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「お役所がこんな役に立つ本を出しているなんて!」と感激しました。
働いていて何か困ったとき、納得いかないことがあったとき、泣き寝入りをしたり、感情的に抗議したりじゃ解決しません。会社があんまりむちゃくちゃなことをいってると、一見、こんなわからんちんを相手にするなんて無駄なこととに思ってしまいがちですが、案外、裏付け(憲法、法律、通達、条約、判例など)を持った上で率直に、冷静に交渉すれば、すごく違った結果を引き出せることも多いものです。
罰則つきで禁止されていて、会社がそんなことを続けていたらまったくやばいというようなものもありますし、仮に裁判を起こされれば会社が負けることははっきりしているというようなものもあります。そこまではっきりしていないにしても、「こうやるのが望ましい」ということが通達や、条約などで(つまり公に)出されているならそれに反した事まではしたくないと考える会社も多くあります。
「知っている」ということは力です。自分の気持ちの上でも、交渉の上でも。例えば、判例を知っていて交渉するだけで、実際に裁判を起こさないでも成果がえられることがあります。
この本は、かなりふみこんだところまでコンパクトにぎっしり詰まっています。とりわけ、改正均等法をにらんで大きく改定されている点からもお薦め。 |