平成15年7月4日(金)

平成15年(2003年) 第3回

川崎市議会定例会会議録

(第6日)

                午前10時2分開議
   〔局長「ただいまの出席議員議長とも59名」と報告〕
○議長 坂本 茂 昨日に引き続き、ただいまから会議を開きます。
          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−
○議長 坂本 茂 それでは、日程第1の一般質問を行います。
 直ちに発言を願いたいと思いますが、質問、答弁とも簡潔明瞭にお願いをいたします。
それでは御発言を願います。29番、廣田健一議員。
○29番 廣田健一 おはようございます。事前通告をしておきました中学校における部活
動の指導者について、小中学校の学区の見直しについて、児童生徒の安全確保について、
JR南武線の踏切対策と稲田堤駅、中野島駅の橋上駅舎化について、それぞれ関係局に一
問一答でお伺いいたします。
<中略>
 次に、小中学校の学区の見直しについて、教育長にお伺いいたします。近年、マンショ
ン建設や宅地造成における人口の推移により、適正規模を超えた学級数になっている学校
がございますが、学区を見直す考えがあるのか、お伺いいたします。また、特に多摩区の
大規模校になっております菅小学校、中野島小学校について、お伺いいたします。
○議長 坂本 茂 教育長。
○教育長 河野和子 小中学校の通学区域の見直しについての御質問でございますが、初
めに、通学区域の見直しにつきましては、子どもたちの良好な教育環境の整備を図ること
を目的としておりまして、これからの通学区域のあり方などを検討する小・中学校適正規
模・適正配置検討委員会を平成14年10月に設置したところでございます。現在、本市の実
情に即した基本的な考え方を検討しておりまして、9月を目途にまとめる予定でございま
す。今後は、この考え方に基づいて、具体的な方策を検討してまいりたいと考えておりま
す。
 次に、多摩区で大規模な学校となっております菅小学校と中野島小学校両校につきまし
ては、近隣の幾つかの小学校の児童数の推移を見ながら、通学区域の変更を行うことなど
により、改善に向けた検討ができるものと考えております。また、通学区域の変更に当た
りましては、中学校区との関係や通学安全など多くの課題がございますので、聴聞会など
を開催しまして、地域の方々や関係する学校のPTAの方々と協議を行う必要があるもの
と考えております。以上でございます。
○議長 坂本 茂 廣田議員。
○29番 廣田健一 どうもありがとうございました。なるべく早急に大規模校の解消をよ
ろしくお願いしたいと思います。
 次に、大阪市の池田小学校での事件以来、各学校では児童生徒の安全に格別の配慮をさ
れていると思われますが、その安全確保について教育長にお伺いいたします。
○議長 坂本 茂 教育長。
○教育長 河野和子 児童生徒の安全確保についての御質問でございますが、大阪の小学
校での痛ましい事件以来、各学校では登校後、門扉を閉めるなど、学校に応じた対応をし
ておりますが、地域に開かれた学校としての基本的な考えは変わらないものと認識してお
ります。本市の学校における安全確保につきましては、学校は安全であること、地域に開
かれた学校であること、また、学校、家庭、地域が一体となって取り組むことを基本的な
考え方としまして、保護者や地域、関係機関などとの協力体制づくりや、相互の信頼関係
を深めていくことが重要であると考えております。
 次に、各学校におきます安全対策についての具体的な取り組みでございますが、教職員
やPTA、地域の方々による校内安全パトロールや来校者へのIDカードの着用、安全点
検日の設定などを継続的に行うとともに、外部からの不審者の侵入などを想定した避難訓
練などを実施しているところでございます。教育委員会といたしましても、平成14年9月
に「安全確保のための校内体制づくり―学校における危機管理の対応―」のマニュアルを
作成しまして、安全管理についての指針を示し、各学校の危機管理マニュアルの作成や、
また教職員の研修等での活用を進めてきているところでございます。今後とも、児童生徒
の安全確保につきましては、多くの機会を通して徹底していくとともに、各学校における
具体的な取り組みを継続的に実施するように図ってまいりたいと考えております。以上で
ございます。
○議長 坂本 茂 廣田議員。
○29番 廣田健一 どうもありがとうございました。子どもたちは将来にわたってのかけ
がえのない人材でございます。安全確保につきましては、教育委員会並びに教育長の取り
組みをお願いしたいと思います。
○議長 坂本 茂 お諮りいたします。暫時休憩いたしたいと思いますが、御異議ありま
せんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長 坂本 茂 御異議ないものと認めます。暫時休憩いたします。再開は午後1時と
いたします。
                午前11時55分休憩
          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−
                午後1時1分再開
   〔局長「ただいまの出席議員副議長とも51名」と報告〕
○副議長 佐藤 忠 会議を再開いたします。
 休憩前に引き続き、一般質問を行います。発言を願います。8番、伊藤久史議員。
○8番 伊藤久史 私は、一問一答方式で、地域の活性化と青少年育成のための小学生の
硬式野球について、それから川崎市市民ミュージアムの学習講座について、市役所の電話
通信費について、市役所の情報システムの現状と今後についての、4つの質問を行います。
