平成13年 第5回定例会

平成13年第5回川崎市議会定例会
議事日程第3号

平成13年12月13日(木)
午前10時 開  議

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                  午前10時1分開議
   〔局長「ただいまの出席議員議長とも59名」と報告〕
○議長(小泉昭男) 昨日に引き続き,会議を開きます。
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○議長(小泉昭男) 本日の議事日程を報告いたします。本日の議事日程は,お手元に印刷配付してあります議事日程第3号のとおりであります。
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○議長(小泉昭男) これより日程に従い,本日の議事を進めます。
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○議長(小泉昭男) 
△日程第1,
△第2及び
△第3の各案件を一括して議題といたします。
 昨日に引き続き,各会派の代表質問を行います。公明党代表から発言を願います。42番,志村勝議員。
   〔志村 勝登壇,拍手〕
◆42番(志村勝) 私は,公明党市議団を代表して,平成13年第5回定例会に提案されました市長の「市政への考え方」並びに
市政にかかわる諸問題について,質問を行います。
 去る10月21日,市長選の投票日がありました。市政の改革を目指す川崎市の新しい阿部孝夫市長が当選しました。いよいよ市民の
目線に合った,21世紀の川崎はこうあるべきだ,こういう改革の旗を高く掲げて,足元を固め,着実に進んでいただきたいことを
まず心より御期待申し上げたいと思います。私たち公明党市議団も,生命,生活,生存を基調とした政策を第一に,市長とともに
市民のための改革をしっかり進めていきたいと思います。
<中略>
 次に,保育事業の充実について伺います。市長も述べられておりますとおり,安心して子育てできる環境づくりが強く求められて
おり,保育事業の充実は緊急の課題であります。さらに,保育のニーズはますます多様化し,延長,夜間保育,一時保育,病後児
保育など,柔軟な保育行政の展開が求められております。私たちのところにも,病気やけがなどによって母親が入院することに
なったが,子どもを預ける施設がない,年老いた親の介護のために実家にしばらく行きたいけれども,学齢前の子どもを抱えて
困っている,いろいろな相談が多数寄せられています。
 そこで何点か伺いたいと思います。まず,市長が言われている,駅とリンクした使いやすい保育所の整備についてであります。
これについてはさきの会派のやりとりでわかりましたので,答弁は結構でございます。また,現状として,保育園待機児童は
相当数に上り,赤ちゃん安心おなかま保育室のような緊急避難的な対応では解決しないのではないかと思われます。国は2003年度
までに待機児童をゼロにすることを目指すとしております。本市の対応を伺いたいと思います。
 また,我が党は,かねてから認可外保育施設である既存の地域保育園の指導育成と支援の充実を求めてきました。今後も
では対応できないさまざまなニーズに柔軟に対応することが可能な地域保育園に対し,現行行われている援護費やゼロ歳児加算の
増額,施設整備費補助,兄弟姉妹で保育する場合での多子減免加算の新設など,認可保育所に準じた補助を行い,父母の負担軽減と
地域保育園の健全な育成を目指すべきであると思いますが,見解を伺いたいと思います。
 関連して,みぞのくち保育園の新設に伴い,その保育園を委託することが提案されていますが,委託するに当たって配慮した
ことがあれば伺います。また,条例制定により既存の市立保育園は委託することが可能になるわけでありますが,これについての
考え方と今後の取り組みについても伺っておきます。
<中略>
 私の質問は以上で終わりますが,明快な答弁を求めたいと思います。以上でございます。(拍手)
○議長(小泉昭男) 市長。
   〔市長 阿部孝夫登壇〕
◎市長(阿部孝夫) それでは私から,ただいまの公明党を代表されました志村議員の御質問にお答え申し上げます。
<中略>
 次に,保育事業についてのお尋ねでございますが,まず待機児童対策についてお答えいたします。基本的には,国の待機児童
ゼロ作戦との整合性を図りながら,認可保育所の整備を中心に据え,これに本市の独自事業でございます地域保育園などの認可外
保育施設事業を,その地域の保育需要に合わせ柔軟に推進することにより,保育受入枠の拡充を図り,待機児童を解消して
まいりたいと考えております。
 次に,地域保育園の指導育成と援護についてでございますが,地域保育園は,本市の保育受入枠の拡充施策の一つとして
位置づけをし,認可保育所に準じたサービスの提供を目標に,指導育成を図ってまいりたいと考えております。また,運営費の
援護につきましては,入所児童の処遇改善を図るため,児童援護費や乳児加算などの助成を行っておりますが,今後につきましても
