平成14年10月3日(木) 平成14年(2002年) 第3回 川崎市議会定例会会議録 (第5日) 午前10時1分開議 〔局長「ただいまの出席議員副議長とも61名」と報告〕 ○副議長 菅原敬子 昨日に引き続き,ただいまから会議を開きます。 −−−−−−−*****−−−−−−− ○副議長 菅原敬子 それでは,日程第1の一般質問を行います。 直ちに発言を願いたいと思いますが,質問,答弁とも簡潔明瞭にお願いをいたします。 それでは,御発言を願います。16番,大島明議員。 ○16番 大島 明 おはようございます。それでは,事前通告をしておきました,市内の 大規模マンションにかかわる教育施設の受け皿及び関係施設の受け皿について,そして携 帯電話の出会い系サイトにかかわる事件について,一問一答方式で伺います。 まず初めに,市内の大規模マンション建設に伴う教育施設の受け皿及び関係施設の受け 皿についてを教育長に伺います。 近年,本市においては大規模マンションが数多く建設されており,今後もますます建築 計画が進められることが予想されます。特に私の住んでいる高津区においては,平成15年 から平成16年度に完成予定の大規模マンション建設の申請が相次いで提出されておりま す。事前にまちづくり局からいただいた資料によりますと,かながわサイエンスパーク北 側の隣接地,これは計画戸数は163戸で,計画人口は495名,そして日通工跡地,これは計 画戸数は360戸で,計画人口は1,122名,そしてニコン社宅跡地,これは平成13年12月に1 棟は完成しておりまして,これが164戸,それと隣接して新たに建てられます物件計画戸数 は136戸で,計画人口は両方合わせますと914名,そして久本3丁目のNEC跡地,これの 計画戸数は671戸で,計画人口は2,013名というように,大規模な4物件については入居戸 数を合わせると1,494戸,計画人口を合わせると4,544名となります。 ただいま申し上げましたのは特に大規模なマンションであり,これ以外にも高津区にお いては,近年,計画戸数が100戸以上のマンションが6件から7件申請が出されているわけ であります。これらのマンション完成後に入居が始まりますと,それぞれの学区で一気に 人口増となるわけであり,保育園や小中学校を初めとしたさまざまな施設の受け皿が極端 に不足する状況が十分に予想され,混乱を来すことは確実であります。そこで今回は,特 に子どもたちの教育施設の対応策について伺います。さきにも述べましたように,かなが わサイエンスパーク北側の隣接地,日通工跡地,ニコン社宅跡地,久本3丁目NEC跡地, この計画物件に関しては入居戸数も大規模でありますから,学校に通う児童数も当然増大 し,その学区にある学校の教室の不足が予想されます。現在の空き教室や予備教室を利用 してもなお教室が不足する学校は生じないのか伺います。また,こうした状況が生じた学 校に対する本市の対応について伺います。 ○副議長 菅原敬子 教育長。 ○教育長 河野和子 大型マンション建設による教室不足についての御質問でございます が,大規模な住宅建設事業計画につきましては,事業者と住宅建設事業に関する協議を行 いまして,児童数の増加による教室不足など,学校の受け入れ状況の把握に努めておると ころでございます。その際,保有教室数を上回ることが予測されます学校につきましては, 事業者に対して学校の施設などの状況を説明しまして,入居予定者に対し,入学する学校 の教育環境について,周知するよう指導しております。 教育委員会では,児童生徒数及び学級数の長期推計を作成し,これに基づき将来の児童 生徒数及び学級数を把握しております。御質問の大型マンション建設につきましては,坂 戸小学校,東高津小学校,高津小学校及び久本小学校の学区にそれぞれ建設される予定と 伺っておりますが,坂戸小学校,東高津小学校及び久本小学校につきましては,住宅建設 に伴う児童数の増加による教室不足が生じることはございませんが,高津小学校につきま しては,平成15年度に児童数の増加による教室不足が予測されております。教室不足を生 じます高津小学校につきましては,既存校舎における多目的スペースなどの改修等により, 学習に支障のないよう施設整備を行う予定でございます。以上でございます。 ○副議長 菅原敬子 大島議員。 ○16番 大島 明 ありがとうございました。それでは,これについては,あと,意見, 要望ということで言わせていただきます。 