 最初に、地域活性化と青少年育成のための小学生の硬式野球についてですが、ことしは
大リーグでの松井選手やイチロー選手の活躍、そして国内では阪神タイガースの大躍進と
いうことで、きのうもオールスターのファン投票に多くの阪神選手が選ばれたというよう
な記事がマスコミをにぎわしております。また、麻生区では昨年、桐光学園が夏の甲子園
出場を果たしまして、ことしも戦力的には十分甲子園をねらえる状況にあると聞いており
ます。そうした点から、地域の少年少女の間で、硬球を使ったプレーにあこがれを持つ子
どももふえてきていると聞いております。ところが、川崎市内には硬式ボールで野球をや
る連盟に正式加盟している小学生チームがございません。中学生のチームが2チームある
だけです。そのために、野球選手になりたいという大きな夢と志を持って、初めから硬式
ボールで野球をやりたいという少年少女がいても、市内在住の少年少女たちは、周辺の稲
城市や府中市や町田市、そして相模原市や横浜市といったチームに所属して、土曜日や日
曜日に大変長い時間をかけて練習に通っているのが現実です。中には、選手登録の問題で
住所を移す子どもも少なくありません。これは、自分が住む行政地域以外のチームに所属
した場合は、練習には参加できても、公式試合に出場するためには連盟の許可がなければ
出場できないという制度があるためです。これでは、地域の活性化や地元意識の育ちよう
もありません。
 こうした中で、今麻生区で、神奈川県の少年硬式野球連盟にマイナー登録という形で参
加している数名の親子で、硬式野球を通して地域の活性化をと、頑張っているチームもご
ざいます。当然、練習試合は稲城市や町田市のチームにまざって行っているのが現状なん
ですけれども、そこで、市民局長にお伺いいたしますが、地域の活性化や青少年育成の面
で、こうした地域の団体に対しての支援についてのお考えはいかがでしょうか、伺います。
○副議長 佐藤 忠 市民局長。
○市民局長 大木 稔 地域の青少年団体に対する支援についての御質問でございます
が、本市といたしましては、現在、川崎市青少年育成連盟を通じまして、子ども会、ボー
イスカウト、ガールスカウト、海洋少年団など、青少年の全市的な活動への支援を行って
いるところでございます。また、青少年団体の自主的な活動を経済的側面から支援するこ
とを目的といたしまして、青少年団体活動促進事業を実施しております。この事業は、ス
ポーツ団体に限らず、一輪車や和太鼓などの団体も含めまして、15名以上の青少年を主な
構成員として3年以上活動しております地域の青少年団体に対しまして、用具購入等の経
費の補助をしているものでございます。以上でございます。
○副議長 佐藤 忠 伊藤議員。
○8番 伊藤久史 活動への支援の仕組み、それから経済的側面での支援があることは理
解いたしました。続いて環境局長にお伺いしたいんですけれども、川崎市内で少年少女が
硬式野球をプレーできる市営のグラウンドはどこに何面あるのか。また、麻生区内のグラ
ウンドで小学生が硬式ボールを利用できる可能性があるのかどうか伺います。
○副議長 佐藤 忠 環境局長。
○環境局長 川副有康 少年少女の硬式野球場についての御質問でございますが、初め
に、硬式野球のグラウンドにつきましては、多摩川河川敷内の諏訪第3少年野球場の1面
でございまして、現在、中学生の硬式野球チームが使用しております。
 次に、麻生区内での小学生の硬球利用についてでございますが、現在、麻生区内には虹
ヶ丘及び片平少年野球場がございますが、いずれも少年少女の軟式野球、ソフトボール及
びグラウンドゴルフなどに御利用いただいております。また、軟式野球場としてとんびい
け球場がございますが、この球場は大人の専用球場として御利用いただいているところで
ございます。以上でございます。
○副議長 佐藤 忠 伊藤議員。
○8番 伊藤久史 ただいま伺いましたとおり、少年の硬式野球にとっては、グラウンド
が非常に不足している状況でございます。再度環境局長に伺いますが、市長の平成15年度
の施政方針の中に、地域スポーツの振興に向けた取り組みを推進するとあります。少年硬
式野球を振興していくには、どうしてもハード面での整備は必要不可欠でありますが、市
としてどのように支援していただけるでしょうか。
○副議長 佐藤 忠 環境局長。
○環境局長 川副有康 少年硬式野球の新たな施設整備についての御質問でございます
が、今日のように稠密化した本市の土地事情の中で、種目別に新たな運動施設を設けるこ
とは大変厳しい状況にございます。しかしながら、施政方針に示されております、地域ス
ポーツの振興に向けた取り組みを推進することは大変重要なテーマでございますことか
ら、多様な市民ニーズにこたえるため、できる限り多目的な御利用がいただけるよう、既
存の施設の活用方策につきまして、今後の検討課題とさせていただきたいと存じます。以
上でございます。
○副議長 佐藤 忠 伊藤議員。
○8番 伊藤久史 ありがとうございました。ぜひ、リトルリーグを初め少年硬式野球に
対しての、ハード面での支援を強くお願いいたしまして、次の質問に移らせていただきま
す。
○副議長 佐藤 忠 9番、浜田昌利議員。
○9番 浜田昌利 公明党の浜田昌利でございます。21世紀初めての川崎市議会議員選挙
で初当選いたしました。20世紀と違う、古いしがらみのない、新しい時代にふさわしい川
崎にしたいと思い、その思いを訴えて選挙戦を戦いました。ぜひとも新時代川崎を開き、
日本一暮らしやすい川崎を築きたいと決意を燃やしております。それでは、その決意を込
めまして、一問一答方式で、発言要旨と順番が変わりますが、非常勤嘱託員の雇用、市立
川崎病院における患者の待ち時間、小学校ふれあい型デイサービス、そして小学校に高齢
