平成14年9月13日(金) 平成14年(2002年) 第3回川崎市議会定例会会議録 (第3日) 午前10時1分開議 〔局長「ただいまの出席議員副議長とも61名」と報告〕 ○副議長 菅原敬子 昨日に引き続き,会議を開きます。 −−−−−−−*****−−−−−−− ○副議長 菅原敬子 それでは,日程第1,日程第2及び日程第3の各案件を一括して議 題といたします。昨日に引き続き,各会派の代表質問を行います。公明党代表から発言を 願います。9番,花輪孝一議員。 〔花輪孝一登壇,拍手〕 ○9番 花輪孝一 私は,公明党川崎市議団を代表いたしまして,平成14年第3回市議会 定例会に提案されました行財政改革プラン並びに市政一般,議案について質問をいたしま す。 次に,青少年の健全育成施策について何点か伺います。まず,来年度から全小学校で実 施されるわくわくプラザ事業についてですが,この事業の推進並びに充実を求める市民の 方々の声が日ごとに高まっております。いまだ学校関係者を初め,地域に浸透し切れてい ないのが実情であります。早急に小学校区単位できめ細かく説明会を行うべきであると考 えますが,今後の具体的な説明会の日程や参加対象について,また,地域全体への周知徹 底のため,広報掲示板へのポスター張り出し,さらに,市のインターネットホームページ への最新情報の随時掲載などを行うべきであると考えますが,取り組みを伺います。この 事業に係るスタッフ等の募集と地域ボランティアの参加についての具体的内容と,スケジ ュールについてもお示しいただきたいと思います。なお,長い歴史を持つ留守家庭児事業 はここで一区切りとなりますけれども,関係者の方々には深く感謝を申し上げたいと思い ます。そこで,現在働いている留守家庭児指導員の方々の処遇についても,具体的に明ら かにしていただきたいと思います。 次に関連して,中高生の居場所づくりとこども文化センターの運営について伺います。 こども文化センターは,財団法人ボランティアセンターに委託される予定であるとのこと ですが,委託するに至った経緯とその理由,また,委託することによって,市民サービス, すなわち青少年の健全育成事業の水準を低下させるべきではありませんが,その取り組み についても伺います。なお,一部でコンビニの周辺にたむろする状況にある中高生の居場 所づくりですが,現在,幾つかのこども文化センターでモデル事業が行われております。 その実施状況と今後の取り組みと課題についてもお答えください。また,この際,こども 文化センターは,その名称の問題も含めて抜本的に見直しを図り,児童館本来の機能を強 化するとともに,地域との連携をさらに強め,多機能型地域拠点として名実ともに生まれ 変わるべきであると考えますが,見解を伺いたいと思います。 <中略> 以上ですが,答弁内容によっては再質問をさせていただきますので,よろしくお願いを 申し上げます。(拍手) ○副議長 菅原敬子 市民局長。 〔市民局長 大木 稔登壇〕 ○市民局長 大木 稔 市民局関係の御質問にお答え申し上げます。 わくわくプラザ事業及びこども文化センターについての御質問でございますが,初めに, わくわくプラザの説明会につきましては,多くの保護者の方々が参加できるよう,学校や PTA協議会と御相談させていただき,9月末から12月にかけまして,小学校単位で開催 するための準備を進めているところでございます。また,広報につきましては,ポスター やリーフレットを作成するとともに,ホームページを通して最新情報の掲載を行い,地域 の方々への周知に努めてまいります。 次に,この事業にかかわるサポーターの募集につきましては,この事業の趣旨を踏まえ, 地域の中から児童の健全育成に熱意のある人材を,1月ごろ公募によって確保してまいり ます。また,地域ボランティアにつきましても,サポーターの募集の時期に合わせて登録 を開始してまいりたいと考えております。なお,募集につきましては,市政だよりやホー ムページなどでお知らせをする予定でございます。 次に,留守家庭児施設指導員の処遇につきましては,わくわくプラザへの円滑な移行及 び運営のために,その知識,経験等を生かしていただきたいと考えておりますので,現在, 関係者の方々と必要な協議を進めているところでございます。 次に,こども文化センター委託の経緯につきましては,平成11年11月に,青少年問題協 議会から青少年施策の推進を重点施策とする意見具申を受け,平成12年3月に,民間活力 の導入によるこども文化センターの機能の拡充や,施設の有効活用を図ることを柱とする 青少年プランを策定いたしました。さらに,平成14年6月には,こども文化センターの管 理,運営の委託先を財団法人川崎ボランティアセンターとすることに政策決定いたしまし た。ボランティアセンターは,青少年を対象としたボランティアの育成等を初め,各種の 市民活動支援に関する事業を積極的に推進しておりますので,こども文化センターの目的 である児童の健全育成に関する各種の事業をさらに推進する条件を満たしているものと考 えております。