だんご三兄弟 夫婦で育児by わきたさきこ home 掲示板 メール  
生活記録

[3−5月分]||[2004年1月から]

あらためて「夫婦で育児」日記(6月分〜)

6月3日(火):おそば

残業して、子どもが寝ついてから帰宅。食卓におそば(ひろきの大好物)が残してあって、「おかあさんおかえり これたべてね あしたもよろしく(おこるのも) ひろき」と手紙がついていました(^-^)

***

夫によれば、今日はひろきもなおきも抜けまくりでがっちり怒られ、がんがんいわれて最後に、「もうお父さんは怒るのやめよう。もうやってられない」とサジを投げられてしまったのだとか。それで、「お父さんがダメならお母さんに」と手紙を書いたということらしい(--;;

 

6月11日(水):連携リセット

お風呂につかっていると、リビングからなつきと夫の会話が聞こえる。「しまじろうみてもいい?」「いいけど、お母さんがお風呂から出てきたら消して、いっしょにおやすみにいける?」「…できるー。」

やー、これは面倒な…と、正直、思った。そんな約束ですんなり消せることはほとんどないからねぇ。

案の定、「さ、じゃ、テレビ消して。おやすみしよう」と声をかけるが「なっちゃん今これみてるんだからー」といって消さない。なので私がぶちぶちっと消してしまうと、一瞬の間があって(もちろん消さないでほしいんだが、それをいうと約束違反だなというのを計算し)、「なっちゃんが消すー、なっちゃんが消すー」と矛先を変えてきた。

「消してっていったとき、なっちゃんが消さなかったんでしょ。もうだめ」。なつきはわーわー泣いて抵抗するが、「いっしょにおやすみしてほしかったら今だよ。今しかないよ。今こないんだったら、ママもパパもいっしょに寝ないからね」と脅されてはしかたなし、ぐずぐずしながらいちおうベッドに向かう。

添い寝してからも、ぐじゅぐじゅ泣いたりしばらくしていたが、そのうちすーっと静かになって寝息が…聞こえてきたと思ったのもつかのま、はっと気づいたように「なっちゃんが消したかったの!なっちゃんが消したかったんだよーもぉー」と繰り返しくりかえし叫びながらケリを入れてきた。

はじめ、どうしようかなと迷ってしばらくだまっていたが、弱まる様子はなく執拗に繰り返しているので、「なっちゃんがそんなこというならママはいっしょに寝たくないから。じゃね」とだけハッキリいって自分の寝室にいってしまった。

なつきは「わーっ」と大泣きしてパパのところへ。夫は「お母さんに怒られちゃったの?なんで怒られたかお話しして」といいながらなつきを連れてきた。

なつきはだまーって、しつこく聞かれると「わからない」とか「なっちゃんとねるのいやだって」などといっていたが、夫が「じゃ、お母さんに聞いてもいい?」というと、うーん…とちょっと観念した様子。

私が「なっちゃんが消したかったーってしつこくいって、ママのこと蹴るからだよ。だからいっしょに寝るのいやになっちゃった」というと、夫が「じゃーしょうがないよね。蹴ったらいっしょにいたくないよね。どうしたらいい?」なつきはしばらくためらって、「ごめんなさいする」。

夫「じゃ、いっておいで」。なつき、私のところにきて「ごめんなさい」。私は「しずかにいっしょうけんめい寝るってお約束できるる?」。なつきは「できる」といってそれからおとなしくベッドに戻った。それからはおやすみ三秒。。

私がリビングに戻ると、夫は「や、早い」。「いやもう、リセットしたほうが早いなーと思って」。夫は「うん、リセットしたいんだなと思ったから筋書きどおりにやってみた」

もし、「筋書き」に参加してくれる人がいなくてひとりでやらなくちゃいけないとしたらどうするか。まぁやっぱり「リセット」は有効な手段の場合もあるだろうけど、30分から1時間は余計にかかってしまう。

 

あうんの呼吸は、幾多の失敗経験の積み重ねによるもの。。

6月17日(火):連チャン個人面談

年度替りの用事が収まったと思うまもなく、参観やら個人面談やら、立て続けにあるこの季節は休みのやりくりがつらい。ひろきとなおきの面談でそれぞれ休みを使っていたらたまらないのだが、今年はめぐり合わせがよかった。

面談の期間中、会社の創立記念日が入っている。この日に二つとも入れてしまえということで、ひろきの担任の先生に事情をお話ししておく。すぐ、「では、E先生(なおきの担任)に時間を聞いておきますね」といってくださって、好都合な二コマを抑えることができた。夫は創立記念日でもなんでもないが、一粒で二度おいしいので休みをとる。

というわけで今日は「個人面談日」だけど、面談はひとり20分が基本で、すぐ終わってしまう。かといって、ほかへでかけることもできない半端な時間だから、必然的に家で「なごむ」ことになる。

夫婦の時間があるとだいたいテレビをみてしまうことが多いのだが、今日はなんとなくそれぞれやりたいことがあり、私はピアノをひき夫はパソコンに向かう。

お茶タイムもゆっくり。ふだんの平日と違う雰囲気にしたいとき、よく使うのが「クリーマー」。うちのは立派な機械でなく、あくまで「人力」で30秒ガーッと泡立てる器具だが、それをコーヒーにのっけるとなかなか良い具合だ。ガーッとやって出すと、夫はひとくち飲んで「わっ、コーヒーじゃなかったのか。でもおいしいー。やられたって感じ」。今日はちょっとひねって、紅茶の上に泡立てミルクを乗せてみました(^-^)

それから、さらに怠惰になって、漫画を読みながら交代でマッサージ椅子にあたる。なぜか私がシリーズものを読み出すと、あ、そうそうそれ、という感じで夫も同じシリーズを追っかけで読みたがる。

なつきをゴージャス迎え(二人揃ってお迎えにいくことをこう呼ぶ)したあとも、ベッドに並んでねそべって漫画の続きを読む。夫は私の2巻くらい後から読んでいる。おもしろいところに来ると、セリフを口に出して読み、いっしょに笑ったりして(もう二人とも何度も読んだ漫画なので相手の読んでいるところも全部把握している)、なつきがゴロゴロと乗っかって甘えてくるけどまだめげずに漫画タイム。なんて意味のない過ごし方かしら。こういうの好き。

 

7月18日(金):夏祭り

保育園の夏祭りは、焼きそばやフランクフルトなんかの屋台、幼児組さんのおみこし、盆踊りやたいこ、お囃子というごく普通のものですが、卒園児たちの参加率が高いのと、保育園に無関係なご近所の方々もけっこう来るところがすごい。

卒園児というとどうしても年々増えてくるわけで、場所のほうはさして広くもない園庭で一定だから、要するに年々混んできます。今年はちょっと限界ではないかと思いました。来年はどうするんだろう。

なおきは卒園児としては初めて。園から送られた招待ハガキをみて「屋台のお手伝いする!」とはりきっています。ハガキには「お楽しみチケット(ヨーヨー釣りとかのチケットと交換できる)」もついているし…。

ひろきは「ぼくのハガキは?」と不満げ。卒園児へのハガキは小学校3年生までしか送ってこないみたいです(きりがないからね)。でも当然、お手伝いはするつもり。

金曜日は公文があるんだけど「オレがいるから、なおきは今日学童いかなくていいよ。早めに公文いっちゃおう」とひろき。でも心配だからそれはやめてもらって「学童は3時帰りで公文」で妥結しました。

夏祭りというのは、そうたいしたイベントでもないんだけど、これまでは夫婦で揃わないとなかなかたいへん。保護者会で出す屋台の手伝いや、ひろなおが屋台を回ってチケット交換したり食べたりも監督なしじゃ不安だし、なつきは抱っこだったり写真は撮りたいし、ということではとてもひとりじゃできない。

ところが今年は、夫に「仕事入るかも〜」と言われたとき私は「いいよぉ。べつに」と余裕の発言。「えぇ?」助かったような心外なような複雑な表情の夫。これはいったいどういうことか?というと…

まず、
・今年は幼児組相当の子どもがいない。おみこしワッショイをしないので、気合入れて写真を撮る必要がない。
というのが大きくて…
・今年はひろきも四年生になったことだし、これを「本格的」お手伝い人員に数えて(無理やり)、保護者会屋台手伝いとして差し出す。
・今年はひろなおにそれぞれのチケットを持たせて、監督なしで屋台を回らせる。
・なつきも抱っこ不要(たぶん)。