者を講師として招いての学習機会の4点について、質問いたします。
<中略>
 続きまして、小学校ふれあい型デイサービスについて質問いたします。6月に示されま
した第2期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画は、スローガンを「地域が主役、川崎
発!ニューシニア健康づくり大作戦」と掲げ、川崎発の大作戦と宣言されております。ぜ
ひ一味違う取り組みをしていただきたいと思っておりますが、この第2期計画の中に、介
護予防の取り組みの一つとして小学校ふれあい型デイサービスがあり、高齢者の閉じこも
り防止になり、介護保険の負担を軽減する重要な施策だと思っております。この小学校ふ
れあい型デイサービス、1カ所当たりの改修費は約3,600万円で、やがて国庫補助がなくな
るかもしれませんが、全額国庫補助となっており、運営費は1カ所約1,700万円と聞いてお
ります。当面、各区1カ所を目指すと目標を定めておられるようですが、設置されていな
い多摩区、麻生区について、設置の見込みを伺います。また、多摩区、麻生区での設置が
進まない場合、この第2期計画で1カ所もふえないということもあるのではないかと思い
ますが、お考えを伺います。その場合、当面各区1カ所を目指すという目標にこだわり過
ぎずに、この第2期計画で2カ所ふやすという数値目標を掲げてはいかがかと思いますが、
見解を伺います。また、小学校の空き教室が校舎の1階にあり、なおかつ3教室が並んで
あり、しかも壁をぶち抜いても耐震上問題のない構造をしていると、そういう条件、小学
校ふれあい型デイサービスを設ける条件が厳し過ぎるのではないかと思います。もう少し
小規模な、空き教室2教室で足りるような、小学校ふれあい型デイサービスの設計を考え
てはどうかと思いますが、見解を伺います。
○副議長 佐藤 忠 健康福祉局長。
○健康福祉局長 石野 厚 小学校ふれあい型デイサービスについての御質問でございま
すが、この事業は援護を要する高齢者等を対象として、外出の機会や地域との交流、また
健康チェックや日常生活訓練など、介護予防につながるサービスの提供を目的としており
ます。また、このデイサービスセンターは、転用が可能なおおむね3教室を国庫補助金に
より改修し、各区1カ所を設置目標として整備を進めているものでございます。したがい
まして、未整備の多摩区、麻生区につきましては、小学校の転用可能な教室の状況把握に
努め、関係局と協議しながら、実現できるよう推進してまいりたいと考えております。ま
た、既に設置された区に複数のデイサービスセンターを設置することにつきましては、ま
ず未整備区での整備が整い次第、既存施設の利用状況などを勘案しながら、検討してまい
りたいと存じます。
 次に、2教室を活用しての整備につきましては、設計上の問題とあわせて、デイサービ
スとしての機能や運営面等について十分検討しながら、進めてまいりたいと考えておりま
す。以上でございます。
○副議長 佐藤 忠 浜田議員。
○9番 浜田昌利 次に、行財政改革プランを掲げ、最小の費用で最大の効果を上げるこ
とを目指していらっしゃる市長にお伺いします。小学校ふれあい型デイサービスは、介護
予防の大事な施策です。スクラップ・アンド・ビルド、日本語だと採算や効率の悪い部門
を整理し、新たな部門を設けることの意味ですが、その観点からいいますと、ビルドだけ
の、新たな負担をもたらすだけの施策に見えるかもしれませんが、介護予防として、介護
保険の伸びを抑えるという大変なスクラップの役割を果たしています。市長が、川崎発の
大作戦と宣言しているにもかかわらず、このままだと第2期計画の中で各区1カ所ずつと
の当面の目標も達成されないかもしれませんし、1カ所もふえないかもしれません。川崎
発の大作戦がかけ声倒れにならないように、小学校ふれあい型デイサービスをどのように
推進していかれるのか、市長の見解を伺います。
○副議長 佐藤 忠 市長。
○市長 阿部孝夫 小学校ふれあい型デイサービスについてのお尋ねでございますけれど
も、小学校の余裕教室等を活用したデイサービスセンターは、健康づくりや介護予防の場
として、また小学生との世代交流を図る上で、大変意義があるものと考えております。ま
た、高齢者ができるだけ住みなれた地域や家庭で自立した生活ができるよう支援していく
ことは重要でありますので、整備されていない多摩区、麻生区につきまして、まず関係局
において積極的な協議を進めて、実現に向けて努力をしていきたい、そのように思ってお
ります。以上でございます。
○副議長 佐藤 忠 浜田議員。
○9番 浜田昌利 整備されていない多摩区、麻生区というのがまずありましたけれども、
ぜひ数値目標で2カ所という形で、頑張っていただければと思います。
 次に、小学校に高齢者を講師として招いての学習機会について、教育長にお伺いいたし
ます。小学校ふれあい型デイサービスではありませんが、現在、小学校では週当たり3時
間の総合的な学習の時間や、生活科、社会科において高齢者の方々を講師としてお呼びし、
昔の遊びや伝統工芸等の学習をしており、その学習の後会食を行い、給食を食べていただ
くなど、楽しいひとときを過ごしているようです。小学校での高齢者との交流は、既に多
くの方が指摘しておられますが、高齢者の皆さんに好評であり、また、小学生にとりまし
ても、「おじいちゃん、おばあちゃんは、お父さんやお母さんと違って、早く早くとせか
すこともなく、待ってくれてありがたい」と好評でございます。また、この事業では、小
学生の方で、おじいちゃん、おばあちゃんが見えたらこれを教えてあげよう、あれを教え
てあげようと意気込んでいたところ、実際にはかえって高齢者に教えられることが多く、
