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分科会は、会員の提案により適宜テーマを決めて行われます。


「ギブアップしそうなとき」分科会

2006年1月8日(日)
東京ウィメンズプラザ会議室にて


会員メーリングリストでの「働くママ、ギブアップ寸前です」のやりとりを受けて、急遽「ギブアップしそうなとき」分科会が開催されました。世話人のメモと感想をご紹介しましょう。


★働くママがギブアップしそうになるタイミングは、3回あるそうです。それは、子どもを保育園に預け始め、自分は仕事に復帰する時期、二人目の子どもが生まれた直後の時期、そして子どもが小学校に上がるとき。出席された皆さんからも、「そうそう」と同意の声が上がり、二人目出産後の子育ての大変さ、育児休暇から復帰した職場でのつらさ、小学校の先生の理不尽さなど、話は多岐にわたりました。
★「少子化」・「育児支援」などの言葉は社会にも職場にも浸透した感がありますが、育児休暇が明けて職場に復帰したとき、実際に「支援」を受けられているでしょうか? たとえば子どもが熱を出して仕事を休まなくてはならないときに休みにくい、上司が「休んでいいよ」と言ってくれても自分の仕事を代わりにする人はいないので結局自分が頑張ってしまう、無理をしてしまうということになってはいないでしょうか? 復職直後は「頑張らなくちゃ!」と自分で自分を追い込みがちです。残業できない・出張できない・子どもが病気のときは休まなくちゃならない、できないことを数え上げて自分を責めてしまいがちです。また、育児休暇後職場復帰したら、仕事量も職場の状況もすっかり変わってしまい、それについていけないということもあります。皆さんのお話から、仕事量が増えてとにかく忙しい、物理的にも精神的にも余裕がないという職場が増えているように感じました。
★苦しいとき、大変なときに、理解してくれる人、助けてくれる人がいると状況はかなり変わってきますが、どうも私たちはSOSの出し方のコツが身についていないようです。相手に遠慮して頼ることができない、好意に甘えられないという人も多いようです。職場でも地域社会でも、一人ひとりの余裕がなくなってきているように感じました。
★「人にはボーっとする権利がある」とスタッフの一人に言われたときには、参加者全員「目からうろこ」でした。自分に余裕のないとき、他人がボーっとしていると腹立たしく思いますが、そんなときに「彼/彼女は、ボーっとする権利を正しく行使しているんだ」と思うと気持ちがおさまります。また、自分もときには「ボーっとする権利」を正しく行使すべきです。そんなやり取りのなかから、人を責めない、肯定・受容していくことの大切さ、そして自分も責められず、肯定され、受容されることの大切さへと話が至りました。そして怒りやねたみなどの否定的な感情を持つことを私たちは「いけないこと」と思いがちですが、それは自然なこと、当然のことで否定してはいけない、ただ、その感情の出し方、気持ちの整理の仕方が大切だということも出されました。また、大人が自分の否定的な感情を受け止めることができれば、子どもの感情や思いをありのままに受け止めることができるし、子ども自身も自分を肯定することができる、だから「ダメな自分」に落ち込む必要はないし、子どもに隠す必要もないのでは、ということも出されました。
★私たちが子どもを持ち、仕事をしていく毎日の生活の中で、つまずきそうになることは、程度の大小はあれ、だれにもあることです。そんなとき、一時的に落ち込むことはあっても、ギブアップしそうな自分を責めずに、自分が何をしたいのか、どうありたいか、家族と共にどうありたいかを考えていくことが大切なのではないかと思います。仕事のペースを落としたり、立ち止まる時期もあっていいと思います。働き方は人それぞれ、さまざまでいい、そんなシンプルなことを確認したいと思います。


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