引き続き充実に努めてまいりたいと存じます。
 次に,保育園条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが,みぞのくち保育園の委託に当たっては,保育所が
保護者にかわって保育をすることを目的とする児童福祉施設であり,かつ通所する児童の心身の健全な発達を図る役割も有して
おりますので,保育所の運営について,熱意や高い見識,十分な経験を有し,利用者の信頼にこたえられる一時保育など,多様な
保育サービスの提供が期待できるという点に特に配慮をし,委託先を選考したものでございます。また,既存の公立保育所の運営に
つきましても,現状を継続するという考え方を改め,事業に係るコストなどを再点検し,改革に向け検討をしていかなければ
ならないものと考えております。現在,このような考え方のもとに,児童福祉審議会からいただいております意見具申や国の
民間活力を活用し,公設民営方式による保育所の整備を図るという考え方を踏まえ,検討を進めているところでございます。
<中略>
○議長(小泉昭男) 志村議員。
◆42番(志村勝) 議長さんに御見解をいただいたり,本当にいろいろ御配慮いただきまして,ありがとうございました。
その辺の対応を重ねてお願い申し上げ,また,あとにつきましては委員会等の審議にゆだねて,質問を終わりたいと思います。
ありがとうございました。
○議長(小泉昭男) お諮りいたします。暫時休憩いたしたいと思いますが,ご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小泉昭男) ご異議ないものと認めます。暫時休憩いたします。再開は午後1時といたします。
                  午前11時46分休憩
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                  午後1時1分再開
   〔局長「ただいまの出席議員副議長とも58名」と報告〕
○副議長(菅原敬子) 会議を再開いたします。
 休憩前に引き続き,代表質問を行います。発言を願います。3番,佐藤喜美子議員。
   〔佐藤喜美子登壇〕
◆3番(佐藤喜美子) 私は,神奈川ネットワーク運動川崎市議団を代表いたしまして,今議会に提案されました諸議案並びに
市政一般につきまして,質問いたします。
<中略>
 議案第97号,保育園条例の一部改正に関連して伺います。提案された議案は,市で初めて,公設民営による保育所の運営を含めた
管理を法人に委託するために改正するものです。保育サービスは措置から選択の時代になり,サービス主体に民間事業者の算入も
可能になりました。一人一人の保育ニーズに合わせたサービスへと,事業の転換が求められています。市民による非営利事業が
子育て支援の必要性から,市民が資本を出し,リスクを負いながら,個人資源をあわせて多様な取り組みを展開しています。
派遣型や拠点型での保育サービスを多様な保育ニーズに対応して提供しています。この条例の改正によって,運営の柔軟性が
持たれることになります。法人に限らず,非営利市民事業やNPOなどへの委託や,行政の下請ではなく,また,縛りとならない
委託のあり方へと大きく変わらなければならないと考えます。公平性,公正性の観点からも,事業で契約を行い,相互の関係を
互いに明確にして,ルールを双方で取り交わす対等性を担保する双務契約とするべきです。お考えを伺います。
 行政と対等な立場で自立した関係を築く双務契約の導入は,相互に点検や評価ができるため,自発性による情報公開が進みます。
法人が経営や運営,保育内容について積極的に情報公開することや,さらに保育の質を高め,質の確保のためにも,相互牽制の
仕組みとしてオンブズマン制度を設置することも可能になります。お考えを伺います。
 これで質問は終わります。なお,お答えによりましては再質問させていただきます。
○副議長(菅原敬子) 健康福祉局長。
   〔健康福祉局長 柏木靖男登壇〕
◎健康福祉局長(柏木靖男) 健康福祉局関係の御質問にお答え申し上げます。
<中略>
 次に,保育園条例の一部改正についての御質問でございます。初めに,保育園の管理を委託する際の対等性を担保する双務契約に
ついてでございますが,保育園の運営につきましては,児童福祉法など関係法令に基づき,利用者の立場に立った良質かつ適切な
サービスの提供が求められております。したがいまして,保育園の管理を委託する場合には,関係法令に適合することはもとより,
受託する法人等が地域の需要に合わせ,多様な対応を図っていただけるような契約を結んでまいりたいと考えております。
 次に,保育についての相互牽制の仕組みとしてのオンブズマン制度の設置についてでございますが,保育の質を確保するために,
現在,児童福祉法による指導,監査や,苦情に対する市民オンブズマン制度がございます。また,国が現在検討しております児童
福祉施設第三者評価やISO9000など,保育サービスの質の向上を図っていくようなシステムについても検討していく必要がある