おじいちゃん、おばあちゃんはさすがだと、見直すような反応もあるようでございます。
 さらに、動物の中で親子の関係を超えた祖父母、父母、子どもという3世代の関係性を
持つのは人間だけであるとも言われておりますが、核家族化が進んだ現代、おじいさん、
おばあさんと小学生との触れ合いは少なくなっておりますので、そういう意味でも、この
事業は小学生の健全な成長に資するものがあると思います。このような小学校での事業を
さらにふやすようにしていただきたいと思いますが、教育長のお考えをお伺いいたします。
○副議長 佐藤 忠 教育長。
○教育長 河野和子 小学校に高齢者を講師として招いての学習機会についての御質問で
ございますが、これからの時代が少子高齢化社会へと急速に進んでいく中で、21世紀を生
きる子どもたちにとりまして、高齢者の方々とかかわりを持つことは、生きる力をはぐく
むとともに、心豊かな人間性をはぐくむ上で大変意義あることと考えております。本市に
おきましては、体験活動の充実に向けまして、昨年度より、地域体験活動の推進モデル事
業を立ち上げまして、小・中・高等学校を合わせて15校に委託しまして、子どもたちの豊
かな人間性や社会性の育成に努めているところでございます。高齢者との交流につきまし
ては、すべての小学校におきまして、総合的な学習の時間や特別活動などの学習を中心に
実施されております。また、生活科や社会科の学習の一環としても、高齢者の方を昔の暮
らしや遊び、伝統工芸などの講師としてお招きし、学習の後、ふれあい給食として一緒に
給食を食べるなどの交流をしている学校もございます。
 子どもたちからは、高齢者の生活の知恵が豊かであることに驚いた、これからもたくさ
ん教えてほしいという声を聞いております。高齢者の方々からは、子どもたちとのかかわ
りを通して、子どもの学ぶ意欲や純粋さに触れ、さらにたくさんの元気をもらえて喜んで
いる、という声をいただいております。教育委員会といたしましては、各学校が創意工夫
を図り、高齢者の方々と子どもたちとの触れ合いの機会を設け、心豊かな交流がさらに展
開されますよう、これからの取り組みを支援してまいりたいと考えております。以上でご
ざいます。
○副議長 佐藤 忠 浜田議員。
○9番 浜田昌利 ありがとうございます。聞くところによりますと、教育長は初代の女
性教育長だそうでございます。初代女性教育長として、私も男性の一員ではございますが、
男性社会を大いに改革していただいて頑張っていただきたいと、期待のエールを送らせて
いただきます。
 以上で、質問を終わります。
○副議長 佐藤 忠 18番、石川建二議員。
○18番 石川建二
<中略>
 続いて、鷺沼プール跡地利用について、福祉ゾーンについて健康福祉局長にお聞きしま
す。鷺沼プールの跡地利用のうち、福祉ゾーンに保育園の建設と福祉施設の併設が予定を
されていますが、そこで伺います。認可保育園は120名定員で、2005年4月に開設が予定を
されているとのことですが、運営主体は社会福祉法人にすべきですが、伺います。また、
選考の方法、そのスケジュールについても伺います。併設される福祉施設についてですが、
現在の進捗状況、どの程度の規模のものが可能なのか、内容の決定はどのように行うのか、
そのスケジュールについても伺います。
<中略>
 引き続いて市民局長に、わくわくプラザについて伺います。わくわくプラザの改善点に
ついては、代表質問の中でも明らかにしてきました。ここでは、安全対策、おやつにおけ
るアレルギー対策、また障害者の施設について、夏休みの過ごし方について伺います。わ
くわくプラザの事業中に起きた事故は、報告がなされているだけでも、4月から6月20日
までの間に93件あります。骨折事故14件、何針か縫合した事故が10件、救急車での搬送を
行った例も見られます。子どもが活動すれば、ある程度のけがは避けられぬとしても、大
きな事故は未然に防ぐ必要があります。我が党の代表質問では、スタッフ体制の強化が必
要との指摘をしましたが、市としてこのけがの状況をどのようにとらえているのか、その
けがを少なくしていくためにどのようなことが必要だと考えているのか、伺います。
 おやつについてですが、内容面、提供の仕方など、多くの問題がありますが、特にアレ
ルギー対策について伺います。アレルギーに対する対応は、一歩間違えば生命にも関する
問題です。アレルギー対策の取り組みの現状とスタッフに対する研修はどのように行われ
ているのか、また、アレルギーのお子さんを持った保護者にとって、おやつを選択する際、
1カ月のメニューを見た上で申し込んで、対応を考えなければなりません。月ごとのメニ
ューの提示について、対応を伺います。
 障害者への対応で、特に施設整備について伺います。田島小ではプラザ室が2階にあり
ますが、車いすで使えるトイレが1階にしかないため、1時間に一、二度、スタッフの方
がお子さんを背負ってトイレに行かなければなりません。藤崎小では、トイレの入り口に
段差があり、車いすの利用ができません。和式を洋式にするためのカバーを障害児の保護
者の方が用意されましたが、便器の方向を変えることがどうしても必要です。富士見台小
学校では、洋式トイレが必要な障害を持つお子さんが、男子トイレにしか洋式がなく、女
の子なのに男子トイレを使わざるを得ない状況です。要望を出してから2カ月もたつもの
もあり、例示した学校を含め、改善要求が出ている箇所について夏休み前に改善すべきで
すが、対応を伺います。
 長期の休みのときはホールで過ごす時間が長くなります。特に留守家庭のお子さんにと
って、長時間ホールで過ごす際、行事を行うなど、変化を持たせた生活を保障すべきだと
思いますが、校外での行事参加やプール使用について、安全面の対策も含め、対応がどう