というわけで、ひろなおには首に各自のチケットを入れたカード入れをぶらさげさせ、「受付にいって『お手伝いします』っていうんだよ〜」と声をかけておいて、私はなつきの手をすいすいと引いて、小さなデジカメだけ持って屋台を回り、おみこしを見物すればよいという寸法。

でも結局、夫も夏祭りが始まってわりとすぐ到着し、ひろなおなつだけでなく、よその子のゆかた姿も撮りまくっていた。「わきたさんちのお父さんって、マメよねぇ。よく写真とか、アルバムにしたのなんかもいただくし」と、あちこちからいわれたが大きな誤解である。夫は撮るの専門で、写真配布やアルバム製作なんかのマメなことするのは私。

ひろきはフランクフルトにケチャップをかける役、なおきは菓子パンのチケットを受け取って「2つ」とか声をかける役。それが終わると食べて飲んで、お菓子釣り輪投げゲームヨーヨー釣り…あれこれ堪能するとそれぞれお友だちとつるんで遊びだして捕捉不可能に。

なつきは会う先生ごとに「かわいぃ〜」赤いじんべい姿をほめてもらってごきげん。どらえもん音頭を踊ってさらにごきげん。

お祭りがすんで家にもどると、なおきは屋台の手伝いの「ごほうび」でノートを持っていました。ひろきは手ぶら。ひろきは「なんでなおきだけこんなの持ってるの?」。「お手伝いをする卒園生は受付にいってねってママいったよ。最初に。行かなかったの?」「えー聞いてないよそんなの」「いったってば。現に、なおくんはちゃんと受付にいってノート貰ってるじゃない」。話を聞かないと損するんだよ。

 

下駄をはき、髪の毛はくりくりカットのひろきが、紺白のゆかたをひらひらさせてにこにこ歩いていると、「なんか昔の子どもみたいー」と言われました。ほんとそんな感じ。似合いすぎ(^^;;

8月7日(木):あずさで出発!

夏休みといっても特に旅行の計画なども立てていなかった我が家。そこへ、友人の誘いで八ヶ岳3泊というゴージャスな企画が降って沸きました。

「Iさんの別荘にいくよ!」というとひろ&なおは「ターザンロープのうち?」「いや、いつものおうちじゃなくて…山の中にある別のおうちだよ」「えー?」
#あの楽しいおうちにいくんじゃないと思ってちょっと引くふたり

私「ひろびろして緑がたくさんあるところに立ってる、ログハウスだよ」
ひろ「え?(そそられた様子)ログハウス?(横浜市の子ども施設を思い浮かべているらしい、違うんだけど)」
私「特急あずさに乗っていくんだよ」
なおき「え!?とっきゅうれっしゃ?」

しばらく前になおきのお気に入りだった絵本で「はしるはしるとっきゅうれっしゃ(かがくのとも)」があるが、これはあずさが新宿駅から松本駅までいく様子を淡々とリアルに描いたもの。ほんとにあれに乗れるなんて、そんな幸せが現実になるのか?ちょっと事態がよくのみこめない様子のなおき。

荷造りにはまっさきにこの絵本を詰め、新宿駅4時発のあずさに乗る。なおきは、絵本を広げて「いまはこのへん?」「多摩川を越えるよー」わくわくわくわく。絵本の世界が今、目の前に展開されていく〜

山荘では、子どもたちを外へ放し飼いにしておいて、親はのへのへ過ごそうというのが主な企画。しかし台風接近で企画の根底からピンチ。小淵沢でのりかえてJR最高地点に近づくと、ますます濃い霧が立ち込めてきて…ところがひろきは、「霧の中に入るよ!わぁすごい!」と興奮している。今「おやすみごほん」で読みかけの「霧の向こうのふしぎな町」を想像しているらしい。「いやー、悪い天気そのものを楽しんでいただけるんでしたら…(^^;;」とIさん。

野辺山の駅に着くと、Iさんの息子二人と夫が出迎え。いっしょに夜ごはんを食べに行く。店内は幸い、あまり混んでいなくて、ちょっと奥まった座席を我々9人で占領することができた。とはいえ、あまりうるさくなると迷惑だし…

いちおう、大人四人がなるべく子どもたちを割って入るような配置で臨む。しかしそんなもんではどうにもならず、ちょっとした手遊びでも、割り箸でも、しゃべってるだけでも、どんどん盛り上がってしまうひろ・なお・りょう・たか。子どもたちのはしゃぎ声もうるさいし、大人の怒声もたいへん聞き苦しいので、まぁほどほどに…。

山荘に着くと、やれやれ気兼ねなく騒げる。木の香りがふんわり広がる、まだ新しいログハウスだ。大きな吹き抜けと階段、上にはゆるゆると大きな扇風機が回り、リビングの一角には薪ストーブ。立体的な空間がおもしろい。

ひろきは、「ターザンロープあったよ!」大喜び。それだけでなく、ゴミやら作品やらわけがわからない、チラシの紙、ダンボール、その他もろもろがおおらかに散らばって子どもの天国状態である点、いつものおうち以上だ。もう寝る時間近いのに、どんどんトーンが上がっていく。外は雨。
#というわけでつづく、つづく

 

Iさんちとは、日記2月分「子どもの城」に登場するおうちである。

8月8日(金):のんびりゆったり

一夜明けても、天気はちっとも回復せず。それどころか、台風が着々と近づいてくる模様。
#テレビもラジオもないので、インターネットで台風情報をみる

滞在中のイベントとして、「バーベキュー」と「フィールドバレエ鑑賞」を予定していたが、いずれにせよ雨が上がらないと話にならないので明日送りにする。すると何にもやることがないのだが…

のんびり朝ごはん。東京とは段違いの安さで買える、熟れた桃をゴージャスに一人一個。手でぺりぺりと剥いて食べる。パパ二人は料理系が苦手で、食事の片付けは「これくらいはやっとこ(なんにもしないと奥さんがうるさそうだ)」という感じ。私はIさんとおしゃべりしながら洗濯を回し、二階の踊り場、扇風機直下に干す。これでちょっと薪ストーブを炊いておくと、あったかい空気がゆっくり回ってきて外が雨でも乾くそうだ。なるほど。

ひろ・なお・りょうは「公文」の宿題を持ってきているので、公文タイムを設定する。たか・なつもやることがあるように、それぞれ「迷路」を渡す。5人ずらりと食卓にならび、間にIさんと私が座るとなんだか壮観!塾みたいだね。なつきは迷路なんてやらせるのは初めてだけど、「あーいきどまりだーもどれもどれー」なんて教えてやると、クレヨンで辿りながらけっこう上手にゴールイン!(^-^)たかくんはもっと慣れている様子ですいすいこなしていく。ひろきも全員で「やる雰囲気」なのでいつもよりはだいぶスムーズに進める。ところが、りょうくんは隣の迷路が気になり、あれこれ口出ししたりしてかえって集中できなかった様子。ゴメンネ。

そのあと遊ぶといっても雨で外には出られず、ビデオもテレビゲームもないんだけど…「カプラ」という強い味方があった!これは、木の直方体の同じ形・大きさのシンプルなパーツがひたすら入っている構成おもちゃ。保育園ではよく見かけるけど、個人宅で置ける程度じゃあまりおもしろくないので、1000ピース入りの大箱をみたときは感動。。二階の広いオープンスペースにいっぱい広げて、ひろとりょうはものすごい勢いで取り組み始めた。

カプラのほか、ダイヤモンドゲーム、Algo、鳥の絵の神経衰弱、戦いごっこやその他謎の遊びなど、波長がぴったり合うらしいひろ&りょうの遊びの展開は留まるところを知らない。りょうくんと同じ学年のなおきの方が、ものによってはやや置いていかれ気味。

ともかく、3人が無事遊んでいてくれれば、大人はたか・なつの相手だけしていればよく、絵本を読んだり折り紙をしながらゆっくりおしゃべり。なつきはキーボードが気に入ってだいぶ一人で遊んでいたのでさほどべったりではなかったが、マメに折り紙を折ってくれる「おばちゃん(Iさん)」がすっごく気に入って、すりよっていく。ゲーム類のときは「おじちゃん(ひろなおのパパ)」が超人気。