業者から建築確認申請書が提出されて,事前協議の段階で明らかに予測できる事柄につ いては速やかに関係局と協議,調整を図ることが基礎自治体としての責務であります。ち なみに,私が今回指摘しました高津区4カ所の計画戸数の合計は1,494戸であり,計画人口 は4,544名にも上ります。これだけの人口がこの二,三年の間に堰を切ったように急激に増 加することになるわけでありますから,当然,保育施設や学校施設あるいは高齢者施設が 不足することは論をまたないところであります。また,建築確認申請書の出された周辺の 受け入れ施設が不足するので建築許可は出せませんよ,こんなふうに断るわけにはいかな いのでありますから,本市としても,建築許可を出したことにより予測できる状況につい ては,市民生活に深刻な影響を及ぼさないような対応をされることを強く要望いたします。 特に学校施設については,国民の三大義務でもあります勤労,納税,教育といったことで も明らかなとおり,ぜひ落ち度のない施設整備を強く要望しておきます。 <中略> ○副議長 菅原敬子 お諮りいたします。暫時休憩いたしたいと思いますが,御異議あり ませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長 菅原敬子 御異議ないものと認めます。暫時休憩いたします。再開は午後1時 といたします。 午前11時57分休憩 −−−−−−−*****−−−−−−− 午後1時1分再開 〔局長「ただいまの出席議員副議長とも47名」と報告〕 ○副議長 菅原敬子 会議を再開いたします。 休憩前に引き続き,一般質問を行います。発言を願います。47番,長瀬政義議員。 ○47番 長瀬政義 私は,一問一答方式で,以下の3点について伺います。 <中略> ○副議長 菅原敬子 21番,潮田智信議員。 ○21番 潮田智信 笑いをとられてしまったので,こちらは同じ中原の選出の議員として, 同じ中原区を思う気持ちで質問をしたいと思います。 <中略> ○副議長 菅原敬子 19番,石田和子議員。 ○19番 石田和子 <中略> 続いて,子育て支援と保育事業の充実について,健康福祉局長に伺います。 日本の合計特殊出生率は年々低下し,ついに1.33にまで落ち込み,世界的に見ても極め て低い水準です。内閣府の世論調査によりますと,子育てが楽しいと感じる人は半数を割 っており,それだけ子育てを負担に思っている人がふえているあらわれだと考えます。育 児の不安や困難を解消するための子育て支援は一層重要になってきており,地域に責任を 持つ公立保育園における子育て支援事業について伺います。 2年前にも質問をした際,全部の公立保育園で実施しておりましたが,1つは育児相談 件数の推移の概要,内容と特徴,保育士,看護師,栄養士のかかわりと役割について,2 つは地域活動事業の実施状況,内容,母子の参加状況について,3つは他機関との交流に ついて,4つは地域交流を行っている園行事と実施状況,5つはこの取り組みを通しての 効果と評価を伺います。 次に,アレルギーのお子さんの入所状況と,園での健康面での対応,除去食の実施状況 と内容について伺います。 ○副議長 菅原敬子 健康福祉局長。 ○健康福祉局長 石野 厚 子育て支援及び保育事業の充実についての御質問でございま すが,初めに育児相談につきましては,保育相談事業として公立保育所全園で実施してい るところでございます。相談件数の推移及び概要につきましては,平成12年度1,046件,平 成13年度1,386件となっております。内容と特徴でございますが,基本的生活習慣のうち, 食事や睡眠に関するもの,言葉の発達,遊ばせ方等が多く見られるところでございます。 保育士等のかかわりにつきましては,一般的な保育相談につきましては,主に園長や担当 の職員が対応しておりますが,離乳食やアレルギー食に関する相談につきましては栄養士 が,また,生活リズムや身体の発育等の相談につきましては看護師が相談に応じる等,個 別の内容に応じて専門の職員が対応しております。 次に,地域活動事業の実施状況,内容,親子の参加状況についてでございますが,平成 13年度におきましては,公立保育所81カ所の全園で実施し,内容につきましては,地域の 年齢の異なる子ども間の交流が79カ所,地域の子育て家庭への育児講座が2カ所となって おります。また,参加状況につきましては,1カ所当たり,平均いたしますと親子で20組 程度の参加を得ているところでございます。 