なっているのか伺います。開室時間が長くなれば、スタッフの補強も必要ですが、長期休
暇に備えたスタッフの体制は確保できたのか伺います。また、夏休みの過ごし方や子ども
たちの様子、安全対策についての保護者との意思疎通など、保護者と懇談の場が必要と思
いますが、取り組みと予定についても伺います。市の要綱では、児童福祉法第6条の2、
つまり学童保育である放課後児童健全育成事業が法制化された部分ですけれども、この法
律に基づいて事業を行うことが明記されていますが、我が党が行った厚生労働省とのヒア
リングの中で担当官は、専用室がなければ、児童福祉法に言う放課後児童健全育成事業で
はない、こう明言しています。とすると、学童保育の対象児童のための専用室のないわく
わくプラザでは、児童福祉法に基づいた事業とは言えないと考えますが、局長の見解を伺
います。以上です。
○副議長 佐藤 忠 健康福祉局長。
○健康福祉局長 石野 厚 初めに、鷺沼プール跡地の福祉ゾーンについての御質問でご
ざいますが、まず認可保育所についてでございますが、定員は120名程度で、一時保育や長
時間延長保育、地域子育て支援センターなどの多機能を持つ駅周辺型保育所として、整備
を計画しております。運営主体につきましては、社会福祉法人を基本としてまいりたいと
考えております。また、選考方法及びそのスケジュールにつきましては、あわせて整備を
いたします福祉施設との関係もございますが、待機児童の解消を図るため、平成18年度の
開設に支障のないように進めてまいりたいと存じます。
 次に、保育所と併設する福祉施設につきましては、健康福祉局内で5月に検討委員会を
立ち上げ、検討しているところでございます。7月中には局としての方向性を決定する予
定でおりますので、その内容を宮前区の市民の方々にお示しし、早い時期に御意見等をい
ただく機会を持ちたいと考えております。
○副議長 佐藤 忠 市民局長。
○市民局長 大木 稔 わくわくプラザについての御質問でございますが、わくわくプラ
ザ開設中に起きましたけがにつきましては、開設当初は、利用児童もスタッフも、使い勝
手や遊びのルール等になれていないため、戸惑いの連続でございましたが、2カ月が経過
したころからけがの件数も減少してきております。けがはどのようにして起こり、どう対
応すればよかったかなど、その都度事故対応マニュアルの徹底を図り、スタッフで検証し、
二度と同じ事故が起きないよう安全の確保に努めております。
 次に、けが等の事故防止につきましては、スタッフに事例の共有化を図り、無事故で児
童の活動が行われるよう、周知及び指導を行っております。
 次に、アレルギー対策の取り組みの現状とスタッフに対する研修についてでございます
が、アトピー等の児童への対応といたしまして、保護者がおやつをプラザ室に持参するか、
または児童がおやつを持参して登校することを学校側に理解を求めるなど、配慮しており
ます。また、スタッフには、個々の保護者と緊密なコミュニケーションを図り、十分な配
慮が行われるよう周知徹底を図っております。
 次に、おやつの月ごとのメニューの提示につきましては、現在、子どもたちの声も取り
入れながら業者と相談し、変化に富み、栄養等のバランスに考慮しておやつの内容を決め
ております。また、業者の調達の都合等もありますので、月ごとのメニューの提示は困難
でございますが、可能な範囲の提示について検討してまいります。
 次に、洋式トイレなど必要な設備の改善につきましては、学校ごとに具体的調整を行い
ながら対応してまいります。
 次に、夏休み期間中の活動プログラムにつきましては、リズムのある規則正しい生活を
過ごすために、1日のプログラムをある程度設定するとともに、夏休みにできる行事など
を取り入れて変化を持たせ、楽しく過ごせるように、児童とともにプログラムを組む方向
で進めております。校外での活動につきましては、わくわくプラザ運営の手引に示してご
ざいます実施基準に従い、実施してまいります。また、プールを利用した行事を行う場合
につきましては、教育委員会が策定しております利用の方法等、安全管理や児童の健康管
理等に配慮し、十分な検討を行い、実施してまいります。
 次に、夏休み期間に備えたスタッフ体制の確保につきましては、夏季における臨時職員
として高校生や大学生を対象としたスタッフの募集を行い、体制の充実を図っているとこ
ろでございます。
 次に、保護者懇談会につきましては、夏休みに入る前に開催する方向で、調整している
ところでございます。
 次に、放課後児童健全育成事業の考え方につきましては、本市がこれまで実施してまい
りました留守家庭児事業では、御希望されるすべての市民の方々におこたえできない課題
がございました。1つには、就労時間が低学年児童の下校時に近い午後2時ごろまでの方々
は、夏休みなどの長期休業時期の利用の御希望がございましたが、定員設定があるために
優先順位は低くなり、入室していただくことはできませんでした。2つには、高齢者や疾
病等の介護のため、毎日ではなくとも、週に1日か2日程度利用したい方々につきまして
も同様でございました。3つには、保護者が就労等の要件を持たない児童と、入室してい
る児童が放課後一緒に遊びたいと希望があっても、こたえられない保護者の悩みの声を伺
っておりました。
 わくわくプラザは、子どもたちの視点に立つとともに、国の放課後児童健全育成事業実
施要綱にのっとり、保護者が就労等により昼間家庭にいない児童も対象に含み、希望する
すべての児童を対象としておりますので、本市といたしましては、児童福祉法に規定され
る放課後児童健全育成事業を包括していると認識しているところでございます。また、国
の放課後児童健全育成事業実施要綱には、「本事業は、児童館のほか、保育所や学校の余