子どもの人数が倍に、大人の人数も倍になったら十倍楽になるのか?なんだかよくわからないけれど、ひと家族でいるときとは別の世界があったと思う。子どもが「これ作って」と繰り返し寄ってきてもイライラせず、「いいこいいこ」すりすりとかわいがって感触を楽しむ。

家にいる間はこんなにゆったりした時間を過ごしたためしはない。「今日はゆっくり」と思った日でも、結局寸暇を惜しんでDVDを見たり、メールを書いたり、ピアノを弾いたり、家事は…寸暇を惜しむほどやらないけどなんだかんだ用事はあるし。なにもない、のが別荘のいいところなのかも。

なんてぜいたくな時間なんだろう。雨が降っていてよかった。

夜寝るころには、カプラの大作が仕上がっていた。ひろきもりょうくんもすごくうまくて、大人が思いつかないようなおもしろいものを作る。
#なおきはちっとも思いつかないらしく、「できない」といって泣き崩れるシーンもあった

 

フィールドバレエとは、屋外ステージでバレエの公演をするというなんとも物好きな企画で、なんと清里で十数年も続いているそうだ。天気も心配、設営はたいへん、ダンサーだって「視点が定まらず回転などもしにくい」とのことだが、違う魅力があるようだ。「オンザグラス席」を買ってあるので公演中の任意の日に行ける。

8月9日(土):子どもが増えるとなにかが起こる+フィールドバレエでは奇跡が起こる

今日はバレエ公演最終日だが、いよいよ風雨ははげしい。台風情報によれば、昼ごろ最接近の見込み。やれやれ。

そこでまずは昨日の「のんびりゆったり」の続きをする。バーベキューは、外ではできないから同じ材料を台所でひたすら焼く。

ガスコンロ、魚焼きグリル、電子レンジをフル稼働して、肉・玉ねぎ・ナス・ピーマン・じゃがいも・とうもろこし…。子どもたちはいきおいよく食べていく。ふだんさほど人気のないナスもどんどん売れる。ピーマンは?

昨日、食材調達のときピーマンを買おうとするとIさんが「ピーマンは子ども受けが悪くて」といっていた。「うちはみんなピーマン好きだから食べちゃうよ。大丈夫」といって仕入れておいたのだ。

「ピーマン!ちょうだい」。ひろなおはさっと手がのびる。りょうくんは「ぼくピーマンいらなーい」

そこへすかさず、私が「えっ、そーお?この焼肉と、ピーマンをいっしょに食べるとさ、肉のうまみとピーマンがこう、なんともいい具合にまざってさ、おいしーんだこれが」というと、りょうくんは「お?」という顔になった。ちょっとそそられたらしい。

するとりょうくんパパが、「なるほど、うまいねーやさしいよね。うちだったらさ、『じゃ、ピーマン食べないうちはほかに何もやらんぞ』とかいうふうに脅すとかするよね」。夫は「いや、うちでだってやっぱりそうですよ」。私は「そりゃもちろん。だけど、わざわざよその子を脅す義理はないもんね」。Iさん「うーむ、そういう言い方もあるか」

結局、りょうくんもピーマンを食べて、気に入ってしまった。「おかわり!!」
#「これでお弁当のときも緑色の強い味方が…」と喜ぶIさん。

食事が済むとやっぱりゲーム。りょうくんが夫に甘えて首に抱きつこうとしたとき「おじちゃんは、首が弱点なんだ。痛くなっちゃうからやめてね」。ふだんなら、そんな「やさしい」調子の注意一回で功を奏することは滅多にないんだけど…。

「いてっ!」たかちゃんが同じく首に抱きついて、実際「おじちゃんが首を痛がっている」というシーンが眼前に展開された。するとその後、りょうくんは抱きつきたくなるたんびに「あ」という顔をして、おじちゃんと目を見交わし「がまんしなくちゃだよね」無言の確認をして抑えていた。あとで、「ぼくは3回がまんできたんだ(^-^)v」と誇らしげにいっていたとか。

(なつきを除く)4人の子どもたちは、それぞれ頻繁に怒られるようなことをしているが、実は自分が怒られるよりも、自分以外の子がなにかまずいことになってるシーン(階段ですっころんで痛がっているとか)のほうが効いたりするのだ。素直にわかるっていうか、意固地になったりすねたりしなくていいってのもある。

つまり、誰かが一回怒られれば(または失敗すれば)、四人分(かそれ以上)の効き目があるってこと。怒られ役の分担、おトク。親も煮詰まらない。平和だなぁ。
#正確にいうと、ひろ・りょうのほうがなお・たかより断然怒られる回数が多いので、この分担は公平とはいえない。

* * *

午後になって台風はやや遠ざかり、ちょっと雨が弱くなったようではあるが依然として降り続いている。バレエ公演は夜だけど、いくらなんでも直前まで降っていたら会場もぐしゃぐしゃ、開演できないだろうとは思ったが、ダメモトで問い合わせてみると…

「まだ中止の決定はしていません。7:30時点でやんでいれば、開始を遅らせてもやります」おぉー。

結局、「いく」という線で遅ればせながら動くが、心の準備(というか夜ご飯の支度)ができていなかったので、ばたばたとたいやきを温め、それプラスなぜかトマトサラダという珍妙な献立を並べて、「じゃ、あとはよろしく。遅くなるから、お風呂入れて寝せといてね〜」とパパ二人に任せて去る。

Iさんは、やや運転に不安とのことで(さらに私ときたら、免許取得後一度も運転したことがないという完璧まっさらのペーパードライバー)、路面もびしょぬれの今日は、とろとろと進んでいく。会場に着くと既に、レジャーシートやらジャンバーやら、ものものしい装備の人々で熱気にあふれている。

客席は濡れていたが、舞台上だけは必死に整備したのだろう、ほぼ定刻に公演開始。会場の照明が落ちて舞台にみんなの視線が集まったとき、さーっと雲が流れて正面やや上にお月様が顔を出した。ほーっと会場中からため息が漏れる。

生のバレエ鑑賞は十年以上ぶり、しかも演目は初めての「シンデレラ」。演出もなかなか面白く、Iさん提供のクッションと冬物ジャンバーもたいへん具合がよく、ゆったり楽しめた。それと幕間が…

20分とゆったりめにとってあり、会場すぐ脇のメリーゴーラウンドが無料開放されている。きらきらしてきれい。子どもを連れていないのでそちらへはいかず、雑貨屋さんへ入った。

子ども(特にひろ&りょう)を連れては決してこられない、危険物(われもの、壊れ物、おもしろそうなもの)いっぱいのお店。Iさんはクジラのろうそく、私はりんごのろうそくとビーズのネックレスを購入。たのしい〜

家に帰ると、夫子どもは寝静まっており、薪ストーブはほのかに暖かい。洗濯ものをたたみながらしばしIさんとおしゃべり。幸せ。

 

8月25日(月):火星大接近

私が家に着くと、ひろきが「火星が見えたよ!」と盛り上がっている。パパに「火星がいま地球にすごく近いから大きく見えるんだよ」と教えてもらったらしい。

「ほら、こっちこっち」とひろきは私の手をひっぱるようにリビングの窓の方へ連れていく。「窓あけないと見えないけど」。

「じゃ、ベランダに出てみようか」と私がいって、連れ立ってベランダに出る。「おー、赤い。大きい!」しばし見とれて、家の中に入り、「ひろくん、望遠鏡(何かの付録。ちゃちいやつ)持ってたでしょ。貸して」というと喜び勇んで貸してくれた。

もつれるように再度ベランダへ出てみたが、望遠鏡ではまったく見えない。まっくら。試しに近くの信号とかの明るいところを見てもなーんにもみえない。

「なにこれー」といいながら部屋に戻ると、夫が「軸がずれてるんじゃないの」としばらくいじっていて、「ほら。これで多分見えるよ」

でも、まずごはんを食べようね。。ということになって食べているが、夫はいちはやく食べ終わって「ひろくん望遠鏡かしてね」とベランダへ。ひろきは「壊さないでね。ぜったい落とさないで」…なかなか口うるさいのである。

ベランダに出たきりなかなか戻ってこない。ひろきは「大丈夫かなぁ?やっぱり見えないんじゃない、お父さんも。あるいは落としちゃってたりして!」気になってしょうがないらしい。