次に,他の機関との交流についてでございますが,特別養護老人ホームでのお年寄りと の交流や,小学校,中学校及びこども文化センターでの幅広い年齢児との交流を実施して おります。その他,各区の市民館,保健所との共催事業といたしまして,ニューカップル セミナーや保育ボランティア養成講座等に園長初め保育士等を講師として派遣するなど, 他の機関との連携を図っております。 次に,地域交流を行っている園行事と実施状況についてでございますが,夏祭り,運動 会,焼き芋会等を地域の親子とともに実施しているところでございます。 次に,この取り組みを通じての効果と評価でございますが,地域の親子を含め,保育園 において活動を実施することで,地域の方にも保育園を身近な存在として活用していただ くことにより,保育相談の機会を広げること,また,保育の様子を身近に見ていただくこ とにより,育児の参考としていただくこと等の効果があるものと考えております。さらに, 保育士等の知識と経験を生かした保育相談事業は,保育基本計画基礎調査における満足度 調査においても評価を得ているところでございます。 次に,アレルギー児の入所状況及び健康面での対応等についてでございますが,平成14 年度の新規の申請者数につきましては40人,継続者数は89人,合計で129人となっておりま す。保育園における食物アレルギー児につきましては,川崎市医師会保育園部会の指導及 び主治医の意見書をもとに,児童の成長,発育を第一に考慮いたしまして,川崎市在園児 等健康管理委員会におきまして,審議の上,対応しているところでございます。 除去食の実施状況及び内容につきましては,具体的には原則として保育園で可能な範囲 の除去食を提供しておりますが,除去食品全体で220件のうち最も多いものは鶏卵で111件, 次に牛乳が32件となっております。その他,個別のケースにつきましても配慮をしている ところでございます。以上でございます。 ○副議長 菅原敬子 石田議員。 ○19番 石田和子 健康福祉局長に再質問いたします。公立保育園の,地域子育て支援に果たしている役割 は大変大きいことが具体的にわかりました。保育所が子どもの健全な成長を保障する,保 護者の悩みを受けとめる,地域の子育て支援にこたえていく,このような機能を果たすた めには,バランスのとれた保育士の年齢構成は不可欠です。そのためには保育士が長く働 き続けられなければなりません。このことによるコストは,保育所が社会的に求められる 機能を果たすために社会的に必要なコストと考えますが,見解を伺います。 保育相談件数もこの1年で約1.3倍にふえ,栄養士,看護師の役割は大きいものがありま す。子どもとしっかり結びついた日々の実践があるからこそ,適切なアドバイスができて いるのだと思います。食物アレルギーの除去食も離乳食もきめ細かな配慮が求められます。 しかし,市長の今回示されました行財政改革プランに,保育園給食業務の委託化が示され ました。委託化でこのようなきめ細やかな対応ができるのか,大変疑問を持つところです。 給食は心と丈夫な体を育てる最も重要な保育であり,保育士,看護師など専門職種の連携 が必要です。給食の委託化は質の低下につながります。見解を伺います。 ○副議長 菅原敬子 健康福祉局長。 ○健康福祉局長 石野 厚 保育事業についての御質問でございますが,今後の地域にお ける公立保育所の役割につきましては,本年2月に策定をいたしました川崎市保育基本計 画におきまして明らかにいたしましたように,保育サービスの提供だけではなく,地域の 在宅児を含めた子育て支援機能を強化していくことが重要と考えております。このため, 公立保育所の経験豊かな保育士等の専門的な知識や技術を積極的に活用してまいりたいと 存じます。 次に,保育園給食業務の委託化につきまして,平成10年2月18日付旧厚生省児童家庭局 長通知によりますと,施設内の調理室を使用して,施設職員による調理と同様な給食の質 が確保される場合には当該業務を委託して差し支えないものとなっております。委託に際 しましては,1つには,委託業者に対し,児童発育段階や健康状態に応じた離乳食,幼児 食やアレルギー,アトピー等への配慮を行うこと,2つには,保育所における給食の趣旨 を十分認識し,適正な給食材料を使用すること,3つには,所要栄養量の確保がされる調 理を行うこと,4つには,専門的な立場から必要な指導を行う栄養士が確保されているこ と,5つには,調理業務に従事する者については相当の経験を有するものであること,6 つには,衛生及び技術面の教育,または訓練を実施すること等が義務づけられております ので,専門職種等との連携を図りながら,安全,衛生面及び栄養面に十分配慮された,今 までと同様な給食の提供が行われるものと考えております。