裕教室、団地の集会室などの社会資源を活用して実施すること。」「市町村等は、利用す
る放課後児童の健全な育成が図られるよう、衛生及び安全が確保された設備を備える等に
より、適切な遊び及び生活の場を与えて実施しなければならないこと。」と規定されてお
ります。わくわくプラザ事業のプラザ室につきましては、この実施要綱に基づいて設置し
ております。しかしながら、プラザ室として1教室分のスペースの確保にとどまっている
学校はもちろんのこと、2教室分のスペースを確保できている学校につきましても、予想
を上回る子どもたちの利用がございますので、教育委員会、学校関係者と協議を行いまし
て、プラザ室の拡充や活動場所の確保に努めてまいります。以上でございます。
○副議長 佐藤 忠 石川議員。
○18番 石川建二
<中略>
 続いて、鷺沼プールの跡地利用、福祉ゾーンについて、健康福祉局長に伺います。鷺沼
プール跡地の福祉ゾーンについてですが、保育園と併設する施設の内容については、7月
中には局としての方向性を決定するとのことです。交通至便な場所であることから、さま
ざまな要望が出されています。できるだけ多くの声にこたえられるよう、地域に不足して
いる多目的に使えるコミュニティースペースの確保も検討すべきと思いますが、対応を伺
います。
<中略>
 最後に、市民局長ですが、わくわくプラザの安全対策ですが、安全確保に努めてまいり
ますとのことですが、スタッフが必要なところでは、増員も含めて検討するということか
伺います。夏休みを控えた保護者懇談会についてですが、全校で実施すると受けとめてよ
いか伺います。
 最後に、対象児童の専用室についてですが、学童保育の対象児童の専用室がなければ、
児童福祉法に基づいた放課後児童健全育成事業とは言えないのではないかとの問いに、国
の実施要綱に基づいた事業であるとの答弁でした。専用室がないところでも国の実施要綱
に基づいているということは、市が、児童福祉法や放課後児童健全育成事業要綱の実施に
当たって、法で定められた対象児童の専用室がなくても構わないと、児童福祉法や要綱を
理解しているのか、端的にお答えください。以上です。
○副議長 佐藤 忠 市民局長。
○市民局長 大木 稔 わくわくプラザについての御質問でございますが、安全対策につ
きましては、児童の安全確保に必要なスタッフの配置に努めてまいります。
 次に、保護者懇談会につきましては、現在、すべてのわくわくプラザにおいて開催でき
るよう、準備を進めているところでございます。
 次に、児童福祉法や放課後児童健全育成事業実施要綱についてでございますが、わくわ
くプラザは、児童福祉法に規定されている放課後児童健全育成事業を包括して実施してお
ります。したがいまして、国の放課後児童健全育成事業実施要綱にのっとり、プラザ室の
設置を行ったものでございます。以上でございます。
○副議長 佐藤 忠 石川議員。
○18番 石川建二
 それでは市民局長に、最後に一言だけ確認をしたいと思います。3月の予算審査特別委
員会においても、局長は私のこの同様の質問に、「専用室を別個にとらなければ児童福祉
法の定める放課後児童健全育成事業とは言えないということではございません。」こう答
えております。この問題について、こういうふうに、端的に言えば理解をしていいのか伺
います。また、市としてもこの間、厚生労働省と協議を重ねていると思いますが、この点
について厚生労働省の見解はどうなっているのか、市としてどうつかんでいらっしゃるの
か、この2点について最後にお聞きしたいと思います。
○副議長 佐藤 忠 市民局長。
○市民局長 大木 稔 わくわくプラザについての御質問でございますけれども、わくわ
くプラザ事業は、児童福祉法に規定されている放課後児童健全育成事業を包括して実施し
ております。希望するすべての児童が、安全で快適な放課後の生活を過ごすために、プラ
ザ室を設置しているところでございます。御指摘の専用室につきましては、国の要綱には、
放課後児童健全育成事業実施要綱、いわゆる実施要綱と、国庫補助について定めた民間児
童厚生施設等活動推進等事業費等補助金交付要綱、いわゆる補助要綱等がございますが、
補助要綱の中で補助金交付を受ける場合の8要件の1つとして示されたものでございま
す。したがいまして、専用室を別個にとらなければ、児童福祉法の定める放課後児童健全
育成事業とは言えないということではないと認識しております。また、それ以後、厚生労
働省との打ち合わせは、じかには持っておりません。以上でございます。
○副議長 佐藤 忠 石川議員。
○18番 石川建二 最後に、留守家庭児事業についてですけれども、わくわく事業の充実
とともに、やはりこの留守家庭児事業をさらに充実させること、また個別の支援を行うこ
と、これが今すごく必要になっていると思います。そのことを一言申し述べて、質問を終
わります。
○副議長 佐藤 忠 7番、織田勝久議員。
○7番 織田勝久 間もなく3時のおやつの時間ではございますが、しばらくおつき合い
いただきたいと思います。さきに通告をいたしました項目につきまして、一問一答方式で
お願いをいたします。
<中略>
 最後、5番目でございますが、わくわくプラザ事業の改善点と具体的なスケジュールに
ついて、お伺いをいたします。わくわくプラザ事業については、市民の関心、期待度が高
く、一層の制度発展に向けて、生活をする子どもたちの視点での改善を進めるべきと考え
ます。
 そこで市民局長にお伺いをいたします。特にスタッフリーダーを初めスタッフの配置は、
子どもたちの受けるサービスの視点から最重要の課題と考えます。手厚いスタッフの配置
のために一層の予算措置が必要と考えますが、市民局長の御意見を伺います。また、現在
