平成14年10月7日(月)
平成14年(2002年) 第3回
川崎市議会定例会会議録
(第7日)

                午前10時1分開議
   〔局長「ただいまの出席議員副議長とも52名」と報告〕
○副議長 菅原敬子 休会前に引き続き,ただいまから会議を開きます。
          −−−−−−−*****−−−−−−−
○副議長 菅原敬子 それでは,日程第1の一般質問を行います。
 御発言を願います。32番,吉沢酉友議員。
○32番 吉沢酉友 おはようございます。早速でございますけれども,通告を申し上げて
おきました3点について,一問一答方式にてそれぞれ担当局長,そして市長にお願いをい
たします。まず最初に,本市の財政状況と見通しについては市長に,2点目といたしまし
て,東生田小学校全面改築問題について教育長,3点目として,多摩区内幹線道路及び浸
水対策については建設局長に答弁をお願いいたします。
○副議長 菅原敬子 37番,玉井信重議員。
○37番 玉井信重 5点通告をいたしましたけれども,4点目の介護保険中間値試算とサ
ービス向上につきましては,次の機会に回させていただきます。
○37番 玉井信重 検討を約束していただきました。よろしくお願いしたいと思います。
終わります。
○副議長 菅原敬子 33番,斎藤隆司議員。
○33番 斎藤隆司
○33番 斎藤隆司 これからも議論していきたいと思います。質問を終わります。
○副議長 菅原敬子 44番,本間悦雄議員。
○44番 本間悦雄 それでは,私は一問一答で,京王稲田堤駅周辺の違法駐車対策と駅の
北口の改札時間の延長問題,市特定公共賃貸住宅の家賃問題,それからNGOの支援策,
最後に学区制度の見直しということにつきまして,市長並びに関係局長にそれぞれ質問を
してまいります。
○44番 本間悦雄 ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 それでは最後に,学区制度を教育長並びに市長を中心にちょっと質問したいと思います
が,初めに通学区域,いわゆる学区の制度のこの辺の意義,それから区割りと言うんでし
ょうか,区域の設定の基準についてまずお伺いします。
○副議長 菅原敬子 教育長。
○教育長 河野和子 通学区域制度についての御質問でございますが,子どもたちがより
よい教育環境の中で成長することは大変大切なことでございまして,小学校,中学校の通
学区域の制度につきましても,その教育環境を保つための重要な方策の一つであると認識
しているところでございます。
 初めに,通学区域の設定に当たりましては,児童生徒数や市域の面積,地形,自然など,
それぞれの自治体固有の条件もございますが,一般的には1つに,学校の適正規模や適正
配置。2つには,適正な通学距離や時間。3つに,自治会等の地域活動の状況や鉄道,河
川,道路などの状況などについて,その自治体の条件に照らして総合的に考慮する中で設
定されております。現在本市では小学校114,中学校51の通学区域を設定いたしまして,就
学すべき学校につきましては,学校教育法施行令第5条第2項に基づきまして教育委員会
が指定することとなっております。その意義につきましては,就学する学校を保護者や児
童生徒にあらかじめお知らせする中で,就学に対する不安を解消し親しみのある就学を促
して,愛着のある学校生活が送れるように行われるものでございます。
また本市では,保護者の申し立てによりまして,例えば保護者の転居など,あるいは児
童生徒の諸事情により教育的な配慮を必要とする場合などは,指定変更制度によりまして
それぞれの実情に沿った弾力的な運用を図っているところでございます。以上でございま
す。
○副議長 菅原敬子 本間議員。
○44番 本間悦雄 弾力的な運用というお話が今出ましたけれども,昭和62年の臨時教育
審議会においても,この弾力的運用のことについてこういうふうに触れています。「就学
すべき学校について,事実上単なる機械的,硬直的な指定となり,選択の機会に対する配
慮に欠ける状況がみられる。」,こういう指摘がありまして,具体的には調整区域の設定
云々と出ていまして,最後の方にこういうふうに出ています。「通学区域制度の見直しと
学校選択の機会の拡大については,国や教育委員会の全国的組織が一定の方式を定め,全