やっと戻ってくると、「ちゃんと見えたよ。まず、近くの信号で見方の練習して、ピント合わせといて、ちょっと遠くの鉄塔の赤い光見たりして、次に火星に合わせるようにしたらバッチリだよ。下手なんじゃないのぉ」

続いて私とひろきも食べ終わって、今度は双眼鏡(これもプラ、おもちゃ)も持って出る。双眼鏡は簡単によく見える。次に望遠鏡で見てみるが、どうにも合わない。もともとピント調節の動きがスムーズじゃないおもちゃだが、私はメガネをかけていて(超近視)目と隙間が空いてしまうのが、さらにまずいらしい。「うーん、だめだ」

私は早々にあきらめて戻ってしまったが、ひろきはしつこく挑戦していて「見えた!ちゃんと見えたよ!」といって戻ってきた。「お母さん下手なんじゃないのぉ」

するとなおきもうずうずしてきて、ごはんもそこそこにしてベランダへ。しばらくして「見えた!」。ひろきが「そりゃー双眼鏡では誰だって見えるよ」。なおきは今度は望遠鏡に挑戦してしばーらくして「見えた!見えた!おかあさんへたくそなんじゃないのぉ」(^-^)

「お母さんに勝った」というので盛り上がる二人。その間にデザートに「桃」を剥いてあったのをみつけてさらにうれしそうなひろき。「お母さん、ボクもってくよ」「あ、ちょっと待って、何切れある?」「…8つだ」「それじゃ割れないから大きいのを二つに切ろう」「じゃ、まずこれ。それからこれだね」

「はい、いいよ運んで」「ぼく、この4つ(二つに無理やり切ったためかなり小さいもの)だけはやめよっと」「それはダメ。大きいのと小さいので二つにしなさい」「うーん、じゃーこれとこれ、ならいいでしょ?」

ひろきは桃を食べながら、「あぁ今日はなんていい日なんだろう。火星はみられるし、桃は食べられるし、公文とママノート(漢字の練習をチェックしているもの)は午前中にすんでるし(^-^)」お手軽な幸福にひたるひろくんであった。

 

9月14日(日):じゅげむじゅげむ

「にほんごであそぼ」という教育テレビの番組は、月から金までの朝8時とかにやっているもので、ほとんど我が家が自然に気づくことはない存在だったが、人づてに「すごいよ」と教えてもらって試しにみたらすごかった。

「はみがきじょうずかなー」のノリで、小さい子が「じゅげむ、がんばりまーす」とかいって、「じゅげむじゅげむごこうのすりきれ…」。三人とも影響されてすぐ覚えてしまった。なつきはお風呂でパパと練習したらしい。「なつきの『やぶぅらこうじの、ぶらこうじ』のとこがとってもかわいいんだ(←夫談)」。私もそう思いました(^^;;

あと、テレビをみながら三人で「ややこしやー」などと踊っているのもなかなか楽しい(画面の中で踊っているのは、のむらまんさい)。ひろなおが喧嘩してうるさかったときに「やかましやーやかましやーひろきがさわげばなおきがさわぐ、なおきがさわげばなつきもさわぐ…」と替え歌をうたってやったら気に入って、「友だちくればもっともっとさわぐ、やかましやー」とノリノリ。

なつきは「じゅげむ」をいえるようになってからもしばらく、人前(他人の前)では恥ずかしがっていわなかったのだが、工事の下見に来たおじさんに披露したらうけたので味をしめて、保育園の先生などにもいってみせてほめてもらったらしい。

じじばばのうちにいって「じゅげむ」の話が出て「なっちゃん、じぃじにも聞かせてあげたら」といったが恥ずかしがってやらない。むーと口をつぐんでテレテレしている。

無理強いすることでもないので気にもとめずにそのまま帰ってきてしまったが、なつきは夜になって、「なっちゃんは、よこはまじぃじにじゅげむじゅげむ、うたってあげたかったの!」といってゴネゴネしている。「じゃーいってあげたらよかったのに。じぃじも聞かせて、っていってたじゃない」というが「だからー、うたってあげたかったの! 」

パパが「あんな誘い方じゃダメだ、もっとなっちゃんがいいたくなるようにじょうずに誘ってほしかったってこと?」と尋ねたらウン。。

つまり、あんなストレートに「聞かせて」なんていわれたら、シャイをもって自認するなつきとしては意地でも(?)いえなくなってしまう。もっと自然に言い出してしまったような…例えばひろなおが競争でじゅげむをいってるとか…無理のないシチュエーションを作ってくれればよかったのに、ということなのだな。たぶん。

***

翌朝になってもまだ、「しんじゅくじぃじにじゅげむいってあげたかったの!」(←言い間違い。昨日会ったのはよこはまじぃじ)などと怒っているので、「じゃ、ちょうどいいね。今日はしんじゅくじぃじのほうがきて、みんなを動物園に連れてってくれることになってるんだよ。いってあげたら」というと、ダダのこね先が不意に消えてとまどっているなつきでした(^-^)

 

9月23日(火):おしいれのぼうけん

床の間・押入れ(合わせて二間分)を取り壊して、そこを書斎スペースに改装するという計画を前々から温めていて、ついに工事があさってから。

というわけで、今日は押入れの中身を別の部屋へ大移動。前から心積もりはあったので、天袋はすでに空、押入れ右半分はかなりガラすきだったのに、出てくるわ出てくるわ、押入れ左半分も床の間も、こんなに入っていたの?状態。

「床の間」って収納かい?と思われるかもしれませんが、我が家ではすでにパソコンラック化していたので、でかいディスプレイ、パソコン本体、ルーター、でかいプリンター、紙・メディアなどなど、そりゃぎっしり詰まっていました。

そして苦心の末現れたのが、見たこともない「空の押入れ」!子ども三人が争って集まってきて、さっそくすずなり。「こりゃ、隠れやすくていいねぇ」とひろ。

ひろきはいい年してなぜか最近のフィーバーが「かくれんぼ」。家の中のあちこちの、大人から考えるとそんなところに人間が入るか!?といういたるところにもぐって隠れて、友だちと盛り上がっていたが。
#代わりに、入っていたものが出されたりつぶれていたりするので、はっきりいってかなり迷惑

そんなひろきにとって、押入れは超気に入りの場所。押入れがつぶされると聞いて大ブーイング。夫は「ほら、言ったとおりだろー」

夫は子どものころ、よく押入れにもぐって遊んでいたりしたので、あるとき「よっちゃん(=夫)がいない!」と大騒ぎになって親兄弟が探し回っていたら、「あ、でも靴がある!」ということで家の中を探しなおし。結局、押入れの布団の隙間へすっぽり入ってぐぅぐぅ寝ていたという逸話の持ち主。

一方私は、押入れはもぐるところだという概念が昔からないですから、へーそんなもんかねという感じで、きゃーきゃー大騒ぎの子どもたちと、押入れと子どもの記念撮影に余念のない夫を眺めていました。

「せめてお別れに」押入れで寝てみたいとひろなおがいうので、じゃんけんの結果、今晩はなおき、明日はひろきが押入れで寝ることになりました。ふとんや枕を運び込んで、「おしいれのぼうけんだ〜」ぴったりふすまをしめて、漏れ入る明かりを楽しんでいるらしい…

 

10月5日(日):「耳が雑」

ひろきが自由帳にこちゃこちゃとモンスターや数字を書き付けて、なおきと謎の 「バトル」をしているとき、「おふろ洗ってー(うちでは、お風呂を洗ってお湯 を入れるのはひろきの役目)」と声をかけると、反応がない。

こっちも一回でどうこうという期待をしているわけではないので、段々トーンで 「おふろ!」というとやっとひろきは、ゥン、わかった、と腰を上げて自由帳をもったま ま歩き出し、そのまま廊下を歩いてお風呂の前を通り過ぎていってしまう。そし て子ども部屋の前まで行って引き返してくると、「えっと、なんだっけ?宿題する?」 「ちっがーう!!」がくっとくる私と夫。「お風呂の支度だってば」というと、 「あ、そうそう」といってお風呂場へ。

