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家事育児に求めるレベルに差があるとき 昔、結婚したての頃、家事負担不平等について私が文句を言ったら夫に、「流しを磨いたりとかそういう、今日やらなくてもいいことをやってるのって、趣味の問題でしょ」とかいわれてケンカになったことがある。 「どのくらいきたなくなると腰を上げるか」という基準にズレがあると、ちょっとでも高いレベルを求める方の人がほとんどやることになりがち。しかも、ずっとそうやっていると、ふだんやらない方の人にとって「気になるレベル」はどんどん低くなっていくのだ。 けど、「気にならない人」といっても、一生片づけないで快適に暮らせるわけじゃない。趣味の問題がなくたって、ある程度はやらなきゃいけないわけで、それをぜんぜんやらないってのは、ずるい。一方、高いレベルを求める人の方に合わせて「半分やらなきゃいけない」ことになったら、片方の人の趣味に無理につきあわせているってことになるよね? 理屈からいえば、「このくらいは必要だ」という合意が得られる線を探し、その維持に必要な労力を二分の一して両方が負担する。もっと上を求めたい人は、自由にプラスする、というあたりが妥当だと思うんだけど。でも、自然にこのような分担になることは滅多にない。これをしようとすると、一人がもう一人に、口やかましく催促する羽目になっちゃって、ウツクシクないんだなぁー。 これに対するすっきりした解決策は、いまだありません。我が家で一定の効果があったのは、 でした。もっといい案募集中! 求めるレベルを落として差を縮めるそもそも、求めるレベルに差が出来たのって、例えば家がきたない、ごはんがいいかげんだというときに、つい「私のせいだと思 っちゃう」ということが原因の一つかもしれない。だから、夫の主夫期間を設けたり、それを世間に宣伝したり、自分の仕事の手応えをつかんで続けていける自信がついたり、シルバー人材センターの人を頼んで掃除してもらうようになったり、そういういろんなことから、だんだんほっておけるようになった(参考:「家事育児の技術に差があるとき」)。 求めるレベルを上げて差を縮めるそもそも、きたなくても平気なのって、「そのうち自分以外の誰かがなんとかしてくれる」というのが染み付いちゃって るというのが原因の一つかもしれない。だから、主夫期間を作ったら、「ほっとけばそのまま」とか「やればできる」とかいろいろ体験できて、少し求めるレベルは上がったようです(参考:「家事育児の技術に差があるとき」)。 お金でギャップを埋める土曜日の午前中、シルバー人材センターの人に来てもらって家中の掃除機かけ、水まわり(台所・トイレ・風呂場・洗面所)の掃除、その日のポイント清掃(例:窓拭き)などを頼むようになりました。お互いとても気が楽になりました。 マメに依頼する要するに、「気になる人」が「気にならない人」を助手として使い、まめに口で指示をする。非常に単純かつ効果的な方法なのですが、上手な実行は意外と難しいので、いちおうコツをまとめておきましょう。
総合的に折り合いをつける「気になる人」と「気にならない人」は固定と決まったものでもなく、領域によって夫婦が入れ替わることもあるもの。「〜をするから、〜はしてね」「〜を気にしないことにするから、〜も気にしないでね」「〜はいっしょに楽しもうね」など、取り引きする。ただし、両方が「くちマメ」な夫婦向き。 |