以上でございます。 ○副議長 菅原敬子 石田議員。 保育事業について,健康福祉局長に要望いたします。机上の上では調理業務の委託化で も今までと同様というのが成り立ちますが,コストを低く抑え,効率が最優先される中で は,きめ細かな配慮が十分にできるとはとても思えません。現状は,調理をしながら子ど もの顔が浮かび,血色状況や体調なども細かく配慮しながら調理ができるのです。保育に かかるコストは,乳幼児期の子どもが心身ともに豊かに育つために社会的に必要なコスト と考えます。給食の委託化をすべきではないこと,また,国と比較して低い方に標準を合 わせるのではなく,民間への格差是正の充実,地域保育園への援護費の拡充など,子育て 支援と保育事業全般の充実を強く求めておきたいと思います。以上です。 ○副議長 菅原敬子 25番,後藤晶一議員。 ○25番 後藤晶一 それでは,一括して質問をしたいと思います。 ○25番 後藤晶一 終わります。 ○副議長 菅原敬子 お諮りいたします。暫時休憩いたしたいと思いますが,御異議あり ませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長 菅原敬子 御異議ないものと認めます。およそ30分休憩いたします。 午後2時55分休憩 −−−−−−−*****−−−−−−− 午後3時26分再開 〔局長「ただいまの出席議員議長とも49名」と報告〕 ○議長 小泉昭男 会議を再開いたします。 休憩前に引き続き,一般質問を行います。発言を願います。38番,佐藤忠議員。 ○38番 佐藤 忠 一問一答で通告してあります4点について質問いたします。 次に移ります。2問目の学校の社会見学あるいは屋外学習などの連絡体制について教育 長に伺います。学校の社会見学,遠足や修学旅行など,それから屋外学習,これは学校周 辺地域の社会学習などがあろうかというふうに思いますけれども,学校から校外に出る学 習がいろいろあるというふうに思います。児童生徒の安全確保についてはどのように取り 組まれているのか,具体的な何らかの基準があって,それに基づいてやっておられれば, それをお示しいただきたいと思います。また,児童生徒の安全確保についてはどのように 指導し,体制の確立を図っておられるのか伺います。以上です。 ○議長 小泉昭男 教育長。 ○教育長 河野和子 学校の社会見学,屋外学習などの連絡体制についての御質問でござ いますが,遠足,修学旅行,諸見学などの実施に当たりましては,川崎市立学校・幼稚園 社会見学実施要領に基づきまして,各学校が児童生徒の安全を図る中で計画,実施をして おります。実施要領には,引率教員の人数,実施回数,日程と経費などが実施基準として 明記されておりまして,学校ではこれとあわせまして実施計画立案上の注意,実施上の手 続に沿って実施することで安全の確保に努めているところでございます。また,児童生徒 への指導につきましては,事前に実地調査した内容を十分に考慮した上で安全指導の徹底 を図るとともに,保護者への説明会も開催し,協力をお願いしているところでございます。 実施時には,緊急の場合に備えて,児童生徒名簿や保護者の緊急連絡先を携行し,さら に引率教員の現地での連絡や緊急対応体制,現地と学校との連絡体制,病院等関係機関と の連絡体制の確立を図っております。児童生徒がグループ活動を実施する場合には,携帯 電話を利用するなどして常に連絡がとれるようにしております。ことしの中学校の修学旅 行では,GPS機能つきPHSを持たせ,生徒の場所の確認をし,緊急時の対応が迅速に 行えるような体制を整えた学校もございます。今後とも,社会状況の変化を視野に入れな がら常に連絡体制の見直しを図り,児童生徒の安全の確保に努めてまいります。以上でご ざいます。 ○議長 小泉昭男 佐藤議員。 ○38番 佐藤 忠 学校の社会見学,屋外学習などの連絡体制について教育長から御答弁 いただきましたが,もう少し具体的に伺います。社会見学実施時の児童生徒と引率教員あ るいは学校などとの連絡方法についてですが,大きく分けて次の3項目についてお答えく ださい。