国一律に採用するというような画一主義を排し,あくまで市町村教育委員会がそれぞれの
地域の歴史や実情,住民の意思を最大限尊重しつつ,自主的判断と主体的責任に基づき進
めるように十分配慮する。」,こういう配慮の中で教育委員会は今の制度,仕組みを維持
しているわけでございます。
 例えば,多摩区の小学校の例で見ますと,多摩区の菅小学校なんかは平成14年9月現在
の在学児童数が1,265。近くにあります南菅小学校は324。学級も菅が37,南菅が15。お隣
の中野島に行きますと,児童数が1,166,学級が66。近くにあります下布田小学校になりま
すと,児童数が465で学級が17。これですべてを言えるわけではありませんが,非常に生徒
数がアンバランス。今,わくわくプラザを含めてさまざまな事業がこれから展開されよう
としていますけれども,こういう状況下の中で,こういうアンバランスの中で果たしてい
いのかどうか,学区制度そのものについてもやっぱり大きく議論をすべきときではないか
と私は思うんです。
 つい最近,新聞で拝見しましたのは,学校選択制度というのが大分出ております。この
学校選択制度ということについては,弾力的運用の中の一つだと私は思うんですが,この
辺についての教育長の見解を伺いたいと思います。
○副議長 菅原敬子 教育長。
○教育長 河野和子 学校選択制についての御質問でございますが,学校選択制につきま
しては,就学する学校を指定する前に保護者や児童生徒の意思で学校を選択しまして,そ
の選択に応じて学校教育法施行令の規定する指定を行うものでございまして,学校選択制
あるいは学校希望制などと称しまして,品川区などの東京都の区部を中心に幾つかの自治
体で行われております。この選択制度につきましては,今お話がございましたように画一
的な学校指定ではなく,保護者や子どもが学校を選べること,また学校の個性や特色をつ
くり出していくことなどが評価されていると考えております。一方では,特定の学校に応
募者が集中したり,また施設等の問題もありまして,受け入れ人数枠を設定して抽せんで
選考する自治体もあるようでございます。
本市におきましては,保護者や児童生徒の状況に配慮いたしまして,通学区域制度の弾
力的運用に努めているところでございますが,児童生徒の教育にかかわる重要な問題でご
ざいますので,慎重に見きわめる必要もございまして,政令指定都市など他都市の動向も
含めて研究してまいりたいと考えております。以上でございます。
○副議長 菅原敬子 本間議員。
○44番 本間悦雄 学校選択制というのは,目的は選択そのものがあるということではな
くて,主役である子どもたち,授業を受ける子どもたちに対して,子どもたちの個性を伸
ばす,魅力的な学校の授業を受けられる,選択する機会を与える。そうやって学校の水準
を少しでも望ましい水準に上げていく,一つの手段であろうと思います。それから,この
選択制にあわせて最近見かける記事の中に,学校評価制度というんでしょうか,保護者が
学校の評価をする。例えば,教員と児童生徒との関係であるとか,AからDランクのラン
クづけをする学校の評価制度,こういうことも今動きがあります。こういう学校選択制,
それから学校そのものの評価制度については,市長はどのようにお考えでしょうか。
○副議長 菅原敬子 市長。
○市長 阿部孝夫 義務教育につきましては,一律に同じレベルで教育をしないといけな
いという面と,それから新しい時代に対応してそれぞれの子どもの持つ能力を積極的に伸
ばしていかなければいけないという,2つの要請があると思います。私は,基本的にはこ
れからの教育は,個々の子どもたちがそれぞれの学校で一律の教育の中で能力を埋没させ
てしまうのではなくて,それぞれの特色に応じて特技を伸ばしていけるような教育が望ま
しいと思っております。したがいまして,基本的には本間議員が御指摘されているような
学校ごとの特色,あるいはいろんなクラスごとの特色をできるだけ発揮して,父兄や子ど
もたちが選択できるような方向が望ましいと思っておりますけれども,しかし,現実には,
実際にそれを実施していくという面で実務上の問題がたくさんございます。基本的にはそ
ういう方向が望ましいと思いながらも,実務面でなかなかそういったことが実現しない現
状であると思いますので,なお今後とも勉強させていただきたい,そのように思っており
ます。以上でございます。