あーやれやれ、と思っているとしばらくしてなんと素っ裸のひろき登場。「あの さーお風呂まだ入ってなかったけど」
「だーかーらー、お風呂洗ってっていったの!!」

というわけで、耳の聞こえはふつう、言語理解もふつうなはずのひろきの、この じれったさをなん表現したらいいだろうか。これまで、保育園の先生も担任の先 生もたいへんご苦労なさってきたが、それでもずいぶんよくなって(本人比)最 近では忘れ物はさておき、授業もだいたいは参加できるようになったし、生活上 さほど支障には感じない程度に成長したが(これでも?)。

***

古いビデオテープを整理している中に、「ザブングル」のテレビシリーズがあっ た。ご存知の人は少ないだろうけど、世代的には私や夫くらいの人が見ていた (かもしれない)ロボットアニメだ。

「これはもう捨ててもいいよね。でもひろきが小さいときこれすごい好きだった んだよ」

ひろきは3歳前後のときこれにハマって、よく主題歌をうたっていた。「はやて のようにー、ざぶんぐるー、ざぶんぐるー」…

ところがボキャブラリーが少ない3歳児のことでもあるから、
「ここはちのはてだまされて(ほんとは「流されて」)、オレ」
「きょうもさすらいなみだも、たれる!(ほんとは「枯れる」)」
とずーっと間違えたまま歌っていた。

その話をすると、ひろきは一言、「耳が雑って感じ?ぼくって」

あまりに的を射た表現に笑いが止まらなくなり悶絶する私。夫もにやにやしなが ら、「ほらひろくん、お母さんはうまい言い方だと思ったらしいよ」

 

ところで3歳になるかならずのひろきがデュプロブロックで「ざぶんぐる」を作 るとそれはハッとするほどうまいデフォルメでちゃんと「ザブングル」に見えた ものだ。目は雑じゃないらしい。
#じつはなおきは目が雑(--;;

10月14日(火):「ほっとく焼き」

生協が届く火曜日は、いつものスケジュール(7時帰宅、7時半に晩御飯開始) の中に「配達物取り込み」が割り込むので、おかずがシンプルになりがち。

でも昨日は、月曜日に遊びに来たIさんのおみやげの残り、ソーセージがあった ので…

  • 土鍋にごはんセット。炊き始める。
  • だいこんを切って、味噌汁に。
  • キャベツ、タマネギをざく切り、ソーセージといっしょにフライパンに並べて、 ワインを回しかけて蒸し焼き。

としてほっとく間に、生協を取り込み、学校のプリント類をチェックし、なつき の連絡帳を読み…

こないだもらったおみやげで、高野豆腐の小さいの(もどさなくてもそのまま汁 物に入れてよし)があったので味噌汁に追加。生協の中にルッコラがあったので、 蒸し焼きにちょいと追加する。

味噌汁にはすりごま振って、蒸し焼きにはマスタードを添えて、できあがり!お いし〜い(*^-^*)ごはんも炊き上がって、これできっかり7時半。

おいしいソーセージがあったら、味付けも不要の「ほっとく焼き」は激ウマ。 「おとうさん遅いねぇ。ごはんはたぶん食べてくるよね」の掛け声で、ハイエナ たちが一気におかわりしてしまいましたとさ。

* * *

で、そのおいしいごはんを食べ損ねた夫。なんでも予定外に会議が長引いて、連絡もできず、イラつく妻の顔が頭をよぎって、気が気じゃなかったらしい(^^;;

会議中でも「帰宅予想時刻」が連絡できるように、「メールを打つことにして、メールチェックはときどきしてもらうようにするとか?」「でも、その予想時刻があてにならなかったら余計非難を浴びたりして!?」などと考えている。しかし私のほうとしては、「いや、最近は、連絡ないときはあてにしない(ごはんもいらないとみなすし、その他の育児家事関係もお父さんが帰らない前提でまわしておく)ことにしてるから、別にそのことでイラついたりあんまりしないよ。それより逆がやだ」

そう、逆に夫のほうがお迎え番のときは、「何時になりそう?」「いまどこ?」チェックがマメに入り、予定通りの電車で帰っても、ちょっとクリーニング屋によったりしてもたついていると、マンションの手前数十メートルでPHSが鳴る。「いまどのへん?」

「う〜んそれは。。はじめから『宴会』とか『コンサート』とか、帰らないことがはっきりしてるときは気にならないんだけど。ごはん時間帯と微妙だとねぇ。。7時40分!じゃだめだけど、7時15分!に帰るんだったら一品作ってもらってこっちは洗濯に入ろうかとか」

そうなのだ。この「育児をするお父さん」としてごく一部で有名(?)な夫の、最後の心のハードルは「夜ご飯」。でも、妻も決して料理らしいものを作るわけではなく(ほっとく焼きでも充分なんだから)、技術の問題とは思えなけど発想と気合の問題でしょうか。ここを越えられる日はくるのか!?

 

10月26日(日):ひろきのジョギング

ひろきは最近、毎朝のジョギングを続けている(o_o)。もう一ヶ月くらいになる。

世界で一番、体育会系から遠い(素養がない)と思われる怠惰な両親で、苦手なだけでなく休日のキャッチボール程度もつきあってやらないので、親子とも、運動不足は継続的に懸念事項となっております。

しかし、非常に忘れられがちなことであるが、なんと夫は陸上部出身なのである(中学のとき?熱心とはとてもいえない状態だったらしいけど…)。走り方とかトレーニングのこととか、いちおう頭には残っているらしくて、私とはちょっと違う(はず)。

それで、ひろきがなんだか急速にころころしてきてしまって、顔もまんまる尻もたっぷり、というときに夫からひろきに「ランニング」を薦めたのだ。初日はいっしょに走ってやっていたけど、夫は当然ながら毎日走る時間をひねりだすことはありえず、ぎりぎりまで寝るわけで。それでもなおかつ、ひろきは毎日走っている。すごい。。

多少は顔のまんまるもマシになってきたようで、ぜひ続けてもらえるようにほめてやりたい。それにはやっぱり母もいっしょに外へ出て、走らないまでも見てやるのがいいのではないかと思い、昨日は一念発起して6時ごろ起きて、ひろきと出かけてみた。

「おかあさんも来てくれるのぉ?」「うん、走らないけどね。歩いて途中までついていくよ」というと、ひろきはにこにこ(*^-^*)そうとううれしいらしい。

お父さんからアドバイスされた走り方、コースの説明などべらべらべらべらしゃべりながら、そんなに余裕あるならもっとせっせと走ればー?というほどのろくて、私がさっさと歩くのとほぼ変わらない。というわけで20分程度ぐるりと回って帰るまでぜんぶいっしょにいくことができました。

途中、犬の散歩をしている人となんとなく挨拶を交わしたり、ぴっと締まった空気が気持ちよかったり、いつもと違うたのしさを共有してかなり得した気分。

それで、私としては(平日は無理なので)今日もいこうと思っていたのだが、「あ、まって。いっしょにいくから」といったら、「いいよ今日は。いってくる」とさっと行かれてしまった。あれ??

「今日はふられたねー」と夫。うーん、昨日あんなにうれしそうだったのにな。読めん。

 

10月27日(月):3泊4日母不在

さて、我が家的にはたいへん顰蹙なことに、なんとたかが研修で3泊4日ということになってしまった。以前、オーストラリア出張というのがあったけど、今度は熱海と小田原の間くらい。

近いといっても帰れるわけではないので、留守宅にとってはそんなに変わるところはない。そこはかとなく安心(テロで突然帰れなくなったりしないとか…)というくらいか。

もちろん、ふだん二人で分担しているもろもろのことを(送迎、食事の支度、洗濯、保育園のしたくや宿題確認、喧嘩の仲裁やらなんやら…)ひとりでやるのは大変だけど、手間的には一方が宴会や残業のときとそう変わらない。ただ続くとなるとげんなりするのも確かである。

そこで少しでも負担を軽くするために、

  • 帰宅日(木)は帰りのロマンスカーをあらかじめ抑えて、母お迎えを目指す。
  • 通常金曜日の「ピアノ」を月曜日に変更。先生が当日のごはんのほか、翌日も食べられるようにカレーなどを作成予定。
という万全の体制を整える。

なんのことはない、いちばん気が重いらしい「夜ご飯」を作る必要があるのは水曜日分だけ。お迎えは月・火・水の週3回と、回数的には普段と遜色なく、連チャンなのがちょっと嫌という程度。これで文句があったら世の中の多くの共働き家庭の方々に申し開きがたたないというもの(^^;;

* * *

今朝はそういうわけで、あーのこーの宿泊の支度をしながら朝ごはんの支度をしていると、「おかあさん、いっしょに走りにいこう」とひろき。「ひろくん、ふだんの日はとても無理だよー。だから昨日、日曜日だからいっしょにいこうっていったのに」というと、「だってさー、二度続けてじゃおかあさん、疲れちゃうと思って。今日は、今日でおかあさんいなくなっちゃうから、いっしょに走れたらいいなって…」。心底がっかりしたらしいひろき。
#そんなふうに気を遣っていたのか。読めん。

 

ちなみに、私の不在期間について夫は「家事とかは回るけどとにかくつまんない」といっておりました。

11月9日(日):完全フリー!

