の落差が…たまらん。

藤沢へ戻ると、江ノ電の遅れはなおきの計算どおり、ただ一本早くなった分がそのまま余裕になった。デパ地下でゆっくり弁当を選び、荷物の整理やトイレをすませ、お茶のペットボトル購入も怠りなく、ホームについた。

なおき念願のロマンスカー(*^-^*)。ゆったり座って、肘掛からテーブルを出し…おっと、藤沢から新百合ヶ丘はすぐだから、もう早速お弁当タイムね。なおきは京樽の吹き寄せチラシ弁当、私は米八の豚しょうが焼き弁当。すてきな鉄旅でした(暑かったけど)。

 

はぁやっと書き終わった。

2007年8月24日 (金):ごみの日

朝、慌しく家から出るとき、「大臣、本日は燃えるごみの日でございます!!」とひろきに声をかける。我が家では、手伝い気分ではなくてそれぞれ責任を持って担当していただきたいという趣旨から、「〜大臣」という呼称を使用している。

ひろきはたくさんの大臣を兼任しているが(なつきごきげんとり大臣、弁当大臣など)、基本の役割は「ごみ捨て大臣」「食器洗い大臣」の二つである。

だから本来ならば、側近がプロンプトしなくても、きちんとごみの日を覚えていて、ごみを自主的にまとめて出すことが望ましいが、ヒット率がそれほど高くない現状から、生ごみのにおう週末を迎えたくない母がつい前もって声かけをしてしまう。よくない。

「あーうん」とひろき。のろのろっと立ち上がる。
「流しの取っ手にかかってるの(←テンポラリー生ごみ入れ)もまとめてね〜」
「えっあっマジで…」
私、夫「いってきまーす」
「あっちょっと待って。(慌ててごみをまとめながら)すぐいくから」
(私と夫、玄関を出たところで逡巡しながら、「待ってだって(^^;;」)
「乗りたい電車の時間あるから。いくね」
「わかった」(←そりゃ会社に遅刻しちゃいけないだろう、と思うのか、ここはあっさりと引く)

私と夫がマンションの階段を降りきって歩き出したあたりで、玄関の戸が開閉する音。ついで、どたたたっと慌しく、ごみの袋が壁にぶつかったりしながら駆け下りてくる音。

「おーい気をつけろよ」
「(間に合った、という顔)今日のごみやけに重いよ〜。(派手にサンダルをばたばた鳴らしながら)あーいってらっしゃい〜(*^-^*)」

ひろきは、父母が出かけるのに合わせてごみを捨てに出て、ごみカゴの蓋なんかをおさえてもらったり、いってらっしゃいと手をふったりする「ごみ付き親子のちょっとしたふれあい」がお気に入りらしい。