○副議長 菅原敬子 本間議員。
○44番 本間悦雄 ありがとうございました。現行法令,学校教育法施行令の5条2項に,
確かに小学校,中学校で2校以上ある場合は就学すべき学校を教育委員会が指定しなけれ
ばならないというふうに決められてはいるわけですが,この制度については通学区域に関
する規定はなくて,また指定に当たって保護者の意向や確認,保護者の選択についての制
限は行われていない。したがって,学校指定に当たって保護者の意向に十分配慮し,保護
者の選択を働かせることは教育委員会の前向き,かつ積極的な取り組みによって可能であ
る,こういうふうに文部省の方の参考資料には書かれております。そういう意味では,学
校選択制も含めまして,学区の見直しも含めまして,ぜひこれから大いに活発な議論をお
願いしたいと思います。
 最後に,教育長,その点についての御答弁をお願いします。
○副議長 菅原敬子 教育長。
○教育長 河野和子 学校選択や通学区域の再編についての御質問でございますが,通学
区域の設定につきましては,さまざまな状況を総合的に考慮しながら,地域の方々の御意
見を伺って設定してきた経緯がございまして,長い歴史の中で地域の学校という愛着心を
抱いていただいている方もおられるのではないかと思いますが,子どもたちにとって良好
な教育環境となる適正な学校規模や学校配置などの観点から,学校を取り巻く環境の変化
に対応した通学区域のあり方を,今後は教育委員会の中でプロジェクトを組んで検討して
まいりたいと考えております。以上でございます。
○副議長 菅原敬子 本間議員。
○44番 本間悦雄 終わります。
○副議長 菅原敬子 お諮りいたします。暫時休憩いたしたいと思いますが,御異議あり
ませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長 菅原敬子 御異議ないものと認めます。暫時休憩いたします。再開は午後1時
といたします。
                午前11時59分休憩
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                午後1時2分再開
   〔局長「ただいまの出席議員議長とも42名」と報告〕
○議長 小泉昭男 会議を再開いたします。休憩前に引き続き,一般質問を行います。
 発言を願います。4番,明石泰子議員。
○4番 明石泰子
○議長 小泉昭男 13番,浅野文直議員。
○13番 浅野文直 私は通告いたしました3点につきまして,一問一答にて関係局長にお
伺いいたします。
○議長 小泉昭男 7番,粕谷葉子議員。
○7番 粕谷葉子 私は,通告をいたしております1番目と2番目の質問の項目の順序を
変えて質問をさせていただきます。1番目に,街区公園の管理のあり方についてと出資法
人等の本市のかかわり方と見直しについてと,保育事業の一時預かりについての3点の質
問を一括して行います。
 次に,保育の一時預かりについて健康福祉局長に伺います。就労対策など,少子化に対
する歯どめや親の健康障害,あるいは幼児虐待などの対応として一時預かりは注目をされ
るところだと思いますが,本市の取り組みと利用現況及び対応を伺います。また,一時預
かりに関しては一時保育事業申請書を提出するようになっていますが,その申請書提出件
数と提出状況と対応について伺います。
○議長 小泉昭男 健康福祉局長。
○健康福祉局長 石野 厚 保育の一時預かりについての御質問でございますが,一時保
育につきましては,就労形態の多様化に伴う一時的な保育に対する需要や保護者の疾病等
による緊急の保育需要に対応するため,多摩区内の民間保育所で平成8年10月から事業を
開始いたしました。その後,平成10年度に川崎区で1カ所,平成13年度に中原区で1カ所,
今年度は高津,宮前,多摩の各1カ所で事業を開始し,現在,民間保育所6カ所で実施を
しております。利用状況につきましては,平成13年度の3施設の年間延べ利用数は6,868
人で,1カ所当たりの平均延べ利用数は2,300人程度となっております。本事業は育児疲れ
の解消のための利用など,在宅で子育てをしている家庭を支援する側面もあり,多くの子
育て家庭からの利用希望がございます。また,一時保育の利用に際しましては,利用児童
数に日々変動があるため,希望日に受け入れが可能かを直接施設に確認していただいてお