ついについに、長年待ち望んだこの日が。。長年とは、ひろきが初めてデイキャンプ(スポーツクラブ主催)に参加した5年ほど前から。保育園に預けられない親の休日、子どもがすべてデイキャンプに出払って、夫婦でゆったり「デート」できたら?!

なおきが大きくなって参加できるようになれば次になつきが。というわけで、なかなかその「夢の日」は訪れなかった。しかし、今回なつきも3歳になり、特別に兄たちのいる班に混ぜてもらって、大乗り気での参加となった。

三人分の弁当、リュックの支度もなんのその。立川の集合場所まで3人を連れて行きバスに乗せ、手を振ってお別れ。ほかの親たちもそれぞれ浮き立った表情をしているが、うちほど浮かれていた人はいなかった(たぶん)。

まず、午前中は「マトリックスレボリューション」。10時はじまりということなのでその前に朝から開いているコーヒー店に寄った。蒸しパンをはんぶんこしながら夫はココア、私はカフェモカを飲む、無為な時間。ふーーーっ。

映画館は満杯。おもしろかったが(まだ見てない人のために内容は秘す)なにしろ息つくヒマもない派手な映画だ。映画館を出るころにはなんとなく疲れている。

それでも次は「子どもがいたら入れない」激辛の麻婆豆腐専門店に入って昼ごはん。これまた久々の辛さに満足のおいしさ、でも座りにくい椅子のカウンター席でまたちょっと疲れる。

さて次のターゲットは、試着が必要なため子連れではなかなか買えない洋服類。しかも今日のテーマは夫のコートだ。あまりにヨレて捨てたコートの代わりなので、買わなきゃしょうがない必然性はわかっているが、本人含むふたりともなーんとなく紳士物の服に情熱がなく、つい横道に逸れる。「このカップ普段使いにいいんじゃない」「このろうそくかわいい」「CDでほしいのあったんだ」と、必然でないものの買い物はどんどん進むわりに本命はなかなか。

やっとコートをゲットし、私もあれこれ試着ののち購入、サイズ直しなどすんだころにはすごーく疲れている。ケーキタイムはとったのだがそんなのでは疲れはとれず、ビックカメラに移動してひろきのストップウォッチ付き腕時計(*)を買ったころには停滞ムードで家電売り場にいき、しばしマッサージ椅子にあたる。

某社のフットマッサージャーとかもなかなかよかったが、自慢じゃないけど我が家にあるマッサージ椅子はとてもいいのだ。家のマッサージ椅子とおいしい紅茶。ピアノ。なんかそんなものがないと心底くつろぐというわけにはいかない…が、ある程度お迎え時間が近くなってくると、もういったん家に戻るという選択肢はない。

* * *

というわけで、収穫も多いが疲れも多い一日となった。結局のところ、時間貧乏があぶく銭(時間)を手にしても、優雅とはほど遠い、ってことでしょうか。

おまけに夜遅くまで選挙ステーションをみてしまい、翌朝は、「なにもしない一日がないと週末って気がしないー」とぶーたれつつ会社にいった夫婦であった。

 

(*)学童のない四年生になって、自分で時間を知って行動しなければいけないシーンも増えたし、朝のジョギングや公文でも自分で正確なタイムが測れるほうがはげみになると考え、デジタルウォッチを買った。

ひろきは、なおきやなつきの羨望のまなざしを浴びつつ、「これかっこいいー」と感激している。早速翌朝、着替えて腕時計をつけてさっそうと玄関をあけたが、「あー雨だ」と戻ってきた。「おかあさん、みてー。2秒」(--;;

11月15日(土):はじめての対市交渉

「れんきょう」、この知る人ぞ知る奇妙な言葉。市内の学童の保護者会の連絡組織で、要望をまとめて市に伝えたりといったことを主な働きとしている(らしい)。(注)

今年は、なおきが通う学童で、保護者会役員の「渉外」担当をしているので連協に出るのもお仕事。でも、初回に出たきりさぼっていたので、二回目の今日は突然もう「対市交渉」の当日になっている。

市の課長さん二人を前に、連協の面々が10人ちょっと。まず連協の会長さんが「顧客満足(というかこの場合『市民満足』)」と「少子化」をキーワードとして出し、積極的な取り組みを求める挨拶。そんなこといったって効くとも思えないが、なかなかいい味の会長さんではあった。

続いて本題。あらかじめまとめて提出した要望・質問事項に対して、あらかじめまとめた市の回答が紙で配られ、それを補足するような形で口頭の説明があり、区切りごとに質疑応答をする形式。

* * *

まずひっかかったのは、「Q:欠席連絡がないのに子どもが登所しなかった場合は保護者に連絡を下さるよう徹底してください」に対する市の回答。「子どもが学童生活に慣れていない夏休み前などは、原則として保護者に連絡を取るようにしています。その他は友だちに様子を聞くなど状況判断をして臨機応変にですね。一律に連絡をするということはありません」というブットビなお答え。

「夏休み前はとのことでしたが、むしろ夏休みなど長期休み中が心配です。学校から、敷地内の学童へいく際はほとんど心配していませんが、夏休みは家から学童に行きます。極端な話、朝へんな人に連れ去られて、学童には行っていないけれど親は何も知らずにのほほんと会社で仕事をしていて、夜になって家に帰ってみたら子どもがいない。学童も終わってますから友人宅に電話をかけまくってみると、どうやら学童にもいってないらしい…と、それから探し回ったら手遅れだった、などということもありえます。そうしたら一生後悔すると思うんですが、そのへんはどうお考えですか?」

「そういったご心配はもっともですが。学童で、指導員は子どもの遊びや生活を指導しなくてはいけないわけですから。無断欠席の場合に必ず連絡をするとなれば、もうその連絡用の人員が一人いないとといった感じに」
「もちろん、学童では楽しく過ごせるということが中心です。でも、それを1番としたら、安全上のことは0番じゃないでしょうか?電話をかける分だけ子どもの相手ができないことが本当にそんなに問題になるのですか?」。
他の保護者からも「いったいそんなに無断欠席なんてあるものなんですか?」などと質問。しかし、別にそういった実数や電話に割く時間などのデータは持っていない。

「いや実際に電話をかけてみると、携帯はつながらなかったり、職場の電話にかけてももういないといわれたりしてけっこうたいへんなんですよ。無断欠席の多い人ほど、職場が変わっても連絡先の変更を知らせてくれなかったりするもんですから。」
「では例えば、私は連絡先ははっきり伝えるし、欠席させるときは必ず連絡を入れますから、子どもが9時までに来なかったら連絡をくださいと個別にお願いして、連絡をいただけるようにすることはできますか?」
「それは可能と思います。そういったことが臨機応変、の中身とお考えいただければ」
「実際のところ、私は今現在、学童の先生にはそのようにお願いしていて、うちに関してはご連絡いただけるとは思っているんです。でも、私のように無理やり主張するタイプの保護者ばかりではないし、もっと気弱な人でも、そんな個別に交渉しなくたって、ご連絡いただけるのが原則で、連絡先不明だったりしょっちゅう連絡してこない人は連絡ができないことがある、というのではだめなんでしょうか?」
保護者「臨機応変ということは、指導者によっては聞いてもらえない、ということもあるのでは?」

まだこの先押し引きが続くのだが、なんというか進展しない。とにかく、「連絡する」のような言質を与えるのは絶対まずいと思っているらしい。

* * *

とにかく、この回答の内容はほぼきっちり、うちが通う学童の先生から聞いたことと一致している。おおよそ、話を詳しく聞いていくと、市の回答は「現場(=指導員)の声」を反映することにはまじめに取り組んだことがうかがえる。