1つ目に,学校区の歩いていける地域での社会学習について。2つ目に,小学校 の校外学習,遠足というふうになるんでしょうかね,これについて。3つ目に,中学校の, 宿泊を伴うわけですから修学旅行ということがあると思いますけれども,これらについて, それぞれどのようにされているのか伺います。 また,携帯電話,PHS等も使用しているということですが,それらの費用については どうされているのか伺います。また,携帯電話など個人のものを使用されている場合の費 用弁償についてはどうされているのか伺います。以上です。 ○議長 小泉昭男 教育長。 ○教育長 河野和子 児童生徒の地域での学習や校外学習,修学旅行等での具体的な連絡 方法についての御質問でございますが,初めに,地域における学習についてでございます が,学校長を初め関係の教職員が児童生徒の活動計画や行程を十分に把握している中で実 施されておりまして,緊急時の連絡方法につきましては,トランシーバーや携帯電話を携 行したり,また公衆電話等を利用したりしております。 次に,小学校での校外学習等についてでございますが,今年度は市内114校のうち94校で 鎌倉見学を行っておりまして,そのうちの64校がグループ活動をしております。ここでの 児童の主な連絡方法は,事前に配付されたテレホンカードなどを使っております。また, 中学校での修学旅行についてでございますが,市内51校のうち28校がグループ活動の際に 連絡用としてレンタルの携帯電話,PHS,ポケベルを利用しております。この場合の携 帯電話の使用料につきましては,19校は積立金を充てております。社会見学など校外での グループ活動実施時の児童生徒と引率教員や学校等との連絡につきましては,緊急時に迅 速かつ確実な対応が求められることから,携帯電話等の利用拡大が予想されます。今後, 連絡体制の確立を図る観点から,携帯電話等の利用や費用について検討していく必要があ ると考えております。以上でございます。 ○議長 小泉昭男 佐藤議員。 ○38番 佐藤 忠 ありがとうございました。小学校では114校のうち,鎌倉へ94校が出か けると。そのうちの64校がグループ活動をしているということですから,当然そういうよ うな意味では連絡体制の徹底ということが必要になってきますし,また,あわせて中学校 でも51校のうち28校がグループ活動の際にレンタルの携帯電話あるいはPHS,このごろ はそういうような意味では,どこでどういう活動をしているかということを本部にいる先 生がすべて掌握をし,安全確保に努めているというようなことが多くなってきたようであ ります。 事前のやりとりの中で,引率教員が携帯電話を使う,これはどうされているんですかと いうことをお聞きしましたら,個人のものを使っていると。そう頻繁ではないようであり ますけれども,少なくとも学校の社会見学や何かで個人のものが使われる。そして,それ は何かあれば個人の負担になるわけですね。たかだか電話代だと言われるかもしれないけ れども,事あれば,やっぱりかなり何回もの連絡が―たまたまお聞きをすると,そうい う状況にはなかったということでありますけれども,少なくとも私は,今まではテレホン カードをお渡しをしてやるとかいろんな形をやってきたというわけですね。やっぱりその 辺は,費用区分,費用弁償というものはきっちりと明確にする必要があるというふうに思 うんです。個人のそういうことに甘えていて,ずっとこのまま通じるという,そういう時 代背景にはないわけでありますから,その辺はやっぱりこれからは具体的にきちっとした 対応を検討していただけるということでありますから,ぜひ検討を進めていただきたいと いうふうに思います。このことを要望しまして,次の質問に移ります。 3つ目に,同じく教育長ですけれども,川崎子ども夢パーク事業と津田山駅周辺のまち づくりについて伺いますけれども,まちづくりについてはまちづくり局長に伺う予定でし たが,事前の打ち合わせでこれも理解ができましたので,教育長にのみ伺います。 1点目に,川崎子ども夢パーク事業については現在工事が順調に進められているようで すが,子ども夢パーク建設工事の進捗状況について伺います。2点目に,平成15年7月の 供用開始に向けた運営準備会の取り組みについて伺っておきます。3点目に,子ども夢パ ーク建設工事と同時に,近隣ではファミリーマンション,シルバーマンションの工事も行 われておりますが,児童生徒の通学と通勤者の交通安全対策についての取り組みについて 伺います。