と考えております。
○副議長(菅原敬子) 佐藤議員。
◆3番(佐藤喜美子) 
<中略>
 あと,議案に関しては委員会に譲りたいと思います。これで私の質問は終わります。
○副議長(菅原敬子) 12番 中川啓議員。
   〔中川 啓登壇,拍手〕
◆12番(中川啓) 私は,川崎市議会市民同志会議員団を代表して,平成13年第5回川崎市議会定例会に提案された諸議案,市長の
「市政への考え方」,並びに市政一般について質問をいたします。
<中略>
 続いて,市立小学校設備における児童の学習デスクの規格についてであります。近年になり,小学生の体格向上及び学習内容の
改革,さらには校舎建てかえ後のオープンスペース教室導入などの教育環境が著しく変化しておりますが,児童の学習デスクは,
従来の旧文部省で制定されているJIS規格によるものを使用している実情であります。教育現場では,今パソコンなどが使用
されるなど多様な学習形態が導入されており,現在のデスク規格では小さいのではないかと論議がなされているとも仄聞して
おります。このような実態を踏まえ,文部科学省の指導の動向及び本市の実情と対応を伺っておきます。
<中略>
 質問は以上であります。市長,理事者の方々,明快なる答弁をよろしくお願いを申し上げます。終わります。(拍手)
○副議長(菅原敬子) 教育長。
   〔教育長 松下充孝登壇〕
◎教育長(松下充孝) 教育委員会関係の御質問にお答え申し上げます。
<中略>
 次に,小学校の児童用学習デスクの規格についての御質問でございますが,教室用の机,いすにつきましては,学校生活の中で
児童が日常的に使用するものであり,健康面を初め学習内容や授業形態,使用する児童の体位向上などにも配慮し,整備している
ところでございます。今回,従来の考えに合わせて,多様な学習形態に対応する視点から,これまでの日本工業規格の改正が
行われたところでございます。その内容としては,1つには,多様な教材や学習形態の変化に対応できるよう机の面積を広くした
こと,2つには,高さ調整が可能ないすを対象としたこと,3つには,材質規定を廃止し,木材の多様化など材料選択の幅を拡大
するとともに,有害物質の使用を規制したこと,4つには,情報機器の導入への対応を可能としたこと,5つには,強度,安定性,
耐久性などの試験方法に国際規格を採用したこと,6つには,身長に応じた高さの区分を国際規格区分に合わせたことなどで
ございます。この改正に伴い,今後,教室用机,いすの配備に当たりましては,改正内容を参考とし,改築校への導入を図って
まいりたいと考えております。既存校につきましても,計画的に導入できるよう,関係局と協議をしてまいります。
以上でございます。
○副議長(菅原敬子) 中川議員。
◆12番(中川啓)
<中略>
 次は,阿部新市長に意見,要望を最後に言わせていただきます。代表質問では「市政への考え方」を,言いかえれば新市長の
取り組み姿勢をお聞きしました。今後の施策の展開については,我々は次の2月に予算議会がございます。予算議会の中で,
政策の数字が出たところで今度は論議をしてまいりますので,どうぞよろしくお願いをしたいと思います。
 また,やはり市長の交代するメリットとして,私は4点ちょっと期待をしたいと思います。
まず1点目は,やはり今までの政策の刷新,これはいわゆる改革であります。
それから2番目に,今までやってきたことも原点に戻っての施策の構築ができるということですね。
それから3番目に,阿部市長に期待しておくのは,私は国政との好連携というものが生まれてくるのではないか。
それから最後に,市長が率います行政職員全体の帰属意識の向上を目指さなくてはいかぬ。この4つだけは,我々会派も今までも
きちっとその辺を見据えながらやってきたんですが,これは新しい市長になられたときのメリットとして,これからも市民の
皆さんとともに,それをアピールしていかなくてはいかぬと思いますので,よろしくお願いいたします。
 我々会派も,阿部市長を中心とする行政の皆さんとは,今後もはっきりと白黒の碁石を打つごとく闊達な論議を推し進めていく
ことを表明いたしまして,以上,終わります。ありがとうございました。
○副議長(菅原敬子) 以上をもちまして,日程第1,第2及び第3の各案件に対する各会派の代表質問は終わりました。
これをもちまして,代表質問を終結いたします。
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<中略>
○副議長(菅原敬子) 次に,
△日程第4の請願,陳情を議題といたします。
 平成13年第4回定例会以降,去る12月5日までに受理いたしました請願,陳情は,お手元に印刷配付してあります請願陳情
文書表(その1)のとおりであります。
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           請  願  文  書  表
┌──────┬─────┬─────┬──────────────┬───┐
