●「学童保育」にはどんな種類があるの?
ひとくちに「学童保育」(以下「学童」)といっても、その設立経緯や運営形態から、さまざまな種類のものがあります。
- 公設公営
- 自治体が設立し、運営もするもので、児童館や学校内に設置されている場合が多い。
正規指導員の身分は公務員で、異動もある。
保育料は無料(おやつ代別途)の場合が多く、保育料がある場合でも数千円程度の場合がほとんど。
- 公設民営
- 自治体が設立し、運営は民間に委託するもの。児童館や学校内に設置されている場合が多い。
- 共同保育
- 保護者が設立し、運営もする学童。賃貸の場所を借りているところが多く、ハード面が不十分に
なりがち(公的サポートが求められる)。
行政から在籍児童数等に応じて一定額の運営費補助を受けているが、保護者の保育料でまかなわれる部分が大きく、保育料は2万円前後になる場合も多い。
それでも運営資金は不足しがちで、バザー等を実施するなど運営はたいへんな反面、自分たちの思い描く学童がつくれる柔軟性もある。
- 保育園運営
- 保育園や幼稚園によっては、学童の運営を行っているところもある。
卒園児の保護者等の要望も多いことから、近年その数を増やしつつある。
●「全児童放課後事業」と学童って違うの?
学童は基本的に保護者の就労等で、放課後「保育が必要な」子どもの利用に限定されていましたが、誰でも放課後自由に
集って遊べるスペースの提供を目指して設立されたのが「全児童放課後事業」で、横浜の「はまっこふれあいスクール」、
川崎の「わくわくプラザ」、世田谷の「BOP」などがあります。
まだどの自治体でも歴史が浅いことや、思考錯誤の段階にあるので、運営形態は自治体間によっても、また各施設間に
よっても実に様々。
多くの場合小学校内に設置されており、利用は無料で非常勤の指導員が配置され、おやつはありません。
また品川区では、文部科学省管轄の放課後事業も実施されています。
→参考「2006年全児童放課後対策事業アンケート」
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