4点目に,工事の通行車両が大変多くなっておりますので,下作延小学校西門, 津田山駅周辺に放置されている自転車等については常時撤去され,安全確保に取り組むべ きというふうに思います。とりわけ,この辺のことについては,あるいは項目的には建設 局長の方がよろしいのかというふうに思いますけれども,あえて夢パークの関係と児童の 交通安全という観点から触れさせていただきました。 5点目に,子ども夢パークへ至る動線についてであります。夢パークを利用するのは子 どもが主でありますから,交通安全対策というのが最も重要な点であります。夢パークへ のアプローチですが,現在考えられているのは,最寄りの津田山駅から公道を通っていく わけですが,私は何とかJR南武線沿いに直線的に行くことができないのか,いろいろ検 討させていただきました。線路沿いに張りついている建物の所有者あるいは土地所有者の 皆さんと今日まで何回となく話し合いをさせていただきました。1つには,駅寄りの住宅 展示場がありますが,来春で契約切れになるということであります。したがって,土地所 有者としては次の事業者にも協力するよう申し入れをしていただきながら,南武線側の通 行確保ができるような話を進めていただくようにお願いをしております。2つ目に,スノ ーボード場があるわけでありますが,建物の裏側について,歩行者の障害物は取り除くこ とが可能だということで,これも協力をしていただける体制ができてまいりました。3つ 目に,シルバーマンション,現在建設中ですが,これについては線路側について歩行者動 線として利用可能な条件が出てきたので,協力についてはやぶさかではないということで 事業主さんもおっしゃってくれております。以上のことからすると,行政としても積極的 なかかわりを持っていただければ,夢パークと直線的に利用可能になるものと考えます。 したがって,私が触れました諸条件がクリアできたら,通用口を設置することができない か伺っておきます。以上です。 ○議長 小泉昭男 教育長。 ○教育長 河野和子 仮称川崎子ども夢パークについての御質問でございますが,初めに, 建設の進捗状況につきましては,本年3月27日に建築工事に着手し,現在,躯体工事,設 備工事を行っております。今後の予定といたしましては,造成,造園工事を行い,建物に つきましては平成15年3月末に,外構につきましては平成15年6月末の完成を目指してい るところでございます。 次に,運営につきましては,子どもの意見を尊重した運営を理念に,本年4月13日から 運営準備会が発足し,準備を進めているところでございます。運営準備会は子ども委員と 大人委員で構成され,子ども委員は公募で集まっていただいた23名,大人委員はさまざま な関係する団体の推薦並びに公募で集まっていただいた方16名の合計39名でございます。 運営準備会は月1回の活動のほか,他都市の施設調査などを実施し,平成15年7月の供用 開始に向けた活動に熱心に取り組んでいただいております。 次に,工事に伴う小学校児童及び通勤者の交通安全対策につきましては,施工業者3社 が毎月集まりまして,工事工程などについて情報交換や調整を行い,登下校時の児童や近 隣住民の安全確保に努めているところでございます。また,あわせて小学校,町内会へは 毎月の工事工程表が届けられておりまして,その際に小学校からも校外活動などの学校ス ケジュールを確認し,対応しているところでございます。 次に,小学校西門周辺に放置されております自転車等につきましては,児童及び住民の 安全確保の観点から関係局と協議してまいりたいと考えております。 次に,津田山駅から夢パークへ至る動線につきましては,緑ヶ丘霊園側の公道と接して いるところに出入り口を設置いたしますので,子どもたちの多くは津田山駅から公道を通 って夢パークに来るように計画しております。利用する子どもたちの安全確保は大切なこ とと考えておりますので,新たな動線につきましても,津田山駅前の住宅展示場や隣接す るシルバーマンションの今後の動向に合わせて,検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長 小泉昭男 佐藤議員。 ○38番 佐藤 忠 ありがとうございました。工事そのものは順調に行っていますし,ま た,動線についても,私も触れましたように,すべて問題がクリアできているわけではあ りませんし,まだまだ解決する課題が多くあります。