各区ごとに各わくわくプラザ施設の現状の把握や課題など、調査、集約をされていると伺
っておりますが、その改善点と具体的な改善スケジュールをお聞かせいただきたいと思い
ます。
○副議長 佐藤 忠 市民局長。
○市民局長 大木 稔 わくわくプラザについての御質問でございますが、スタッフの配
置につきましては、児童の利用状況や活動場所を勘案し、必要な配置を行っているところ
でございます。今後につきましても、利用している児童が安全で安心して活動できるよう
に、スタッフの配置に努めるとともに、必要な予算の確保につきましては、関係局と協議
してまいります。
 次に、課題の把握につきましては、現在、運営を委託しております財団法人かわさき市
民活動センター及び社会福祉法人青丘社におきまして課題の把握を行っているところでご
ざいます。また、学校関係者と運営についての意見交換を今月上旬に実施してまいります。
さらに、それぞれの施設ごとに保護者の方々と懇談会を予定しております。皆様から寄せ
られた課題の中で、学校関係者や教育委員会と協議を行い、早期の対応が可能なものにつ
きましては、早急に取り組んでまいります。また、今後、施設整備等が必要なものにつき
ましては、十分関係局と協議を行ってまいりたいと存じます。以上でございます。
○副議長 佐藤 忠 織田議員。
○7番 織田勝久 大変前向きな御答弁をいただきまして、本当に感謝を申し上げます。
最後に市長に要望させていただきたいと存じますが、わくわくプラザ事業につきましては、
本当に市民の期待が大きく、また、全国からも大変注目をされている事業でございます。
つきましては、施設の改善やスタッフ配置について、補正を含めて必要な予算の措置の検
討を、次の世代を担う子どもたちのために強く要望いたしまして、質問を終わります。あ
りがとうございました。
○副議長 佐藤 忠 お諮りいたします。暫時休憩いたしたいと思いますが、御異議あり
ませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長 佐藤 忠 御異議ないものと認めます。およそ30分休憩いたします。
                午後3時13分休憩
          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−
                午後3時47分再開
   〔局長「ただいまの出席議員議長とも54名」と報告〕
○議長 坂本 茂 休憩前に引き続き、ただいまから会議を開きます。
          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−
○議長 坂本 茂 ここであらかじめ会議時間の延長について、お諮りしておきたいと思
います。
 お諮りいたします。本日の会議時間につきましては、ただいまのところ午後5時を過ぎ
ることが予想されますので、その場合には会議時間を延長することにいたしたいと思いま
すが、御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長 坂本 茂 御異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたしました。
          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−
○議長 坂本 茂 それでは、引き続き一般質問を行います。
<中略>
○議長 坂本 茂 23番、猪股美恵議員。
○23番 猪股美恵 さきの方々の勢いで申し上げます。無所属、猪股美恵でございます。
早速始めます。
<中略>
 それから、わくわくプラザ事業について、これは市長に伺います。私は、わくわくプラ
ザ事業を当初から機を得た事業であるというふうに思っています。だからゆえに、スター
トする前には、予期される事態というものをシビアに質問して、委員会や議会で言ってき
たわけですけれども、そんなことがありまして、1カ月たった5月に、心配で、高津区に
ありますすべてのわくわくプラザを見て回りました。そうしたら、本当にスタート前にあ
んなに議論したのは一体何だったんだと、そう思う実態があります。すべてとは言いませ
ん。でも、あります。その中で、今までの議会の中でもいろいろの切り口から言われてい
ましたし、出てきたのは重複を避けますけれども、けさほども、放課後児童健全育成事業
の8要件の中に、子どもの基準として1.65平米があると。これはスタートする前にも議論
になっていて、そのときの答弁では、補助のための数字であるという答弁だったんですが、
だれが考えても、これは子どもの安全のために示されている数字だろうと思うわけです。
 そこで、それぞれ全部の事例を挙げてもいいんですけれども、この前テレビでも放映さ
れたと言われております、注目されている子母口小学校のわくわくプラザに少し限定して
申し上げますと、5月12日、これはなぜ5月12日かといいますと、5月で参加者が一番多
かった日なんです。189人参加しています。そのときの子ども1人当たりの平米数は0.9平
米です。これに例えば事務の場所とかの畳2つほどあるスペースだとかを全部除いて、本
当に子どもたちの稼働するスペースとして見ると、0.81平米です。その日は障害児が4人
いました。スタッフは9人でした。雨降りでした。子どもたちが外に出られない状況の中
です。スタッフが9人という中でも、2人は受付にほとんど張りつきの状況になっている
んです。「何とかちゃん、来た、じゃ、おやつが要るのね。あなたは3時半に帰るからピ
ンクのリボンね。何とかちゃんは4時半に帰るから青のリボンね。おやつはないのね」、