│ 件  名 │請願提出者│紹介議員 │   要       旨  │付託 │
│      │     │     │              │委員会│
├──────┴─────┴─────┴──────────────┴───┤
│受理No 112                                │
│受理年月日 13.12.3                            │
├──────┬─────┬─────┬──────────────┬───┤
│川崎の子育て│幸区塚越4-│坂本 茂 │ 川崎市子どもの権利に関する│   │
│施策の充実を│345-3-234 │玉井信重 │条例に基づき,子育て施策の充│市民 │
│求めることに│小林淳子 │斎藤隆司 │実を強く求めます。     │委員会│
│関する請願 │ほか 105名│志村 勝 │1 入所を希望するすべての子│   │
│      │     │伊藤 弘 │ どもが,乳幼児が育つのにふ│健康 │
│      │     │佐藤喜美子│ さわしい環境を備えた認可保│福祉 │
│      │     │     │ 育園に入れるように,緊急に│委員会│
│      │     │     │ 「認可保育園」を増やしてく│   │
│      │     │     │ ださい。         │   │
│      │     │     │2 市の保育園で安定した保育│   │
│      │     │     │ の質,環境,安全性を確保す│   │
│      │     │     │ るために,現在の公立保育園│   │
│      │     │     │ の民営化はせず,市の認可保│   │
│      │     │     │ 育園に企業運営の参入を認め│   │
│      │     │     │ ないでください。     │   │
│      │     │     │3 地域の子どもたちの遊びや│   │
│      │     │     │ 交流の場である「こども文化│   │
│      │     │     │ センター」は民営化せず,児│   │
│      │     │     │ 童館としての本来の機能を拡│   │
│      │     │     │ 充してください。     │   │
│      │     │     │4 子どもたちの豊かな生活を│   │
│      │     │     │ 保障することによって,親が│   │
│      │     │     │ 安心して働き続けられるよう│   │
│      │     │     │ に家庭に代わる生活の場とし│   │
│      │     │     │ ての「学童保育」を全児童を│   │
│      │     │     │ 対象にした「わくわくプラザ│   │
│      │     │     │ 」とは別の事業として,従来│   │
│      │     │     │ どおり市が責任を持って存続│   │
│      │     │     │ ・充実してください。   │   │
└──────┴─────┴─────┴──────────────┴───┘
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○副議長(菅原敬子) ただいまの請願,陳情につきましては,文書表のとおり,それぞれの常任委員会に付託をいたします。
 なお,この際お諮りいたします。ただいま付託をいたしました請願,陳情のうち,本会期中に審議未了となったものにつきまして
は議会閉会中の継続審査にいたしたいと思いますが,御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(菅原敬子) 御異議ないものと認めます。よって,そのように決定いたしました。
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<中略>
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○副議長(菅原敬子) お諮りいたします。本日はこれをもちまして散会することとし,明日14日から25日までの12日間は
委員会における議案審査等のため休会とし,次回の本会議は26日の午前10時より再開し,各案件に対する委員長報告,討論,
採決等を行いたいと思いますが,御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(菅原敬子) 御異議ないものと認めます。よって,そのように決定いたしました。
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○副議長(菅原敬子) 本日はこれをもちまして散会いたします。
                  午後3時44分散会