それはいいけれど、この対市交渉のQAは毎年同じ質問と回答、なかなかに進歩がない。次にひっかかった項目も毎年判で押したような質問と回答だが、私がつねづね疑問に思っていたものなので発言してしまいました。「今さっきしゃべりすぎたばっかりなのに」と気にはなったけど…。

「Q:長期休業期間など一日育成時の登所時間を現在の8:30から8:15に繰り上げてください」。これは、ふだん学校に行くのが8:15なので、せめてそれに合わせてということで根強い要求のひとつ。それに対する回答が(昨年と同一)、
「育成時間が長くなることも含めて問題と考えますので、現状で実施は考えておりません。」

「ちょっと確認ですが、育成時間が長くなることの『問題』とおっしゃったのは『子どもにとって』という意味ですか?」
「はい、そのとおりです」
「はーなるほど。それで私、ずーっとそれが不思議で不思議でしかたがなかったのですが、学校に行くのより学童が遅く始まるために、朝ひとりで家にいるか、外に出てそこらでたむろっているとか、学童の前で開くのを待っているとか、そういった15分ですよね。それと比べて、学童にその間いられるのが子どもにとってより問題であると、本気でそのように考えていらっしゃるのですか?」
「今、8:30から最長18:00ですから、現在でも長い子は9時間半も学童で過ごすことになります。そのように長時間集団で過ごすことが、子どもにとってはやはり、負担になっていると。それがさらに15分延びるというのは」

「その15分と比較して、現在子どもにとってよい時間が過ごせているとは、親として感じられないという話なのですが」
「子どもと、一口にいいましても、学年も性格もさまざま、家庭環境もですね、ほんとうに千差万別でして、いろいろ異なっているものなんですよ」
私「それはもちろんほんとうにそうだと思います。それでですね、だからこそ、子どもによっては、8:30でも問題ないかもしれない、子どもによっては、15分早ければすごく助かるということがあるのではないですか?その割合は知りませんが、仮に8割の子どもにとってよければ、その子たちだけ来られるように考える価値はあるのではないですか?」
「子どもにとって問題だというのは、現場の指導員のですね、実感なわけですよ。子どもにとって長時間の集団生活が負担だという」
「でもね、さきほどまさにおっしゃったように、子どもの状況は千差万別なんです。それをひとくくりにして、育成時間が長くなることが子どもにとって問題だから、検討にも値しないと言い切るのは、まったくおかしいのではないですか」
保護者「私ね、先ほど課長さんが、はい、子どもにとってという意味ですとおっしゃったとたんにね、あ、市の負けだと思いましたよ。勝ち負けってのも変かもしれないですけど、だって、そんなこと、いえっこないもの」

「実際に、やろうとしたら、ローテーションやら予算やら、いろいろ難しいのだと思います。その難しい内容が、回答であれば、しかたがないとも納得できるし、逆にではこれをこうしたらとか提案したり、話が始まりますよね。子どもにとって問題、という回答では、不信感を持つだけで終わり。そこから何も始まりません」
保護者「役所から、子どもにとってはこうだとか、一律にいいきられたら、やっぱり嫌な気持ちですよ」

「…ちょっと配慮に欠けていたかもしれません」
保護者「では、別の実質的な回答に差し替えていただくことはできますか?」
「いや…これは特にもともと正式な回答というわけでは…書いてないでしょ?(隣の課長さんとごそごそ)。えー、今は朝の15分の話で、15分くらいで、というふうに感じられるかもしれませんが、それがOKになれば、では夜は7時までにしてもらえないか、あるいはそれ以上、とどんどん伸びてくると思うんです。実際に、現在保育園のほうでは11時間開所とか、稲城市内ではさらに6時から7時までの延長といったことをやるようになってきていますよね。そういうふうに、際限なく時間が延びていくことが果たして子どもにとっていいのかという」
「いや、誰も今、夕方の延長の話をしていませんよね。とりあえず、朝の15分延ばすことがどうなのか、それこそローテーションなり予算なりの具体的な都合についての回答をいただけば十分と思いますが」

* * *

いやー疲れる。まだまだ続きますがあほらしいので割愛します。それにしても、夫(ひろき一年のとき渉外担当の経験あり)の「連協の雰囲気はねー、まー、一生に一度は体験してみたら?ふふ」という含み笑いの中身がよっくわかりました。

 

(注)なにも学童でなくても、園どうしとかで集まれば「連協」になると思うが、身の回りではなぜか「れんきょう」といえば学童関係。

11月23日(日):なつき七五三

デジカメもプリンターもよくなってくると、行事のたびにフィルム持って写真屋に走らなくてすむのはほんとにありがたい。大きめの記念写真だって、どうかすればプロが撮るより取りまくりの素人写真から選んだほうがうまくできてしまう。

ということは、写真屋さんの経営もなかなか苦しかろう…というわけで(かどうかしらないが)七五三の予約を入れようとしたら、いつも行っていた写真館はつぶれていた。

そこでスポンサー(私の実家)のご意向を尋ねると、パパカメラマンが実家そばで写真を撮ればよしとのこと。母いわく「なっちゃんのおしゃれ服は買っておくけど、お兄ちゃんたちはちっとはマシな格好させてきてよね」。

ところが、あらためてさがすと兄たちの服ときたら、入学式用のスーツを除けばその下が果てしなくカジュアル、というか年季が入ってヨレており、その中でもなんとか?と思うものをみつくろって着せたところ、ひろきのジャンバーがない。

「なんでなおきのジャンバーばっかりしかないの〜」。答えは簡単で、よっく思い出してみれば、今年も去年も、ジャンバーを買った覚えがない。ということはひろき(第一子)のものがなくても当たり前だわね。おほほ。

しかたなく超つんつるてんのを着せて出発。実家についてみると、なっちゃん分は上から下まで、完璧に揃えられており、なんと衝動買いしたというコートまで!このコートがまたなんとも、紺色のAラインの、手触りのよい上品なもので、着せてみるともうばっちりお嬢様「風」。

この「風」を取って「お嬢様」になるためにはさらにクリアしなければならない難関(立ち居振る舞い、話し方)があるとはいえ、写真的には問題ナシ。みんなで散歩にでかけ、迎賓館の門前と公園でバシャバシャ取りまくったのでした。

撮りも撮ったり200枚近く!なんでそんなに心置きなく撮れるかというと最近一眼レフデジカメを買ったからなんですね。ぜいたく品とは思ったのだけれど、「なっちゃんが三歳のときに買わなければ後悔する」という夫の断言のもと、購入に踏み切ったのだ。

家に帰ってから、パソコンに取り込んで深夜二人で写り具合を検討。なつきがそれはそれはかわいらしいのは言うにおよばず、ひろなおでおバカにふざけているのもそれはそれで「ぷふふ」おもわず笑いに引き込まれる。なつきの完璧ショットは実家用、我が家用、自慢用(会社で飾る)とA4プリントし、こまごま写真はアルバムに編集。

「うちの子ってなんでこんなにかわいいんだろ」。そりゃ、子どもたちは寝ているわけですから、どならなくていいときに写真で見てる分には文句なし。「せっかく多大なコスト(お金と時間)かけて子育てしてるんだから、こうやって(楽しんで)せいぜいモト取らないとね」という結論に達しました。
#コート衝動買いの母も同じ気持ち?