ただ,駅から線路沿いに行ける,い わば動線が確保できれば,これは大変便利になりますし,また,そういうような意味では, 子どもたちにとっても,あるいは利用する人たちにとっても,そういうような意味ではや ってよかったというようなことになるというふうに思いますので,私もこれからも関係す る皆さんと協議を進めてまいりますので,ぜひその協議が調った段階で通用口が設置でき ますように,これは関係局ともひとつ十分お話し合いをしていただきたいというふうに思 います。 時間がなくなりましたので,大変申しわけないんですが,健康福祉局長に聞く予定の市 立葬祭場については12月議会にお回しをして,私の質問を終わります。ありがとうござい ました。 ○議長 小泉昭男 49番,宮原春夫議員。 ○49番 宮原春夫 ○議長 小泉昭男 41番,小林貴美子議員。 ○41番 小林貴美子 6点につきまして通告をしておきましたけれども,3番,新生児聴 覚検査の導入についてと,4番,産じょくヘルパーの導入について,この2点につきまし ては次の機会に回したいと思います。 初めに,教育長に,川崎市の子ども読書の推進についてお伺いをしたいと思います。昨 年の12月,子どもの読書活動の推進に関する法律の制定,施行により,国も子どもの読書 活動推進に関する基本的な計画を策定いたしました。川崎市もそれを受けて,早急に読書 基本推進計画をつくるべきだと思いますが,その進捗状況,策定メンバー,内容,スケジ ュール等についてお聞かせください。また,読書のまち・かわさき事業を展開しておりま すけれども,メンバー構成がほとんど行政関係者でございます。親の代表,子どもの代表, 作家,書店等の代表なども,もっと幅広い方々を入れて,推進委員会やワーキンググルー プを進めてはいかがでしょうか,御見解を伺います。 さらに,学校への15年度からの司書教諭の配置はどうなるのか。また,小学校,中学校 での学校図書標準達成の現状と対策についてもお示しください。 ○議長 小泉昭男 教育長。 ○教育長 河野和子 初めに,川崎市の子ども読書の推進についての御質問でございます が,子どもの読書活動推進基本計画の策定につきましては,国の「子どもの読書活動の推 進に関する基本的な計画」をもとに,本市における子どもの読書活動の推進状況等の実情 を踏まえながら検討してまいりたいと考えております。具体的には,子どもや学校関係者, 市立図書館,保健所,保育園,こども文化センター,地域で読書活動をしている団体など の,子どもの読書にかかわる関係機関等で構成する検討委員会を設けるための準備委員会 を今年度中に立ち上げてまいりたいと考えております。その中で,川崎らしい子どもの読 書活動の充実に関する施策を総合的,計画的に推進していきたいと考えております。 次に,読書のまち・かわさき事業のメンバー構成についてでございますが,読書のまち・ かわさき事業の推進委員会及びワーキンググループのメンバーにつきましては,現在,学 校関係者,公立図書館関係者,学識経験者,子ども会連盟代表,市民ボランティア代表, 教育委員会関係者で構成されております。その中で,読書活動の充実と図書館づくりなど についてさまざまな立場から多くの御意見をいただいております。今後は子どもの読書活 動を推進する上での実践課題を明らかにし,より一層充実した事業を推進していくために, 推進委員会及びワーキンググループの構成メンバーにつきましては,幅広い視野から検討 してまいりたいと考えております。 次に,平成15年度からの司書教諭の配置についてでございますが,現在,司書教諭の資 格を有している教諭は,平成14年3月の時点では,小学校で220名,中学校で44名,高等学 校で5名,襲・養護学校で3名となっております。また,今年度夏の司書教諭資格取得の ための講習会には,小学校40名,中学校13名,高等学校1名,養護学校2名が受講いたし ました。今後は,有資格者の在籍状況等を勘案しながら,司書教諭の配置を進めてまいり ます。 次に,小中学校での学校図書館図書標準達成の現状と対策についてでございますが,平 成13年度には,小学校では学校図書館図書標準の冊数基準に対して621冊,中学校では514 冊の不足となっておりますが,年々改善されてきておりまして,蔵書数は,小学校1校当 たり平均9,616冊,中学校では1万1,911冊となっております。