また,市民サービスの向上につきましては,子育て支援の推進及び中学生, 高校生の居場所づくりの促進,市民活動の支援等を積極的に図るために,これまで日曜, 祝日を閉館しておりましたが,年末年始を除く通年開館にするとともに,午後6時までで あった開館時間を夜9時まで拡大する方向で,関係者と協議を進めているところでござい ます。 次に,中学生,高校生の居場所づくりにつきましては,こども文化センターが中学生, 高校生の活動の場となるよう,平成13年度から調査研究及び試行的な開設を川崎市青少年 育成連盟に委託し,実施しているところでございます。実施状況につきましては,市内4 カ所のこども文化センターにおいて,週1回,中学生,高校生のための時間帯を設定し, 施設を開放するとともに,中学生,高校生自身がどのような施設,設備が望ましいかなど, 活発な意見交換や交流会などが行われております。今後の取り組みといたしましては,こ れらの調査研究結果をもとに,必要な施設,設備の改修や開館時間の延長などを進めてま いりたいと考えております。 次に,こども文化センターの機能につきましては,青少年の健全育成のほかに,市民活 動支援など,地域における多様な役割も期待されているところでございますので,施設の 有効活用を図ってまいります。また,こども文化センターの名称につきましても,関係団 体や利用者の方々の御意見をお伺いしながら,検討してまいりたいと考えております。以 上でございます。 ○副議長 菅原敬子 花輪議員。 ○9番 花輪孝一 それでは初めに,1点要望事項を申し上げてから再質問に移らせてい ただきます。 <中略> 次に,青少年の健全育成施策について,市民局長に伺います。この夏から明年4月を目 指しまして始まりますわくわくプラザの児童受け入れのため,各学校で工事が始まりまし た。私どもが認識しているのは,それぞれの学校の状況に応じて可能な限り工夫してスペ ースを確保したというふうに聞いております。昨日,中野島小学校でのわくわくプラザ事 業についての議論がありましたが,果たして実態として子どもたちがプラザ室に詰め込ま れるような,そのような混乱する状況であるのか,わくわくプラザ室の広さやスタッフの 配置など,具体的に正確にお答えください。 ○副議長 菅原敬子 市民局長。 ○市民局長 大木 稔 中野島小学校わくわくプラザ室についての御質問でございます が,現在,留守家庭児ホールとして使用しているプレハブのほかに,校舎2階の低学年用 多目的ホールをプラザ室と同様に活用できるよう,調整をしております。広さといたしま しては,プレハブが86平方メートル,多目的ホールが156平方メートル,合わせますと約4 教室分の242平方メートルとなります。また,校庭や体育館を初め,1階の図書スペースも 学校教育に支障のない範囲で活用してまいりますので,子どもたちがプラザ室で詰め込ま れるような状況にはならないと存じます。子どもが多いときには,安全を確保する観点か らも,スタッフを増員するなど,子どもたちが混乱するようなことにはならないよう柔軟 な対応を行ってまいります。以上でございます。 ○副議長 菅原敬子 花輪議員。 ○9番 花輪孝一 それでは,最後に,市長に2点伺いたいと思います。 <中略> もう一点は,青少年の健全育成施策についてであります。こちらに拡大したものを持っ ているんですけれども,「明るい川崎」第152号,2002年8月発行のものでございます。日 本共産党川崎市議会議員団,日本共産党川崎市委員会,「“子育て安心”の川崎こそ市民 みんなのねがいではないでしょうか」,同感です。「それなのに…」と書いてありまして 「学童保育115カ所を一挙に全廃全国初」。中身を見ますと,「「行革の第一歩」に位置づ けられたのが、四千人をこす子どもが通う一一五ヵ所の学童保育を来年度から一挙に全廃 するという乱暴な計画です。”市の予算を効率的に“(阿部市長)というのが、廃止の理 由です。」という内容が書かれております。実に,この内容等を見ますと,なかなか市長 の真意が伝わっていない,そのように思うわけであります。私どもは,たびたびこのモデ ル事業をやっているところに行きまして,状況をつぶさに見てまいりました。そして,子 どもさんたちが本当に明るく楽しく過ごしている。その姿をこの目で何度も見ているわけ でございます。あたかも,殊さら不安をあおったり,恐怖心を与えたり,悪意に満ちた書 き方こそ,まさにためにする議論ではないかと私は思うわけでございます。 また一方で,いわゆる学童保育廃止反対運動をしている団体が,その内容を,新聞への 意見広告掲載のため―今封書があるんですけれども,この新聞への意見広告掲載への賛 同に御協力お願いしますということで,市民運動ではありますけれども,このような署名 運動もされているわけであります。ぜひここで,最後にわくわくプラザに対する市長の真 意と,きのうもございましたけれども,市長の発言の中で,この運営については,今後創 意工夫をという御発言もございましたけれども,その真意も含めて,ぜひ御感想をお聞か せいただきたいと思います。