ります。利用が可能となった際には申請書を提出いただいており,平成14年4月から8月
の間で480人の方が申請し,一時保育を利用されております。しかしながら,各施設の1日
の受け入れ人数を12名程度としていることから,電話等で利用を申し込まれても,空きが
ないため御利用をお待ちいただく場合もございます。本事業は利用希望も非常に多いこと
から,川崎市保育基本計画に掲げております20カ所を目標に,拡充を図ってまいりたいと
存じます。以上でございます。
○議長 小泉昭男 粕谷議員。
○7番 粕谷葉子 再質問及び意見を申し上げます。
 次に,一時保育ですけれども,これは意見と要望にさせていただきます。特に,電話に
よる対応が実は難しいようです。川崎の公立保育園では一時保育は行っていないと,きち
っと伝えていただきたいと思います。申請方法や基準,どの民間保育園が行っているかな
ど,電話であっても正確な対応が望まれるところだと思います。多くの需要にこたえ,保
育基本計画から拡充を図るわけですから,相手の気持ちになって各区役所福祉窓口に相談
があった場合の適切情報の徹底をお願いいたします。それと,1日12名というのはやはり
少ないと思いますので拡大をお願いすることと,復職における産休43日目以降の一時預か
りについての部分も預かりが最低2カ月ということですから,この部分も43日以降からそ
の間の一時預かりについても御検討をお願いいたします。以上です。
○議長 小泉昭男 17番,徳竹喜義議員。
○17番 徳竹喜義 順不同になりますが,お願いいたしたいと思います。
○議長 小泉昭男 お諮りいたします。暫時休憩いたしたいと思いますが,御異議ありま
せんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長 小泉昭男 御異議ないものと認めます。およそ30分休憩いたします。
                午後2時52分休憩
          −−−−−−−*****−−−−−−−
                午後3時25分再開
   〔局長「ただいまの出席議員副議長とも50名」と報告〕
○副議長 菅原敬子 会議を再開いたします。休憩前に引き続き,一般質問を行います。
 発言を願います。59番,松島輝雄議員。
○59番 松島輝雄
○59番 松島輝雄 終わります。
○副議長 菅原敬子 55番,近藤正美議員。
○55番 近藤正美 それでは,通告している3項目について質問をいたします。
○副議長 菅原敬子 18番,岩田サヨ子議員。
○18番 岩田サヨ子
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○副議長 菅原敬子 ここで会議時間の延長を諮らせていただきます。
 お諮りいたします。本日の会議時間は,議事の都合によりこれを延長したいと思います
が,御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長 菅原敬子 御異議ないものと認めます。よって,そのように決定をいたしまし
た。
          −−−−−−−*****−−−−−−−
○副議長 菅原敬子 それでは発言を願います。60番,水科宗一郎議員。
○60番 水科宗一郎 それでは,5点についてお伺いしたいと思いますが,一般質問も3
日目になって最後の方になりますと,多少ダブってくる項目もございますけれども,角度
を変えてお尋ねをしたいと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。
○副議長 菅原敬子 1番,佐野仁昭議員。
○1番 佐野仁昭
          −−−−−−−*****−−−−−−−
○副議長 菅原敬子 お諮りいたします。本日はこれをもちまして延会することとし,次
回の本会議は明日8日の午前10時より再開し,引き続き一般質問等を行いたいと思います
が,御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長 菅原敬子 御異議ないものと認めます。よって,そのように決定いたしました。
          −−−−−−−*****−−−−−−−
○副議長 菅原敬子 本日はこれをもちまして延会いたします。
                午後5時54分延会