それを189人やりながら、それをやり終える前には、もう既に「何とかちゃん、3時半だか
ら帰らなきゃいけないのよ。何とかちゃんは4時だから、きょうは迎えがないから帰るん
だよ」、そのことで2人のスタッフはほとんどそこに張りついている状況です。現実に言
えば、7人のスタッフで障害児4人を含む189人の子どもを見ているわけです。それで考え
ると、1人当たりで約27人を見ているような形になってまいります。
 また、さらに申しますと、現在、登録者がどんどんふえて586人になっています。この人
たちが必ずしも一堂に会さないとは限らない日があるんです。保護者の懇談会、体育館は
使えない、雨が降れば運動場を使えない。そうした中で、586人がプラザ室に来た場合、1
人当たりの面積は0.26平米です。20センチの1メートルか40センチの50センチかと、そう
いうものです。
 こういう状況の中で、5月12日の子母口小学校の活動記録を読ませてもらいます。週始
めなので、サポーターと「今週もよろしくお願いします」と始めるはずの月曜日、2時半
過ぎ、子どもは1、2年100人を超える人数。学校も授業が終わってなく、校庭へ出れず、
部屋の中で子どもたちが発散し切れず過ごしていたところ、消火器をまいてしまい、室内
はピンクの粉だらけ。スタッフの迅速な対応で、だれ一人ぐあいが悪くなる子どももなく、
避難できました。でも、後始末が大変で、おやつを食べさせるには難しいと判断し、持ち
帰らせました。こういう活動日誌が出ています。
 それから、きょうも出ておりましたけれども、この6月20日までに93の事故が発生して
いると。これも異常だと思うんです。永久歯を折ったとか、頭部を3針縫ったとか、眼球
損傷で通ったとか、ふくらはぎを4針縫ったとか。ちなみに、比較のために、この6月20
日までの学校の事故を調べさせてもらいましたら―多少の細かいことでの比較では、確
実な比較ではないですけれども、6件です。それに比べると、この93件、しかもその内容
というものを考えたときに、大変な事態ではないかというふうに思うんです。スタートす
る前に、親が安心して働ける、安心して預ける場所とも言われておりましたけれども、こ
ういう93件も、縫った、切った、張ったの世界で、どうやって安心して預けられるんでし
ょうか。細かいことを言えば、おやつで賞味期限が切れていたとか、元、恐らく冷凍ミカ
ンだっただろうなというミカンだったりとか、そんなものがいろいろ挙げられていますけ
れども、私がなぜ今こういうことをるる申し上げているのかというと、子どもが大事にさ
れていない、そんなふうに思うわけです。
 そこで、今回いろいろな角度からの質問があったんですけれども、私は子ども権利条例
に照らしてこれはどうなのかということを、市長に伺いたいと思います。
○議長 坂本 茂 市長。
○市長 阿部孝夫
<中略>
 次に、わくわくプラザの現状と子どもの権利に関する条例についてのお尋ねでございま
すけれども、川崎市子どもの権利に関する条例は、子どもを権利の主体としてとらえる子
ども観に基づきまして、市において子どもの権利保障を推進しようとするものでございま
す。子どもが豊かな子ども時代を過ごすことができるように、条例では、特に育ち・学ぶ
施設における環境整備に市は努めなければならないとしております。子どもが放課後にお
いても生き生きと自由に遊び、活動を行い、安心して人間関係をつくり合うことができる
ような場を確保し、その環境整備に努めていくことは、条例の理念を具現化していくもの
であると考えております。理想的な管理状態をつくることは困難だとしても、努力をして
いくことは必要であろうと思う次第でございます。
 このような考えのもと、すべての小学生を対象に、市内の全114小学校を地域の拠点とし
たわくわくプラザ事業に、この4月から取り組んできたところでございます。子どもや保
護者の方々の期待が大きく、当初の予想を上回る利用者がありまして、施設によりまして
は、活動スペースの確保やスタッフ体制などの物的、人的な課題が生じていることは十分
認識しているところでございます。特に雨天のときとか、その時々の状況によって変化が
生じていることは十分に承知しているところでございます。現在、それぞれの担当に課題
を整理するように指示しているところでございますが、子どもたちにはいろんな環境の中
でたくましく育ってほしいと思うと同時に、今後も引き続き条例の理念を踏まえて、子ど
もを初めとする市民の皆様の期待にこたえられるわくわくプラザになるように、努めてま
いりたいと思います。以上でございます。
○議長 坂本 茂 猪股議員。
○23番 猪股美恵
<中略>
 それから、わくわくプラザは、とにかくもういいです。しっかりしてください。子ども
の権利条例も、ただただ理念だけを守っているだけでは何にもならないということを、申
し上げておきたいというふうに思います。
○議長 坂本 茂 猪股議員。
○23番 猪股美恵 終わります。
          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−
○議長 坂本 茂 お諮りいたします。本日はこれをもちまして延会することとし、次回
の本会議は来週7日の午前10時より再開し、引き続き一般質問を行いたいと思いますが、
御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長 坂本 茂 御異議ないものと認めます。よって、そのように決定をいたしました。
          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−
○議長 坂本 茂 本日はこれをもちまして延会いたします。
                午後5時16分延会