以上です。 ○副議長 菅原敬子 市長。 ○市長 阿部孝夫 <中略> 次に,わくわくプラザについてのお尋ねでございますが,先ほどお見せいただいた資料 を私も入手しまして,見せていただきました。あちこちに誤った意図的な情報操作が行わ れておりました。例えば,一方的に留守家庭児事業が廃止されて,後は何もないというよ うなことや,あるいは臨海部についての環境関連の投資について,あたかも市のお金だけ が巨額に投資されているような誤った内容でございます。99%が国からのお金であるとい うことは全く示されておりません。国からのお金を努力して導入していることについては 全く触れられていないという,意図的な報道でございます。 わくわくプラザそのものについてでございますが,わくわくプラザを見学させていただ きまして,子どもたちは,プラザ室で本を読んだり,ゲームをしたり,体育館では低学年 から高学年までが参加して,チーム対抗によるボール遊びを仲よく行っておりました。し かも,大きい子どもが小さい子どもの面倒を見ているという大変ほほ笑ましい姿を拝見い たしております。こうした楽しそうな様子を見た私の感想といたしましては,子どもたち が自由な雰囲気の中で,活発に伸び伸びと,管理されないで過ごしているという印象を強 く受けました。スタッフによる話では,学校生活になれていない1年生について,多くの 保護者の方が心配されているようでありますけれども,体調がすぐれないときに,学校の 先生がプラザ室までわざわざ連れてきてくれて,そのことをスタッフに伝えてくれた,そ ういう話も聞いております。学校との連携が非常にうまくいっていることがわかりました。 留守家庭児事業がなくなるとか,子どもたちの放課後を過ごす場所が奪われるといった声 も聞こえますが,子どもたちの喜んでいる姿を見るとともに,保護者の安心している様子 を伺い,留守家庭児事業はわくわくプラザの中で新たに生まれ変わり,もっとよくなる事 業であると実感いたしております。 掲載記事につきましては,わくわくプラザ事業についての広報が十分にまだ行き届いて いない間に,市民に誤解と混乱を招くような,誤った,操作された宣伝が行われているこ とは,まことに残念であります。行政といたしましては,保護者の方々に安心していただ ける適切な情報の提供が必要であると痛感いたしております。したがいまして,今後につ きましては,わくわくプラザのよさを正しくお伝えするために,十分な広報を行ってまい ります。 また,それぞれの地域ごとに創意工夫を凝らすということが非常に大事でございまして, 既に運営の基本となる部分の準備は整っておりますが,個別のわくわくプラザの細部の運 営などについては,余り硬直した枠組みにとらわれないで,学校や保護者の方たちと話し 合いながら,子どもたちや保護者の皆さんに喜ばれるように,地域の特色を生かした創意 と工夫が必要だと私は考えております。先生が把握した情報をスタッフに迅速に提供する とか,あるいは子ども同士で,大きな子が小さい子どものお世話をするとか,雨の日の施 設の利用については柔軟に工夫をしていくとか,そういう工夫を凝らすのはむしろ常識で ございまして,また,それと同時に,子ども自身の創造性についても私は大きな信頼を寄 せておりますので,子ども自身の創造性と自立の精神をはぐぐむという教育効果について も,十分に考えていく必要があるのではないかと思っております。以上でございます。 ○副議長 菅原敬子 花輪議員。 ○9番 花輪孝一 終わります。 ○副議長 菅原敬子 お諮りいたします。暫時休憩いたしたいと思いますが,御異議あり ませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長 菅原敬子 御異議ないものと認めます。暫時休憩いたします。再開は午後1時 といたします。 午後0時4分休憩 −−−−−−−*****−−−−−−− 午後1時1分再開 〔局長「ただいまの出席議員議長とも53名」と報告〕 ○議長 小泉昭男 会議を再開いたします。 休憩前に引き続き,代表質問を行います。発言を願います。12番,中川啓議員。 〔中川 啓登壇,拍手〕 ○12番 中川 啓 私は,川崎市議会市民同志会議員団を代表して,平成14年第3回川崎 市議会定例会に提案されました諸議案,川崎市行財政改革プラン並びに市政一般について, 質問をいたします。 <中略> ○議長 小泉昭男 3番,佐藤喜美子議員。 〔佐藤喜美子登壇〕 ○3番 佐藤喜美子 私は,神奈川ネットワーク運動川崎市議団を代表し,2002年第3回 定例会に提案されました諸議案,市長から示された行財政改革プラン並びに市政一般につ いて伺います。 <中略> ○議長 小泉昭男 以上をもちまして,日程第1,日程第2及び日程第3の各案件に対す る各会派の代表質問は終わりました。これをもちまして代表質問を終結いたします。 −−−−−−−*****−−−−−−− ○議長 小泉昭男 本日はこれをもちまして散会いたします。 午後3時32分散会