 

会社で、このときの写真を飾っていたら、同僚から「なんか、お兄ちゃんたちは着ている服のランクが違う…」と鋭く指摘されてしまいました(^^;;

11月29日(土):親睦会ラッシュ

家族の予定は、リビングにかけてあるカレンダーに書き込むことになっているのだが、それがもうだんだんとこちゃこちゃとしてきて…。

まず、今日午前中は「ぺんぎんぐみ(なつきのクラス)親睦会」「4年2組(ひろきのクラス)懇親会」のダブルブッキング。幸い、二つの会は市の文化センター内の別部屋で行われている。夫婦交代で二つの部屋を行き来してカバーすることに。

なつきをぺんぎん部屋に置き、ちょいと向こうも見てこようとして廊下に出ると、慌しく夫がやってきて「一階の表に、学童なんとかっていうのが書いてあるよ。クリスマス会ひょっとして今日だったりしない?」「えー!」

慌てて一階にいくと、いっしょに学童の役員をやっているAさんにばったり出くわした。「あれー、私なにか忘れてたりする?今日なに?」とわけのわからない質問をすると、「明日の準備よ。あらわきたさんどうしたの今日は?」「あ、そうだったかーびっくりした(注:行事の委員は役員の構成とは別)。うちは今日、親睦会二つダブルブッキングしてんの。トリプルかと思って焦ったー」

というわけで学童の会は「思ったとおり」明日だったが、こっちの部屋もあっちの部屋も話がおもしろいしー。落ち着きなくばたばたする。

そうして、私がぺんぎんの部屋にいるとき(座はすでに相当ばらけていて、子どもがにぎやかに走り回る中、親たちが大声で雑談をしている)、Bさんが改まってひざをずずいと寄せてきた。「ねぇ、わきたさん、前から聞いてみたかったんだけど」

「はい、なんでしょう」「わきたさんちって、子ども3人もいて、なんでそんなに仲がいいの?」「は?」

横で聞いていたCさん、「Bさんたら、何いってるの、話が逆でしょう?Bさんのとこなんか、仲がいいから4人もお子さんできたってことじゃないのぉ?」(←Cさんは子どがも5人いるから、その説でいくと相当仲がいいということであろう)。するとBさんは、「仲がいいかどうかとアレは、まったく関係ないわよ。アレは仲がよくなくたってできるものよ」と切って捨てるように言う。
#一同のけぞる(^^;;

私が「仲がいいって、具体的に言うと、こういう行事とかに来るってことなの?」と聞くとどうもそうらしい。なにしろ、我が家の夫婦仲がいいにしろ悪いにしろ、そういったことを見聞きするほどBさんは私たち夫婦をちょくちょく観察しているわけではない。せいぜい、保育園の送迎のときか行事のときに子どもの相手をしているのを見るくらいである。

なんでも、Bさんの夫は子育てにまるきり関心がなく、協力をしないどころか保育園行事や小学校の入学式や卒業式にすらまったく姿を現したことがないという筋金入りだそうだ。「来週保育園の発表会があるじゃない。それなのにわざわざ、友だちと行く温泉をその日にかぶせちゃったのよー。わきたさんところは、送り迎えも来るし、とっても子どもとしっかり向き合ってるという感じがするもの」。Cさんも、「わきたさんとこは特別、協力的よねー」などと同意する。

しかし、かわいい子どもたちを見たり親同士しゃべるのが好きで「ぺんぎん親睦会」に喜んで来ることと、子育てをちゃんとやってるかは別物だし、さらに夫婦仲はちょっとまた別の次元の話じゃないかとも思うが。しかしそういうことをこの場でまともに言っても始まらない。

「それはさー…、子どもひとり育てるにも、いくらかかる?三人いたら、お金も手間もどれだけかかるかってことを考えれば、そんな気が遠くなるほどのコストかけるのに、それをせいぜい夫婦共通の趣味にしてモトとらなきゃー。夫婦片方に囲わせといたら、もったいないおばけが出るよ」

そこで、なるほどそういう考え方もあるかということになり、ひとしきり、デジカメを買って写真を取りまくって楽しんだ話などで盛り上がる。

 

ふと口から出た理屈だけれども、実際、夫婦の片方の趣味に過ぎないものに、こんな(育児級の)コストをかけたらふつう容認されないんじゃ?やっぱり二人で楽しむことで「一粒で二度おいしい」だけでなく相乗効果でうれしいとか、夫婦の絆にもお役立ちとか、幾重にも楽しむのがお得ではないだろうか。

12月27日(土):完璧な一日

我が家では年末恒例となった「スキー合宿」、ひろ&なお不在のとってもスイートな数日がもう楽しみで楽しみで。。

一泊目の昨晩は、早速、早めの晩ごはんからスムーズになつきを早寝かせ。今日に備えて洗濯から洗濯物干しまですませて万全の体勢。

洗濯物干しをしておくと何がいいかというと、午前中から保育園にカバー付けに行けるのだ。これで年明けの月曜日朝、登園したときもあたふたしないですむ。

天気もよいので(寒かったけど)、七五三のときのお嬢様コートを着ておめかししたなつきを連れて、夫婦揃ってお出かけ。お出かけ先は保育園と図書館(^^;;という地味なものだが、ひろなおのことを気にしないでいいと思っただけでなんだか心おだやか、大掃除中の先生になつきのおめかしを鑑賞してもらって、カバーをつける。

なつきの右手はパパと、左手はママと、両手ともつないでぶらぶら歩くだけでもとってもぜいたくな気分。わざわざ図書館に夫婦揃って行くことはなかなかないものだから。図書館でもことのほかのんびりと、絵本を物色。しゃがみこんで絵をなつきに見せながらゆっくり選んで借りる。

お昼はTさん宅で中華フルコースのお呼ばれ。Tさんはこの日記にもときどき登場する、ふだんは我が家に来てピアノの先生(と夜ごはんの支度)をしてくださっている方だが、今日に限って呼んでくれたのはもちろん、ひろ&なおのいない静かなひとときを優雅に楽しもうじゃないかという心意気。(*)

Tさんのだんなさんが腕をふるって、次々と出てくるお皿を、なつきもすごい勢いで食べていた。ふだんの三倍くらい食べたんじゃないだろうか?麻婆豆腐は別。辛いから大人向け。私と夫ももちろん食べた食べた。もう食べられない、と思ったあとにおいしい焼きそばが出てきたので別腹に入れる。

ごはんが済むと、なつきのピアノのレッスン。「おばけピアノ」(自動演奏ピアノ)を見せてもらって盛り上がっていた。私は在庫豊富な楽譜を漁ってなおきの発表会用選曲。なつきのレッスンが済んだところでグランドピアノの試し弾きをする。すっごく弾きやすい。

おやつはTさんお手製のケーキ。なつきは昼寝をしていないので眠くなってきたらしい…でも半端で寝られても面倒なので、帰宅途中で「湯の国ジャポン」によってお風呂と夜ごはんを済ませてしまう計画。

「大きなお風呂あるよ」で誘ってなつきもその気になり到着。ここで問題なのは、夫婦のどちらがなつきを引き取るかだが…。お風呂に入る間に引き取った人は、その後なつきを受け渡してマッサージをしてよいという取り決めにする。まず私が一時間後くらいの「フットマッサージ」を予約しようとしたが取れず、夫が「足底マッサージ」の予約を入れた。というわけで私はお風呂にフリーで入れることに。

久しぶりの「ジャポン」でバイブラバス、髪の毛もゆっくり洗ってからお気に入りの寝湯のジェットバス。あぁぁぁぁほぐれるぅ〜。。今頃なつきは大きいお風呂気に入ってるかな。

お風呂から出ると、廊下に出てなつきを引き取る。なつきは「ジャポン」で借りたリラックスウェアが似合ってかわいいのですっかり気をよくしている。ふだん家ではドライヤーを使わないのだが、「おおきな鏡だねぇ」なつきを座らせて、髪を乾かして、ていねいに梳かして結びなおしてやる。

リラックスウェアを脱ぎたがらないなつきを説得(「それ返さないとおうちに帰れないよ」)してゆっくり着替えたり、偶然保育園の先生と会ってなつきが甘えたりしているともうマッサージが終わりそうな時間。フードコーナーへいって「夜ご飯」を選ぶ。

しかしどうしてもお腹はほとんど空いていないので、なつきにビン牛乳(やっぱりお風呂上りはこれだよね)を買い、共同でパンとスープのセットをひとつ。

途中から夫も合流し、みんなでパンとスープをちょいとつまむ。フランスパンにはちみつオイル、野菜たっぷりのスープも意外においしくてこれはけっこう当たり。

あとは家に帰って寝るだけ。「ごはんもお風呂も済んでるもんね」いつもなら、歯をみがいて、「寝る前牛乳」なのだけど、「ぎゅうにゅうもすんでるよね」となつき。ほんとだ。

なつきも寝て、ぜーんぶ仕上がってこの時間(9時前)。お茶を入れて、見そびれたまま積んであったDVD「ターミネーター3」の封を切る。映画まるごと見てまだ11時前。長い長い一日でした。満足。

 

(*)なおきはどうしてもTさん宅にいきたくて、スキー合宿の間にそんな企画をするのがずるいとか、行きたいからスキー合宿にいくのをやめるとまでいってゴネにゴネた。ひろきも行きたかったらしいけど「スキーのほうが楽しいと思う」と冷静。