なお,最近の図書資料の購 入傾向といたしましては,読み物に関する本だけでなく,総合的な学習の時間などの調べ 学習に対応できるような図書や資料を購入し,情報センターとしての機能整備を進める学 校がふえてきております。学習には,新しく正確な資料や図書が欠かせないために,古く なりましたものについては廃棄するなどの処置をとっております。そのため,標準冊数に 達していない現状が見られます。また,各校の図書の管理や利用のあり方も標準冊数に影 響しているようでございますので,工夫,改善している例を紹介するなど,読書環境の整 備に向けた啓発活動を進めていきたいと考えております。教育委員会といたしましては, 今後も市内すべての学校図書館の蔵書が標準冊数に達するように努めてまいりたいと考え ております。 ○議長 小泉昭男 小林議員。 ○41番 小林貴美子 次に,再質問をさせていただきたいと思います。 初めに,子ども読書の推進について,これは市長にお伺いをしたいと思います。済みま せん,市長にお伺いする前に教育長に先に要望を申し上げますが,読書についてですけれ ども,学校の標準冊数,全部の学校のパーセントがどうなっているのか資料でいただきま した。そういたしましたら,標準冊数というところから見て,50%に達していないという 冊数の学校が,小学校では4校,中学校では2校ある。100のうち半分もいっていないとい うことは,これはどう考えてもおかしいと。きちんとそれぞれの学校には図書を買うお金 が行っているわけでございますので,どうしてこんなに冊数が低いのか,そのあたりをき ちんと教育委員会も見て,また指導もしていただきたいと思います。 市長にお伺いしたいんですが,9月29日,スイスのバーゼル市で国際児童図書評議会の 記念大会がございました。ここで,日本の美智子皇后が読書の喜びを世界の子どもたちに, というような観点からのスピーチを行い,参加者からも賛辞の声が相次いだと報道されて おりますけれども,国も子どもの読書の大切さということを認識して法整備をし,それか ら計画の策定をしてきたわけでございまして,川崎市も未来の川崎を担う子どもたちの成 長のために,力を入れて取り組んでいきたいということでございますけれども,この子ど も読書の推進について,市長の思いをお聞かせいただければと思います。 さらに,「読書のまち・かわさき」ということでやってきているわけですが,この法律 が制定されたときに,4月23日を子ども読書の日というふうに定めたわけでございますけ れども,4月23日,年1回だけ子ども読書の日ということではなくて,できれば恒常的に 子ども読書を推進していくという姿勢の意味からも,川崎市としては毎月23日を子ども読 書の日というふうな形で決めてはいかがかと思いますが,この点についても御見解を伺い たいと思います。 ○議長 小泉昭男 市長。 ○市長 阿部孝夫 お答えいたします。最初に,読書の重要性と毎月読書の日を制定する ということについてのお尋ねでございますが,御指摘のように,人間は読書を通して広い 世界を知り,夢や想像力をはぐくみ,豊かな心を育てていくことができると言われており ます。また,読書はさまざまな興味や関心を呼び起こし,思考力や判断力を高め,自己を 磨くことができ,さらに生涯学習を支え,自己教育力をはぐくむ上で重要なものである, そのように考えております。毎月23日を読書の日とするということにつきましては,読書 の重要性にかんがみ,今後の読書運動の広まり方を見ながら,今後検討してまいりたいと 存じます。 ○議長 小泉昭男 小林議員。 ○41番 小林貴美子 市長の方から,読書の日の設置については検討していきたいと,そ れから田島養護の整備についても,さらに検討していただくということでございますので, よろしくお願いしたいと思います。 ○41番 小林貴美子 終わります。 ○議長 小泉昭男 11番,猪股美恵議員。 ○11番 猪股美恵 −−−−−−−*****−−−−−−− ○議長 小泉昭男 お諮りいたします。本日はこれをもちまして延会することとし,次回 の本会議は明日4日の午前10時より再開し,引き続き一般質問を行いたいと思いますが, 御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長 小泉昭男 御異議ないものと認めます。よって,そのように決定いたしました。 −−−−−−−*****−−−−−−− 本日はこれをもちまして延会いたします。 午後5時27分延会